-オイルトリートメント | セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 公津の杜院
アロマテラピーとは「芳香療法」という自然療法の一つです。
植物には様々な香りの成分が含まれており、その香りの成分を抽出した「精油」を用いて心身の健康を図るのがアロマテラピーです。
精油は花、種、葉っぱ、樹木、樹脂、果皮などから抽出されます。
鼻から入った香り成分は脳へ伝わります。そこから電気信号となり自律神経やホルモンを刺激し、心や体に様々な作用をもたらします。またマッサージやお風呂などに使用した場合は、皮膚から血液・リンパ液へ吸収(経皮吸収)されて作用をもたらします。
漢方薬は自然の生薬をすり潰したり煎じて飲むことに対し、アロマトリートメントは経皮吸収という形で皮膚から植物から作られた精油を取り込んでいきます。
ですので、アロマテラピーも漢方薬と同じく「病気そのものにこだわらず、体質へアプローチすることによって健康に導く」という考え方に基づいています。
その理由から当院でのアロマテラピーを「メディカルハーブ療法」と呼んでいます。
体調や体質に合わせて7本あるオーガニックブレンドオイルを選び、更に筋肉・関節など体のプロフェッショナルである整骨院のスタッフによるトリートメントで、患者様の症状の緩和や定期的な心身のメンテナンスを行っていきます。
アロマテラピーの精油の吸収ルートには①鼻から脳 ②肺から血液 ③皮膚から血液の3つのルートがあります。オイルトリートメントを行うことで、この3つの吸収ルート全てから精油の成分を吸収できるのです。
体質に合わせた精油の効果を余すことなく発揮するためにもオイルトリートメントが最も効果的だと考えられます。
また、下の項目のようにオイルトリートメント自体の効果も相乗効果として加えることができます。
皮膚は脳神経とつながる終末器官です。その皮膚に心地よい刺激を与えることで、心を落ち着かせる効果や疲労感を取り除く効果があります。
トリートメントにより、体内の水分が移動するので、老廃物や余分な水分などが排出されやすくなります。継続することで、毒素をためにくい体質へと変化していくので、精油との相乗効果で諸症状に対応できます。
トリートメントを行うと血流に働きかけるため、新鮮な血液や栄養素を細胞に届けることができます。また、老廃物や疲労物質を回収するリンパ液を刺激することで、肝臓や腎臓に老廃物を迅速に届けることができるため、新陳代謝を促す効果もあります。
適度な刺激を送るトリートメントは、筋肉を柔軟にする効果があります。
筋肉を柔軟にすると関節が動きやすくなるため、ケガの予防にもつながり、さらに運動時に発生する乳酸や疲労物質の除去を早めることもできます。
精油や植物油の有効成分は、トリートメントによって体に浸透していきます。
それにより各細胞まで有効成分が届き、皮膚の潤いや弾力を高める作用があります。さらに、皮脂腺の働きを高める効果があるので、肌の色つやを良くすることもできます。