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猫背と肩コリ

2018.10.19 | Category: 首・肩・腕の悩み

こんにちは、セドナ整骨院 公津の杜院の金子です。

今回は猫背と肩コリについて解説していきます。

 

肩コリとは通常、首から肩にかけての筋肉が何らかの原因によって緊張することで血流が低下し痛みや重さ、だるさなどの不快な症状が出ることを言います。

仮に普段は症状が出ていなくても、同じ姿勢が続くと固くなってくる、よく首を寝違える、時々頭痛がするなど、こういった場合も肩コリの可能性があります。

 

特に肩コリの原因として多いのが姿勢不良です。

 

肩コリにとって骨盤と背骨と頭の位置がとても重要になります。

通常、骨盤は軽く前に傾き、適度に腰は反って、背中が丸くなり、そして首が反る形が良いとされています。

 

ですが、座り方や立ち方など小さい頃からの姿勢のクセによって骨盤が後ろに傾き、腰が丸まり、背中が余計に丸まり、重心が後ろにいってしまったバランスを取るために首が前に出てくる猫背姿勢が完成してしまうのです。

 

頭は体重の約10%ほどあると言われていますので、成人であれば約5キロはあるということになります。

例えば5キロの荷物を常に手に持っていたら腕も疲れてしまいますよね。

首が前に出てしまうということは首の筋肉が5キロのものを支え続けている状態なのです。

 

たくさん注意点はありますが、まずは座り方が大切です。

特にデスクワークの方は何時間も同じ姿勢でいることが多いので座り方には気を付けましょう。

 

普段座っている時どんな姿勢をしているか振り返ってみましょう。

 

浅く座って腰が丸まってしまっていませんか?

ちゃんと座っているのに体から遠くにパソコンはありませんか?

 

 

左上の図以外は猫背や腰痛の原因になる座り方です。

骨盤を立てて腰の反りを軽く作り、頭が背骨の上に乗り、「空からヒモで頭を引っ張られている感覚」が正しい座り方です。

 

え~!背中きつい!と思うかもしれません。

猫背などの姿勢は背中の筋肉をあまり使わないため楽ではあるのですが、それを続けてしまいますと支える力がなくなり、将来的に腰が曲がっていくのは予想ができます(^^;)

 

そのためにも

★骨盤を立てて座ること

★頭を背骨の上に乗せること。

 

これを意識してみてください!

 

ちなみに床に座って生活されている方は少々大変です。なぜなら、基本的に床に座る場合、どこにも負担の掛からない座り方がないからです。

 

正座⇒膝をフルに曲げて体重が乗る⇒変形のリスク

あぐら⇒O脚や腰が丸まり猫背のリスク

横座り、女の子座り⇒股関節や膝への負担があり将来的な変形のリスク

 

と・・・やはり負担がかかるのですね。

アジア人にO脚やX脚が多いのは地べたに座る文化が影響されていると言われています。

 

どうしても、という場合には足への影響はさておき、正座かあぐらでお尻の下にクッションを挟み骨盤を立てて座りましょう。

 

これだけでも背骨は違います(^^)

 

座椅子も楽ではあるのですが、良い姿勢を取るのはおそらく難しいでしょう。

思い切ってイスへの生活に切り替えることも健康のための一手だと思います。

 

皆様の座り方はいかがですか?

ストレートネックや猫背などは肩コリの大きな原因のひとつです。

 

長年の肩コリや猫背でお悩みの方は気軽にご相談くださいね。


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