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2021.07.02 | Category: 未分類

こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の金子です。

現在ブログはnoteにて更新をさせていただいております!

健康情報や商品紹介を中心にアップロードしておりますのでご一読ください!

セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院 公式note

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運動と食事は健康の基礎!

2021.01.12 | Category: 体質へのアプローチ

皆さん、こんにちは!

セドナ整骨院・鍼灸院 公津の杜院の篠原です。

運動と栄養は健康の基礎、ということをお伝えしていきたいと思います。

今回は運動=ストレッチ、食事=不足しがちな栄養素について2つご紹介いたします。

ストレッチ

最近では寒さが非常に強くなり、筋肉が収縮することから血管が細くなってしまい、血行不良を引き起こしてしまう可能性が高まってきます。また、ぎっくり腰などの症状を抱えている方も増えてきていますので、ストレッチの重要性を改めて感じています。そして、皆さんが意外と知らない栄養失調について。「野菜をたくさん食べているから栄養は取れている」など量は食べているのに身体に必要な栄養素が足りていない方が多いです。ですから、今回のブログを通して、ストレッチの重要性と皆さんの食事を見直すきっかけになったらなと思い、ご紹介していきます。ぜひ、最後までご覧ください。

皆さん、ストレッチとは何ですか?と聞かれたら答えられますか?

実は私の周りにいる家族や友人・以前少年野球のコーチをしていたのでその時の子供たちにもアンケートを取ってみました。

①監督やコーチにやれと言われたから

②ストレッチはやった方が良いと聞くから

③なんとなくやっている

④やり終わった後少し身体が楽になるから。

というものでした。ストレッチの意味をしっかりと理解している方は少ないんだなという印象でした。

こういった方が一人でも少なくなり、患者さんがストレッチの意味と重要性を理解し、好きになってもらえるように今改めてここで皆さんと共有していきたいと思います。

ストレッチとは「意図的に筋肉や関節を伸ばし、筋肉の柔軟性を高め怪我や痛みの予防やリハビリ・疲労回復の為の運動」です。そして、「身体の柔軟性を高めるのに効果的であり、準備運動や整理運動の一要素」としても活用されています。

そして、ストレッチにも種類があります。

  • 静的ストレッチ(スタティックストレッチング)
  • 動的ストレッチ(バリスティックストレッチング/ダイナミックストレッチング)

どうやって使い分けていくかがポイントになってきますのでご紹介いたします。

静的ストレッチ(スタティックストレッチ)

静的ストレッチというのは、反動をつけずにゆっくりとした動きで、目的である筋肉や腱を伸ばします。一般的にストレッチというとこの静的ストレッチを思い浮かべる方が多いと思います。筋肉は骨から始まり骨に止まります。骨に付着した部位を起始と停止といい静的ストレッチは、ゆっくりと関節に動きを加えながら、筋肉の起始と停止を遠ざける動作です。筋肉を伸ばした状態で反動をつけず、一定時間保持(30秒から45秒程度)することで筋肉の緊張を和らげ、柔軟性の向上や関節可動域の拡大といった効果を得ることが出来ます。

また、深呼吸しながら取り組むことで副交感神経が優位になり、リラックス効果もあります。寝る前にストレッチをすると良いと聞いたことがあるかもしれませんが、これが理由になります。

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動的ストレッチ(バリスティック/ダイナミックストレッチング)

そして動的ストレッチの中のバリスティックストレッチングは反動を上手く利用してリズミカルに筋肉を伸張させるストレッチになります。筋肉を伸ばした状態からリズミカルに反動を利用したストレッチでウォーミングアップの途中などある程度身体を動かしてから行うのが良いと言われています。学校の体育の時間でアキレス腱を1・2・3・4・5と反動をつけて伸ばしていた記憶がある方が多いと思います。

ですが、このストレッチは反動をつけるため筋肉が耐えられる範囲を超えてしまうと筋肉や腱の損傷に繋がってしまう可能性もありますので十分に注意をする必要があります。ごく稀に痛いと思うくらい強くストレッチした方が柔軟性が高まるのが早いだろうと思い強くストレッチをしてしまう方がいらっしゃりますが逆に怪我をしてしまうリスクもありますのでもし周りにそういった方がいらっしゃりましたら教えてあげてください。

一方、ダイナミックストレッチングは拮抗する筋肉の収縮を促して対象の筋肉を伸ばしていくストレッチになります。バリスティックストレッチと異なる点としましては、伸ばしたい筋肉と反対の作用を持つ筋肉を収縮させて対象の筋肉の柔軟性を高めたり、実際に運動の動作を取り入れながら筋肉同士の協調性を高めてくれる働きがあります。

学生時代、私が高校野球をやっていた時もダイナミックストレッチを取り入れてました。近年のスポーツ界でもブラジル体操や大リーグミネソタ・ツインズで活躍している前田健太投手が登板前に行っている「マエケン体操」もこのストレッチに含まれ、準備体操に用いられることが多いです。見た目はストレッチというイメージからは程遠いかもしれませんが関節の可動域を広げたり、筋肉を伸ばす作用があるストレッチの一種なのです。

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マエケン体操という肩こりブレイカー : 鯉速@広島東洋カープまとめブログ

そして、ラジオ体操はこれらの動的ストレッチの要素が組み合わさっていると言われています。動的ストレッチは伸張反射を高めることで、運動の切り替えがスムーズになることや心拍数向上などの効果があり非常に準備体操に向いていると考えられます。

ストレッチまとめ

簡単にまとめると筋肉は身体を動かす時のエンジンです。運動を始める前に、静的ストレッチを過度に行うと、「目的の筋肉が弛緩してしまうことから筋肉の最大出力低下し結果的にパフォーマンス低下に繋がってしまう」と言われています。

なので運動前のウォーミングアップは、軽く汗をかく程度に身体を動かし、身体や筋肉の深部体温を上げ、筋肉の伸張性を高めることで関節可動域の拡大になり柔軟性が高まることから怪我の防止に繋がったり筋肉のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。体温や心拍数が上がるため交感神経も活発になります。

動的ストレッチは「さあ、身体を動かすぞ」と身体をオンにする役割も担っているんですね。これらの目的を達成するために動的ストレッチをお勧めします。ですが、静的ストレッチも関節に抑えて、動的ストレッチと並行して取り組む方法が良いと考えます。

筋肉の柔軟性を高めて、関節可動域を広げることは、スポーツパフォーマンスの向上に繋がります。静的ストレッチは、運動終了後のクールダウンとして行うことが適切です。運動や筋トレ後は筋繊維が損傷して筋肉の周りを包む筋膜が固まりやすくなっています。ですから、ゆっくりと筋肉を伸ばし血流を促し身体の隅々まで酸素を送り届けることで、損傷した筋肉の早期回復に繋がっていきます。

どちらのストレッチ方法も運動前なのか後なのかで使い方が変わっていきます。適切なタイミングで行う方が身体のパフォーマンスが向上されますので、ぜひ試してみてください。

セルフケアとしてのストレッチ

胸鎖乳突筋

一つ目は胸鎖乳突筋です。この筋肉は鎖骨の内側から始まり耳の後ろに繋がる筋肉です。作用は首の屈曲と回旋、鎖骨・胸骨の挙上があります。長時間、パソコン作業をされている方は肩甲骨が外に開き、肩が内側に入る。また、姿勢が悪い方が多く、ディスプレイを見るために頭が前に倒れている方も多いですよね。その状態は胸鎖乳突筋が常に緊張している状態ですので、今回お教えするストレッチはとても有効です。

1、左右片側の肩に手を置いて、鎖骨を軽く押さえます。

2、押さえている方の脇を閉じながら、鎖骨を固定しておく。

3、そのまま交互に大きく首を振るようにして回していきます。

反対側も同様に行います。ポイントとして胸鎖乳突筋だけではなく、首の後ろや肩回りの筋肉も伸びている感覚をつかむようにしてみてください。首の横側が伸びている感覚はありますか?試してみてください。

大胸筋

二つ目は大胸筋です。大胸筋は鎖骨の内側や胸骨から始まり、上腕骨の大結節稜という場所に繋がっています。

作用として肩関節の水平屈曲、内転、内旋、屈曲、外転の作用があります。肩を動かす時には基本的に使われていることが多い筋肉ですよね。肩のオーバーワークをされている方やデスクワーク等で巻き肩の方は比較的大胸筋の筋緊張しているケースが多いです。

ストレッチ方法は壁か棒などの横に立ち、肩の高さに合わせて手のひらを壁につけます。その姿勢のままゆっくり身体を前に移動していきます。その時に胸が伸びてきたなと思うところで深呼吸しながらキープしていきます。大胸筋が伸びている感覚を感じられましたか?ご自宅でも簡単に始められることだと思いますので、ぜひ試してみてください。

腸腰筋

三つ目は腸腰筋です。腸腰筋は腸骨の内側面、仙骨底、第1~5腰椎体から始まって、大腿骨の骨幹部・小転子に繋がっています。作用は股関節の屈曲、外旋、骨盤の前傾に作用します。立位姿勢を保つ際の抗重力筋ですよね。腸腰筋が衰えてくると身体のバランスが悪くなったり、姿勢が悪くなる、下っ腹がポコッと出てしまう、つまずきやすくなってしまうのでしっかりストレッチをやっていきましょう。

右足が前。左ひざが後ろになるように膝立ちの状態になって膝が90°になる程度前に出します。そのまま両手をももの上に乗せ、姿勢は伸ばし股関節を前に押し出すように動かします。この状態をキープしましょう。 なかなか普段ストレッチ出来ていない場所だと思います。初めて知る方も多いと思いますので、分からなかったら気軽にご相談ください。

大臀筋

最後はお尻の筋肉、大臀筋をご紹介していきます。大臀筋は仙骨と尾骨の後面から始まり、殿筋粗面と腸脛靭帯という場所に繋がっています。股関節の伸展、外転、外旋、内転の作用があり、日常生活では歩いたり走ったりする時に脚を後ろに蹴り出す動作や、足を踏み込んだ際に下半身を安定化させる時に働きます。日常生活において大切な筋肉ですのでストレッチをしっかりと行いましょう。

椅子に浅く座り、右足を上に組みます。そのまま上体を前に倒していくとお尻が伸びてくるのが分かりますので無理のない範囲でキープしていきます。これを交互に行っていきます。

ストレッチについていかがだったでしょうか?知っていたモノもありましたか?ストレッチをするにあたって呼吸を止めずに深呼吸しながら行うこと。15秒から30秒ほど行うといいと思います。どれくらいやればいいの?いつやればいいの?とご質問を頂くことが多いですが、回数は特に指定はありません。ご自身の空いた時間などで取り組んでみてください。

身体の柔軟性は非常に大切なものです。身体の柔軟性が上がってから痛みが減ったという方や以前より同じ姿勢をしていて痛みが出ていたことが出なくなったという声も聞いています。ご自宅でできる簡単なセルフケアはストレッチになりますので皆さん是非、お試しください。

食事について~質的栄養失調~

質的栄養失調

次は質的栄養失調についてご紹介していきます。

皆さん、「質的栄養失調」という言葉を聞いたことがありますか?ない方のためにご説明させていただきます。質的栄養失調とは「糖質過多・タンパク質不足・ビタミン&ミネラル不足」です。これを低糖質・高タンパク質・高ビタミン&ミネラルに変換していきたいです。

思い返していただきたいのですが、夜中のカップラーメンや仕事や家事、人間関係から甘いもの、清涼飲料水の過剰摂取など心当たりはありますか?

栄養失調写真素材、ロイヤリティフリー栄養失調画像|Depositphotos®

「最近、眠れない日が続いている」「落ち込むことが多い」「やる気が出ない・不安」といった心の不調を感じている方が増えています。もしかしたらこの症状の原因は身近にあるかもしれません。それは「栄養」です。勘違いしている人の中で「野菜をたくさん食べているから栄養は大丈夫」という人でも栄養失調に陥ります。その欠けているモノの代表がたんぱく質鉄分です。また、栄養素が足りないだけではなく、身体に害のある食事をしている人が増えている状態です。

欠けている栄養素 たんぱく質

たんぱく質というと筋肉のイメージが強いかもしれませんが、実はたんぱく質は身体そのものの原料なんです。血液や臓器・筋肉、分泌されるホルモンなどそれらの機能を正常に働かせてくれるのがたんぱく質の役割です。そして、鉄は血液のヘモグロビンと結合して全身を巡ります。また、脳内の神経伝達物質を作るのに欠かせない成分です。女性の9割以上が鉄不足と言われています。

お肉を食べると胃もたれするという風に解釈している方も多いのかもしれません。その「お肉を食べる=胃もたれ」という公式こそがたんぱく質不足の原因かもしれません。胃や腸などの消化器官や分泌される消化酵素もたんぱく質で出来ているのです。ですから、たんぱく質が不足すると、胃腸の機能や消化酵素の分泌が悪くなり、お肉を食べると結果的に胃もたれが起きてしまうという状態を引き起こしてしまうかもしれません。

現代人の身体を質的栄養失調に陥れている元凶ともいえるのが糖質です。その代表が白砂糖。お菓子やジュースなどに含まれています。また、ご飯や麺、パンといった炭水化物に含まれる糖質も見逃せません。特に忙しい方は朝はパンとコーヒー、昼はパスタやラーメン、夜はカレーライスと炭水化物がメインの食事で終わらせている方が多いのではないでしょうか。

糖質主体の食事は、たんぱく質や鉄が不足しやすい点に加えて、糖質によって急上昇した血糖値を下げるために分泌されるインスリンを合成する過程で、たんぱく質(アミノ酸)が使われ、ビタミンやミネラルも消費されます。つまり、糖質を取るということはタンパク質やビタミン・ミネラルを浪費するということ。質的栄養失調から脱却するためには、糖質にまみれた生活から抜け出す必要があります。

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そして、たんぱく質は三大栄養素の一つ。身体を構成する骨や筋肉・皮膚などの「身体を作る」材料になるものです。血液にもさまざまなたんぱく質が含まれますし、代謝の働きを助ける酵素や内分泌を担うホルモンなどもたんぱく質が材料ですから健康な身体を維持するために欠かせません。たんぱく質は英語でプロテインと言いますが、その語源はギリシャ語で「もっとも大切なもの」を意味しており、とても重要かが分かりますよね。

人の身体は数十兆もの細胞から成り立ち、分解と合成を繰り返しています。細胞が生まれ変わる時期は部位によって異なりますが、肝臓の細胞は約2週間で、血液中で酸素を運ぶ赤血球は約120日で新しい細胞と入れ替わります。たんぱく質が足りなくなってしまうと様々な器官が正常に働かなくなり、食べたものを消化・吸収する働きにも悪循環をもたらすことになります。

意外に思われるかもしれませんが、心の働きを支えるのも身体なのです。それはたんぱく質が体内の神経伝達物質の原料にもなるから。たんぱく質が不足してこれらの物質を十分に作ることが出来なくなると精神的にも不安定な状態に陥ってしまうのです。

では、一日でどれくらいのたんぱく質が必要なのか。一日最低自分の体重1㎏×1gのたんぱく質を摂った方が良いでしょう。また、たんぱく質は二つに分かれていることをご存じですか?植物性のものと動物性のものに分けられます。食品に含まれるたんぱく質の量を比べると動物性たんぱく質の方が圧倒的に量が多いのです。また、同じ動物性でも魚より肉の方が多いことも分かっています。

鉄分を多く含む食品[10285001905]の写真素材・イラスト素材|アマナイメージズ

欠けている栄養素 鉄分

次の鉄に関しては人間の生命活動を維持するために必須とされる16種類のミネラルの一つです。これらのミネラルは人間の体内で合成することが出来ないため食事などで安定的に摂取しないといけません。

鉄は血液を介して呼吸で取り入れた酸素を身体の隅々まで供給する役割を担っています。このため、鉄が不足すると酸素の供給がスムーズに行われなくなり、細胞が酸欠状態になってしまうのです。これがいわゆる「鉄欠乏性貧血」と呼ばれる症状になります。

ですから、鉄は重要な栄養素ですが現代の日本人は慢性的な鉄不足の傾向にあります。この原因として挙げられるのが加工食品を多く食べるようになったことや偏った食事からのダイエットが原因として考えられます。

そして、月経のある女性は毎月経血と一緒に鉄を排出しているため圧倒的に鉄が欠乏している状態ですが、最近だと男性でも鉄が不足している方が増えています。それに加えて激しいスポーツをしている方は大量の汗と一緒に鉄が排出されてしまうスポーツ貧血の可能性もあります。女性だけが足りていない栄養素ではなく男性にも十分鉄不足に陥る可能性があるので注意が必要です。

いかがだったでしょうか。今回はストレッチの重要性と質的栄養失調についてご紹介いたしました。人が生活する上で非常に大切なことだと思います。ぜひ、今回のブログを通して皆さんの健康への良い情報となったらなと思います。なにか不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

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スポーツによる痛み

2021.01.04 | Category: 整体,鍼灸

こんにちは!セドナ整骨院・鍼灸院です。今回はスポーツ障害についてお話させていただきます。

スポーツ障害とはスポーツによって起こるケガで、オスグッド病やシンスプリント、疲労骨折、腰椎分離症、野球肘やゴルフ肘などがあります。

コロナ禍でストレス解消の為にスポーツを始めた方も多く、当院でもスポーツ障害での来院が増えてきています。では何故スポーツ障害が起こるのでしょうか?

起こる原因として、スポーツ動作によって負荷が繰り返し身体にかかることで、負荷部分が損傷する事で痛みを引き出します。痛みは慢性的な症状で、いわゆるオーバーユース(使いすぎ症候群)とも言われています。

症状としては軽いものから、日常生活に支障をきたすほど重いものまであります。多くの患者様は違和感が出てから痛みが増すまで我慢してスポーツを行い続け、痛みがひどくなってから来院されることがほとんどです。

スポーツでの怪我には他にはスポーツ外傷と呼ばれるものもあり、これは骨折や脱臼、捻挫や肉離れ、打撲などがあり、急性のケガのことを指します。

これは足を捻ったり、ぶつけたなど一度の外力によって損傷し痛みを引き起こします。実はスポーツ障害とスポーツ外傷では、スポーツ障害の方が治りにくいものになります。

なぜならば、スポーツ障害の方が長い時間をかけて症状を引き起こしているため、治癒にも時間がかかってしまうためです。

またスポーツ障害では、圧倒的なケア不足や悪い運動動作が原因で起こすことが多く、当院では治療で症状の改善はもちろんですが、セルフケア方法や運動動作の改善が必要になってきます。

こういった事から、スポーツ障害の治療は患者様本人の知識を深めていただくことも必要になります。知識を深めて、症状の改善を目指していくと共に今後の予防にもつながっていきます。

競技別起こりやすい代表的なスポーツ障害

テニス・・・テニス肘(外側上顆炎)

バレーボール・・・オスグッド病・腰椎分離症

野球・・・野球肘・野球肩・腰椎分離症

ゴルフ・・・ゴルフ肘(内側上顆炎)・腰椎分離症

サッカー・・・グローインペイン(鼠径部症候群)・オスグッド病・腰椎分離症

バスケットボール・・・オスグッド病・ジャンパーズニー(膝蓋靭帯炎)・腰椎分離症

ランニング、マラソン・・・足底腱膜炎・ランナーズニー(腸脛靭帯炎)

上記のように、スポーツによっても起こりやすいスポーツ障害が変わってきます。スポーツの競技特性などの把握、適切な練習量が行われているか、現場でケアが徹底されているかも確認しないといけません。

最近では、子供のスポーツ障害・外傷が多くなっています。理由としては、スポーツの競技レベルが高くなっていることが上げられます。

昔に比べ、科学も発達した世の中では子供への求めるレベルが高くなっている事もあり、大人と同じ動きを求められることがありケガに繋がってしまうのです。

また、競技自体も多種多様になり、指導者側の怪我に対しての知識不足も問題に上がっています。当院に来院された患者様にお話を聞くと、ストレッチ指導や適切な処置をされずにひどい状態になってから相談に来たということもありました。

子供に多いスポーツ障害

オスグッド病

オスグッド病は多くは10~15歳の成長期の子供に発症します。膝の脛骨と呼ばれる骨には、脛骨粗面といわれる部位があり、そこには前腿の筋肉「大腿四頭筋」が「膝蓋腱」となり付着します。

大腿四頭筋は、主に膝を伸ばす働きを持っています。膝を伸ばすことの繰り返しにより、大腿四頭筋が緊張し、付着部である脛骨粗面の成長線に過剰な負荷がかかり、炎症を引き起こします。この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期で、骨自体が柔らかいため重症化すると骨が剥がされる「剥離骨折」を引き起こしてしまいます。

オスグッド病は子供に発症し、バスケットボール・バレーボール・サッカー・テニス・野球・陸上などのジャンプやダッシュが多い競技でよく見られます。また、水泳やダンスなどでも起こり、どの競技でも見られます。

また、骨の成長に筋肉が追いつけず、骨に筋肉がついているところ(付着部)が引っ張られ、炎症を起こします。これが膝で起こったのが「オスグッド病」と呼ばれるものです。

そもそも成長痛とは成長期の子供に多くみられる痛みの総称で、骨の骨端線といわれる骨が成長する部分での炎症です。軽度な場合は運動ができるため、痛いながらも練習を休まず続けている方がほとんどです。無理して運動を行っていると先述したように、重症化し、剥離骨折を引き起こします。

また、痛みによって練習効率が悪くなり、パフォーマンスの低下も見られます。更には痛みをかばってしまい、体の歪みや、新な怪我のリスクも高くなってしまいます。

このようなことから、成長期からしっかりとしたケアが必要になってきます。

ですので、いかに周りにいる大人がオスグッド病の事を理解し、予防やケアが行える環境にいるかも重要です。

セルフケア方法としては、大腿四頭筋のストレッチやマッサージやふくらはぎのストレッチ(腓腹筋・ヒラメ筋)などがあり、そして練習を行う際にはサポーターやテーピングなどで負荷を減らしていきます。

子供はまめにストレッチできることが少ないので、保護者や指導者の方の協力が必要です。当院ではセルフケアを指導する際、保護者の方と一緒に行うようにしています。

そして運動動作では、膝の屈伸動作の改善を行います。

膝が内側に入るKnee-in動作や、膝蓋骨の動きの確認、股関節の屈曲、足関節の背屈制限などがありそれらは患者様本人の動作を見てどこに問題があるのかをチェックしていきます。

これは、専門的な知識が必要になってきます。セドナ治療院グループではスポーツ現場を経験したスタッフが在籍しておりますので、しっかりとフォローを行えることができます。

テニス肘

テニス肘とは、正式名称は外側上顆炎といいます。中年以降の成人に多く生じ、テニスに多く起こるのでテニス肘と呼ばれています。

前腕にある長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋と呼ばれる筋肉が、肘の外側、上腕骨外側上顆と呼ばれる骨の部位に付着し、引っ張ることで骨膜の炎症が起こり、痛みが生じます。

日常生活で物を持ちあげたり、パソコンのタイピング動作、タオルを絞るなどでも痛みが出ることがあります。

検査方法として、次の3つが上げられます。

1. Thomsenテスト

手首(手関節)を曲げるようにして、患者様には肘を伸ばしたまま施術者の力に抵抗して手首(手関節)を伸ばす。

2. Chairテスト

患者様に肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げてもらう。

3. 中指伸展テスト

中指を上から押さえるのに抵抗して、患者様に肘を伸ばしたまま中指を伸ばしてもらう。これらの検査で肘に痛みが出た際は、テニス肘が疑われます。

テニス肘の場合、バックハンド動作が多くなると痛みが生じやすいです。

何故ならば、そのバックハンドの動きで再程上げた前腕の長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋と呼ばれる筋肉が収縮し、その結果骨の表面を引っ張ってしまい、炎症を引き起こします。

ですので、バックハンドでの素振りが多くなってくると要注意です。

繰り返しの動作で前腕の長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋が筋疲労を起こし筋肉の緊張性が高まり、牽引力を高めてしまうのです。

ですので、炎症を抑える治療はもちろんですが、前腕の長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋の筋緊張を下げるためにこまめなストレッチ指導も必要になっています。

また、練習時にサポーターやテーピングなどで負荷を減らすことも可能です。動作の改善としては、素振りの動作改善を加えていきます。

問題は肘ですが肩や、腰部、股関節、膝、足関節など全身を見ることが必要です。肩に関しては肩甲骨の動きから、鎖骨などの動きを見ていきます。

腰部に関しては回旋の動作、肋骨の動き、股関節の可動性、膝のKnee-in動作、足関節の背屈制限はないかなどを見たうえで、動作改善指導を行っていきます。

足底腱膜炎

足底腱膜炎は、マラソンなどの競技者に多く見られ、朝起きて足をつくと踵もしくは土踏まずに痛みが生じ、歩くと徐々に痛みが和らいでいくのが特徴です。(痛みが悪化した場合は痛みが和らがなくなります)

足底腱膜とは土踏まずの部位にあり、足部の縦アーチを保持しています。スプリングのように歩いたときやジャンプの着地など、荷重時にショックを吸収します。

ランニングやジャンプ動作などで体重負荷が足部(踵)にかかる場合、足底腱膜は繰り返しの負荷によって腱が変性し、微小断裂や炎症が発生します。偏平足の方に多く、また体重の増加により足部への負荷が高まり生じることもあります。

また、併発症として外反母趾の方にも多く生じやすくなります。

何故ならば、外反母趾の方は歩行時に拇趾球での蹴りだしがうまくできず、足底腱膜のアーチを持ち上げる働き(ウインドトラス機構)が低下し、偏平足傾向になり足底腱膜のスプリング機能が著しく低下するためです。

こうしたことから足底腱膜炎で一番見なくてはいけないのは、足部のアライメント(配列)を見ていきます。

セルフケアとしては、足底腱膜のストレッチやマッサージになります。簡単なマッサージとしては、椅子に座った状態でゴルフボールを土踏まずのところで踏みコロコロと刺激を入れていきます。そうすることで、簡単に足底筋膜をほぐすことが出来ます。是非お試しください。

動作改善に関しては、足関節の柔軟性や偏平足の改善などを行います。

また、練習場所の確認(マラソンならトラックなのか、土のグランドなのか、コンクリートなのか)やシューズの確認を行うことで、症状の改善や予防をすることが可能です。

シューズに関しては、人によって足の形が違うため、合う、合わないが出てきます。その際はぜひご相談ください。

腰椎分離症

腰椎分離症は、腰痛の原因でもあり野球、バレーボール、バスケットボール、サッカー、柔道、ラグビー、ウエイトリフティングなど、頻回に体幹の前後屈、回旋を行うスポーツに多く見られます。

中学生ぐらいのスポーツ選手に発症しやすい腰痛の一つです。腰の骨の腰椎という骨の亀裂により起こる腰痛であるため、長時間経過観察をする必要があります。

症状としては腰の痛み、お尻の痛み、大腿外側の鈍い痛みで、背中をそらすと腰痛が増強しやすくなります。長時間の運動のみならず長時間の立位、座位、中腰姿勢でも起こりやすいですが、椎間板ヘルニアの様に足に痺れなどの神経麻痺症状を伴うことはありません。

先天性のものは遺伝によって腰椎が弱く、発生的に分離しているものになります。後天性のものは腰部の繰り返しのスポーツ動作によるストレスで起こる関節突起間部の疲労骨折になります。

腰部の柔軟性はもちろんですが、股関節の柔軟性、胸椎の可動性などの確認を行い、腰部への負荷を減らしていきます。

ジャンパー膝 膝蓋靭帯炎

ジャンパー膝とは、大腿四頭筋と呼ばれる筋肉が膝蓋腱を形成し、その膝蓋腱が炎症を生じたものになります。

ジャンプ動作の多いバレーボールやバスケットボールや、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに多くみられます。

原因としては大腿四頭筋の柔軟性低下があり、特に成長期の子供は骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、筋肉の緊張が高くなり、膝蓋腱への負荷が増してしまうため症状を引き起こしてしまいます。12〜20歳、特に10代の男性に多く見られます。

セルフケアとしては大腿四頭筋のストレッチやマッサージを行うことで、大腿四頭筋の柔軟性を高めます。

動作の改善としてはジャンプの着地時に、股関節の連動性を高めることや膝のKnee-in動作の改善、足関節の背屈制限の改善などがあげられます。

また、ジャンプの着地ではスポーツ外傷が多く起こります。

膝の半月板損傷や前十字靭帯断裂、足関節捻挫などの怪我の受傷も多く見られるため、ジャンプの着地動作改善は怪我の予防にとても重要になってきます。

野球肩

野球肩とは、野球のように投球動作の中で肩関節に負荷がかかり、インピンジメント症候群や棘上筋腱炎などの肩関節障害で、主に肩の痛みが症状として起こります。

野球肩はオーバーヘッドスローイング動作を行うスポーツ全般で発症しますが、特に野球のピッチャー、キャッチャー、バレーボールのアタッカー、テニスのサーブ・スマッシュ時、アメリカンフットボールのQB、水泳(クロール、バタフライ)、ハンドボール、陸上競技のやり投などでも起こります。

肩関節障害の種類として、滑液包炎、棘上筋腱炎、上腕二頭筋腱炎、肩甲上神経麻痺による棘下筋萎縮、インピンジメント(impingement)症候群、上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)など多くのものが含まれます。

様々な種類の障害があり、損傷部位も変わってきますので治療の時はまず鑑別が重要になります。

野球の投球動作は、ワインドアップ期、コッキング期、加速期、リリース減速期、フォロースルー期の5相に大別され、それぞれの期において受傷原因が異なります。

ですので、どの期で痛みが出現するのか、どこに痛みが出現するのか確認することが必要です。

リトルリーグ肩

若年成長期の選手が投球動作の加速期にストレスを繰り返し受けることによって、上腕骨近位骨端線の離開を生じる疲労骨折の一種です。成長障害の原因になりますので、注意しなくてはいけないスポーツ障害であります。

野球に関しては、近年若年層の投球数制限を設けたりして怪我の予防に力を入れている競技です。

ただ、まだスポコンのような根性論も残っているのも事実です。

いかに使いすぎをなくせるのかが課題の一つになります。

野球肩のセルフケアとしては肩甲骨周囲のストレッチが有効です。また自宅で簡単に肩甲骨の柔軟性を高められるものでストレッチポールというものがあります。

ポールの上にあおむけになって乗ることで、背骨を支点に胸郭を開き、肩甲骨をリラックスした状態で動かすことが可能です。

なかなか肩甲骨を動かすことが出来ない場合はこのストレッチポールで簡単に行うことが出来ます。

肩甲骨だけではなく、背骨のストレッチにもなるので腰痛や肩こりなどの症状にもおすすめです。

動作改善としては、どの期で痛みが生じるのか、どこが炎症を起こしているのかを確認したうえで、投球の問題動作を改善していきます。投球動作も肩だけではなく、体幹の回旋や股関節の柔軟性、体幹筋バランスや肩関節周囲筋群の筋力トレーニングが必要になります。

今回は代表的なスポーツ障害を紹介させていただきました。スポーツを行う上で怪我や痛み、疲労はスポーツを行っている以上切っても切り離せません。

部活を行っている子供は「休んでいる間にレギュラーから外れてしまう。」

競技レベルが高いスポーツを行っている方は、「もっと練習に打ち込める体作りをしたい。」

そして健康づくりでスポーツを行っている方は「怪我の予防法やセルフケアの方法を知りたい。」

そういったお悩みを抱えていらっしゃいます。

私たち自身スポーツの現場で感じた事は、競技者本人、指導者、保護者の方々のスポーツ障害や外傷の知識不足です。本来スポーツ障害も外傷もきちんと理解していればリスクを下げることが出来ます。

また、怪我をした時に正しい処置を行うことが出来れば予後も変わってきます。

知らなかったことで、処置が遅れ、本当は続けたいのに諦めてしまった方も見てきています。

ですので、私達が整骨院で治療するのはもちろんですが今回のようなブログで情報を発信することでスポーツに関わる方に少しでも知識をお渡し出来たら、と思います。

一人でも多くの方が心から楽しんで、充実したスポーツを行えるよう私達が全力でサポートします。

困ったときは是非ご相談くださいね。

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腰痛

2020.12.26 | Category: 坐骨神経痛,整体,腰痛,鍼灸

腰という漢字は「月(にくづき)に要」といわれるように、身体に中心にありとても大切な箇所です。腰を痛めると日常生活にも多くの支障をきたすようになりますので1日でも早い症状の改善と、予防が必要になってきます。腰をかばっての日常生活は、さらなる腰痛の悪化と、日常生活の自由を奪う結果になるかもしれません。

腰痛は日本人が訴える症状の第1位で、総計開始から24年で49%増加というまさに「国民病」と言える疾患です(国民生活基本調査.2013)

職業性腰痛の総医療費は「年間約 820 億円」にのぼります。腰痛による休業や失業に起因する社会的損失は莫大なものになります。

皆さんもこんな経験ありませんか?

「朝起きてからずっと腰が重い」

「腰を動かすと痛みや違和感を感じる」

「長い時間の同じ姿勢を取るのがきつい」

「数分間、歩くと腰から足に痛みが出てくる」

「靴下やズボンを履く際に動きが悪い・痛む」

「足全体にシビレ感・冷感がある」

「病院では「レントゲンに問題ない」と言われたがずっと痛む」

「背骨が曲がっていると感じる」

以上のような事、そして腰に不調を感じたら、我慢せず早めにご来院ください。

腰痛でやっかいなのは「発症率」が高く「慢性化」「再発率」が高い。という事です。

腰痛の数字

◇発症率

・腰痛は日本人が訴える症状の第1位:統計開始から24年で49%増加(厚生労働省国民、生活基礎調査、2013)

・40 歳以上の約 2,800 万人が腰痛保有(男性では40-50歳代をピークに減少も、女性では年齢と共に骨粗鬆症と共に増加)

・時点有病率は約25%、年間羅患率は約43%、生涯羅患率約70%

◇再発率

・既往歴のない患者の22%、既往歴のある患者の56%が1年以内に再発し、全腰痛患者の再発率は60%

・痛みと活動障害は1か月で改善して82%が職場復帰を果たすものの、1年以内に73%が再発

◇慢性化率 

・一般住民の30%が慢性頚肩腕痛に、23%が慢性腰痛に苦しんでいる

・慢性痛患者の約50%が同時に慢性腰痛を抱えている

このように腰痛は、その他の疼痛性疾患よりもとても厄介な疾患と言えます。

しかし腰痛の特性である、この3つの要因は適切な知識と施術があれば十分改善します。

発症後、早い段階で施術を開始することで「再発率」「慢性化率」を限界まで引き下げることが可能です。

腰痛の定義

定義で確立したものはなく、主に疼痛部位発症からの有症期間、原因などにより定義される事が多く、一般的には触知可能な最下端の肋骨と殿溝の間の領域に位置する疼痛の総称とされます。症状の期間からは、

➀急性腰痛(発症からの期間が4週未満)

②亜急性腰痛(発症からの期間が4週以上から3ヵ月未満)

③慢性腰痛(発症 からの期間が3ヵ月以上)

に分類され、原因の明らかな腰痛(特異的腰痛)と明らかでない腰痛(非特異的腰痛)に分類されます。

腰痛の分類

腰痛は大きく分けて「特異的腰痛」「非特異的腰痛」に分類できます。

特異的腰痛とは重大疾患の可能性、生命を脅かすような重篤疾患や緊急手術を要する疾患(悪性腫瘍・脊椎感染症・骨折・馬尾症候群など)による腰痛で、全体の5~15%です。

非特異的腰痛は腰椎部・仙骨部・臀部・大腿部への動作時の痛みがあり、骨や神経に異常がなくても歪みからくる姿勢性の痛みや、各関節の代償運動など、この腰痛の多くはMRIやレントゲンなど画像検査で異常が見当ない原因が不確定な物です。全体の85~95%がこちらに該当します。

腰痛の原因は千差万別ですが、整骨院・鍼灸院では後者の非特異的腰痛の施術を非常に得意としています。

ですが、中には特異的腰痛(腰痛全体の5~15%)と呼ばれる悪性腫瘍や婦人科や泌尿器科など内臓の病気で腰痛が引き起こされている腰痛も存在しますので、鑑別が重要になります。私達も怪しいと思われる腰痛は病院を紹介させていただきます。

腰痛にはどんな原因があるのか

「筋筋膜性腰痛」「椎間関節性腰痛」「仙腸関節炎」などの「ぎっくり腰」(急性腰痛)と呼ばれるもの。

「椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」「腰椎分離・すべり症」「変形性腰椎症」「圧迫骨折」などの器質的変化のあるもの。

「坐骨神経痛」「馬尾症候群」などの支配神経領域まで神経症状が出るもの、など症状も千差万別です。

原因も「この症状には100%これ!」というものはないもののしっかりとした問診・検査・カウンセリングで答えを導いていきます。

当院に通う腰痛患者さんで多いのは

「骨格の歪み」が原因の姿勢性の痛み
「背骨・骨盤の可動域の低下」が原因の痛み
「股関節、膝、足首の可動域の低下、代償」が原因の痛み
「日常生活・スポーツ活動などの筋肉疲労」が原因の痛み
         「東洋医学的な所見」が原因の痛み

などあげられ、以上のものはしっかりとした施術で改善できます。

腰痛とヘルニアの関係性

皆様はヘルニアという単語を聞いてどのような印象をお持ちでしょうか?痛そうに聞こえますか?

今まで「腰痛」=「ヘルニア」という常識が医学界を、世の中の常識でした。確かに腰痛患者さんには「ヘルニア」を訴える方が多いです。ですが最近の研究では「腰痛」=「ヘルニア」という常識は通用しません。

健常者(痛みの無い人)にも検査をしたら椎間板に異常が見つかった、というのが非常に多いのが分かってきました。つまり「痛くない人でもヘルニアを持っている人は多くいる」ということです。

ではどのぐらいの割合でしょうか??

「健常者の椎間板ヘルニアは76%・椎間板変性は85%」

→有痛性椎間板ヘルニア患者46名と健常者46名をMRIで比較

つまり、殆どの人がヘルニアをもっており、その多くの人が腰痛を発症していないという事です。

椎間板ヘルニアの特長をまとめると

・椎間板ヘルニアの殆どが「3か月以内に白血球に貪食され自然治癒する」

・椎間板ヘルニアを「持っている方が多数派」

・椎間板ヘルニアを持っている人の多くが腰痛を「発症していない」

・椎間板ヘルニアが出ている事より「椎間板ヘルニアを繰り返し誘発する姿勢」などの方が問題

・椎間板ヘルニア診断でも非特異的腰痛の可能性が高い

というものになります。

引用 椎間板ヘルニアの症状と治療および予防法

腰痛に関する世界各国の動き

世界にはさまざまな医療がある中で各国の腰痛症に関する独自のガイドラインが存在します。

代表的なものは以下の通りです。

■ Newzealand(2004)

■ European COST(2004)

■ 腰痛診療ガイドライン(2012)日本整形外科学会、日本腰痛学会

■ 腰痛診療ガイドライン(2019)日本整形外科学会、日本腰痛学会

■オーストラリア:Australasian Faculty of Musculoskeletal Medicine: Acute Low Back Pain Guide

■ノルウェー:Acute Low Back Pain Clinical Guidelines

■イギリス:Royal College of General Practitioners: Acute Low Back Pain Guide

■アメリカ:U.S. Agency for Health Care Policy and Research (1994)

■デンマーク:Danish Health Technology Assessment on Low Back Pain

■オランダ:Royal Dutch Society for Physical Therapy Clinical Guidelines

特にその中でも医学的根拠の高いのは「腰痛ガイドライン(Newzealand(2004)、European COST(2004)です。

腰痛ガイドラインとは多くの国で作成し使用されている腰痛を診る(治療する)うえでの「基準」となる物です。

では何故、この腰痛ガイドラインが作られたのでしょうか。その成り立ちは現代日本でも問題になっている「医療費高騰」という問題があったからです。

「慢性腰痛患者1人当たりの医療費は年間86~181万円($9千~1万9千)」

「1990年度における腰痛の直接医療費は1.2兆円($130億)超で毎年7%ずつ増加中」

とんでもないデータですね!この医療費高騰を防ぐため作られたのが「腰痛ガイドライン」と呼ばれるものです。

しかし、、、腰痛は世界からなくなっていないという悲しい現状があります。

「腰痛と重篤疾患」

腰痛を訴える方の少ない割合ではありますが見逃してはいけない患者さんがいらっしゃいます。

それが「レッドフラッグ」と呼ばれる患者さんです。

このレッドフラッグには臨床上、大きな意味があります。それは「重大な脊椎病変」の可能性があるかどうかを見極めるものであるという事です。

その為には以下のチェック項目が有効になります

■ 発症年齢が20歳未満か55歳超

■ 最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)

■ 進行性の絶え間ない痛み(夜間痛、楽な姿勢がない、動作と無関係)

■ 胸部痛

■ 悪性腫瘍の病歴

■ 長期間にわたる副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の使用歴

■ 非合法薬物の静脈注射、免疫抑制剤の使用、HIVポジティブ

■ 全般的な体調不良

■ 原因不明の体重減少

■ 腰部の強い屈曲制限の持続

■ 脊椎叩打痛

■ 身体の変形

■ 発熱

■ 膀胱直腸障害とサドル麻痺

などです。この項目に1つでも該当した場合は「重大な脊椎病変の可能性」を疑わなければいけません。

脊椎病変だけではなく腰痛には内臓器からの症状もあります。例えば、腎盂腎炎、腎結石症、膵炎、胆嚢症、胆石、前立腺炎、尿路結石、子宮内膜症などただの腰痛との見極めが大切になってきます。

腰痛の検査

腰痛症の徒手検査には大きく分けて以下の15種類が存在します。

患者さん、お一人お一人の状態を確認しながら必要な徒手検査を組み合わせて鑑別診断を行います。

1)下肢伸展挙上テスト(Straight Leg Raising test:SLR テスト)

2)Bragard test

3)Lasegue test

4)大腿神経伸展テスト(Femoral Nerve Stretch test:FNS テスト)

5)Bonnet test

6)Thomas test

7)Ely test

8)Patrick test

9)Newton test

10)Gaenslen’s test

11)Kemp test

12)Trendelenburg’s sign(Trendelenburg’s test)

13)Double Leg Raise test

14)健側下肢伸展挙上テスト(Well Leg Straight Raising test)

15)Flip test(詐病、心因性要因鑑別テスト)

当院での施術

・温熱療法

赤外線治療器を使用し慢性腰痛で固まってしまった腰~背中、臀部の筋肉の血流を改善し老廃物や痛みの発痛物質を除去していきます。

・電気療法

腰痛により、負担がかかって固まってしまった筋肉への柔軟性の向上を目的に行います。疼痛部位への痛みの軽減とともに、機能低下を起こしている筋肉への通電により可動性を獲得します。

・マニュピレーション

マッサージ的な施術で腰痛により、負担のかかった筋肉に徒手によりアプローチをしていきます。患部を含めた全身の筋肉を緩めていきます。

・整体治療

整体は骨盤や背骨、手足など体全体の骨格の歪みやズレの矯正と筋肉の調整をします。整体によって身体のバランスを正常にすることで、本来もっている身体機 能を取り戻して腰が痛む原因を根本的に治します。骨盤や背骨が正常になるということは、体の外側も内側も健康になるということです。

・鍼灸治療

鍼治療では皮膚の上から行うマッサージよりも、皮膚の下の深い所にある硬結部位(固まってしまった筋繊維)に直接アプローチすることで、痛みの原因となっている筋肉を緩めたり、発痛物質の除去や神経の圧迫の改善を行います。

灸治療では皮膚の上から習慣的な熱刺激を加えることで毛細血管を拡張させて発痛物質の除去、痛みを出している神経の興奮を沈静化させて疼痛の緩和を行います。

・メディセル筋膜療法

人が筋肉に痛みを感じるとき、多くの場合「筋膜」と呼ばれる筋肉の表面が緊張状態にあります。

この筋膜、筋肉の表面だけでなく体内隅々まで結合組織という形をとり張り巡らされているのですが、表皮のすぐ下側の部分にはリンパ液や水分があります。ここに発痛物質が溜まり、神経を刺激することで、痛みやコリ、むくみ、内出血といった症状が出てしまいます。このメディセル筋膜療法ではこの筋膜上の緊張を緩和させ痛みを取り除きます。

・オイルトリートメント

漢方薬が自然の生薬を口から摂取することに対し、アロマトリートメントは皮膚からオイルという形状の植物である精油を摂取することです。

ですので、アロマテラピーも漢方薬と同じく「病気そのものにこだわらず、体質を改善することによって健康に導く」という考え方に基づいています。

その理由から当院でのアロマテラピーを「メディカルハーブ療法」を取り入れています

・運動療法

ご来院日以外にもご自宅でセルフケアができるように指導を致します。腰痛により、機能低下が起こっている筋肉に対しての再教育、解剖生理学に基づいた正しい知識を指導し「正しい脊柱の位置、姿勢の保持」を目的として行います。

腰痛の手術に関して

患者さんから質問を受ける事の一つに「手術をした方が良いかどうか」というものがあります。

確かに痛みが強く、長引く場合にはそれも一つの選択肢になるかもしれません。ですが、すぐに決断し手術をする問う事はおススメできません。

「腰痛は一般的に手遅れになる」という事はありません。多角的に様々な手段を試してみる事をお勧めいたします。

一概に全ての手術が悪いとは言い切れません、実際、今の手術は昔に比べて精度が上がってるのは火を見るよりも明らかです〔傷は5センチだったのが7mmあれば十分のいう患者さんもいる〕

ただここで大事になってくるのが「切ったら最後、切った前と同じ組織状態には絶対に戻らない」という事です

参考文献:https://www.iwai.com/group/shokai/seikei-kijo.php

現状では有用性はそこまで高くないと考えられています。

また手術には少ないですがリスクも考えていかなければいけません

例えば、、、、「全身麻酔・手術侵襲に伴う心肺機能異常」「出血に伴う輸血」「術中・術後の麻痺「深部静脈血栓症」「術後誤嚥性肺炎」「術後感染」などなど、腰椎の手術で全身状態や生命の予後に関わる物は少ないとしてもリスクはゼロではありません。その中でも特に問題とされているのが

「術後腰下肢痛 Failed Back Surgery Syndrome : FBSS, Multiple operated back : MOB」

この術後腰下肢痛とはどういったものかといいますと

・腰椎手術を施行したにもかかわらず、腰下肢痛、しびれなどの症例が不変、残存、あるいは再発したものを指します。

・椎間板ヘルニアや脊椎症、変形すべり症、分離すべり症などの退行性腰椎部疾患由来と考えられる病態に対し、手術療法を選択し、手術後の種々の障害を呈している状態を指します。

・一般に、術後成績不良例と同義で、術前の症状が不変あるいは術後さらに、軽快している状態だけではなく、症状は術前よりも軽快しているが日常生活や社会生活の支障が残存し患者の満足がえられていない状態を指します。

・腰仙部神経根症はしばしばみられる。

・神経損傷後疼痛、椎間板原性疼痛、筋由来の疼痛、心理環境因子などが複雑に関与していることが多い。

・アメリカでは、頻度が高く、脊椎手術の適応、文化的背景などが発生率に関与していると思われる。

出典:小山なつ 「痛みと鎮痛の基礎知識」より

最後に

腰痛は肩こりや頭痛と同じくらい悩んでいる方が多い国民病とも言える症状です。大切なのは放っておかないこと。2週間以上続く腰痛、すぐ治るけど頻繁に繰り返す、何度もぎっくり腰をしている場合はすぐにご相談ください。

またご不明な点がございましたら気軽にお問い合わせくださいね。

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当院の健康への考え方

2020.12.20 | Category: 体質へのアプローチ,自律神経失調症

こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院院長の金子です。

当院ではただ単に痛みを取るというだけではなく、つらい症状でお悩みの方の症状が改善し、健康の不安から解放され、やりたいことを思う存分やれる人生を送るサポートをさせていただいています。

私が大切にしている言葉のひとつに「健康がすべてではない、しかし健康を失うとすべてを失う」というものがあります。人生は健康になるためだけにある訳ではありません。ですが、心身共に健康でなければできないことも多くあります。たくさんの方が通院され診させていただく中で60歳、70歳とご年齢を重ねていくごとにお身体がボロボロになり「もっと早く身体に気をつけていれば良かった…」と後悔の念を抱いている方を本当に、本当にたくさん見てきました。

まだ若いからと無理な働き方を続けたり、暴飲暴食を繰り返すことで早いうちに身体が壊れていく方もいらっしゃいます。もちろん通院によって良くなる方も大勢いらっしゃいます。ですが負担をかけて積み重なってきたことが1日2日で魔法のように原因が消え去ることはありません。私達も1日でも早く良くなっていただきたいという想いで一人ひとりに全力を尽くしていきますが、1回の通院で二度と再発のしない無敵な身体が手に入れることはとても難しいことです。

車は走ったら排気ガスが出て、タイヤがすり減り、オイルなども汚れていきます。人間も同様に動いても動かなくても老廃物は出ますし、歳とともに代謝は落ち、骨や筋肉も弱くなっていきます。車はパーツを換えれば済みますが、私達の身体はそうはいきません。今の身体で人生100年時代を戦っていかねばなりません。薬を飲めば治る、まだ大丈夫、放っておいても勝手に治る。そんな言葉を聞くたびに「縁ある方すべてに健康の大切さをお伝えしよう」と私の中で想いが強くなっていきます。健康であなたらしくイキイキとした人生を送っていただきたいと切に願っています。

ここでは健康と体質改善について考え方を紹介していきたいと思います。何かのヒントになりましたら幸いです。

当院で考える「健康」とは?

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」

引用WHO 健康の定義について https://japan-who.or.jp/about/who-what/identification-health/

こちらはWHO(世界保健機関)が健康とは何かを定義したもので、世界的に広く知られているものです。健康というとどこも痛くない、病気がない、血液検査の数字で何も引っ掛からなかった。といったことがまず頭に浮かびます。それももちろん重要なのですが、そういった身体的なことに加えてこの定義には「精神的にも」「社会的にも」という言葉があることが特徴です。それはストレスの少ない精神状態であったり、良好な人間関係、人生にやりがいや生きがいといったものがあるか、ということも広義で含まれています。

少々話が逸れますが、10代、20代の若年層の死因の1番は何だと思いますか。 実は自ら命を絶つことです。若い世代ですから身体に不調がある方は割合としては少ないでしょう。ですが精神的な健康が損なわれたり、人間関係に恵まれなかったり、存在意義が分からなくなってしまうことで多くの若者が自ら命を絶ってしまっているのです。年齢的には人生いくらでもやり直せるはずですが、精神的・社会的な不健康というのはそういった選択をさせてしまうほど、人間にとって強い動機となってしまうのです。

私達は身体の健康はもちろん、心の健康も同じくらい大切だと考えています。

順番としては身体が先です。顔の口角を上げると楽しい気持ちになってきたり、胸を張って堂々と歩いていると悩みが小さく思えてきたり、明るく振舞っていたらやる気が出てきたりと、心は身体に引っ張られていくケースが多くあります。もちろん心が身体に作用するケースもたくさんあります。ですが、身体がボロボロの状態から心だけ上げていくのはなかなか難しいものです。まずは身体が軽く、姿勢が改善して「気」の巡りが良くなれば気持ちや心も必ず変わってきます。

自律神経の働きと東洋医学

自律神経について

私達が特に重要視しているのは自律神経の働き東洋医学の観点です。自律神経とは私達の身体を自動でコントロールしてくれている生命維持装置のような働きをする神経です。心臓が24時間365日止まらないのも、食べたものを消化したり排泄したりするのも、汗をかくのも、血圧を調整するのもすべて自律神経の働きです。

自律神経には交感神経副交感神経の2つの種類があります。交感神経は闘争・逃走の神経と言われ、身体を活動させるときに活発に働きます。朝起きて昼にピークとなり、夕方になるにつれて働きを弱めていきます。血圧や血糖値を上げたり、心拍数を増やしたりすることで身体を動かしやすい状態にしてくれています。

副交感神経は休息・内臓の神経の神経言われ、身体を休め修復を促進させたり、内臓を動かすときに活発に働きます。夕方から夜にピークとなり、朝になるにつれて働きを弱めていきます。血流を良くしたり、眠くさせたり、消化・吸収などの内臓機能の働きをコントロールし壊れないように身体を守ってくれています。自律神経がバランスよく働くことで活動と休息にメリハリが生まれ、健やかに過ごすことができるのです。

はるか昔は日の出とともに起き、日の入りとともに休息し夜に寝る、という自然の流れに合わせてオンとオフが明確に分かれていました。ですが現代では起床と就寝の時間がバラバラだったり、休むはずの時間に仕事をしていたり、お腹が減っていないのに食べてしまったりと自律神経の働きに規則性が無くなってきています。特に起きて活動している時間が圧倒的に増えていることで「交感神経」が過剰に働いてしまっている方がとても増えてきています。交感神経は活動するのに適した状態をつくる神経です。交感神経が長く働くと高血圧、高血糖などになりやすくなり、休まる時間が減ることで不眠や慢性疲労、血行不良などを引き起こし様々な不調の原因となってしまいます。

自律神経が乱れる原因を一言で言えば「ストレス」です。精神的なストレスだけでなく、食べ物や薬、酸欠など外から体内に入ってくる化学的なストレス、季節に変化による環境的なストレス、そして骨格のゆがみや筋肉の左右差、運動不足といった構造的・肉体的なストレスも自律神経を乱す大きな原因となっています。

東洋医学について

自律神経と併せて東洋医学的な観点もとても重要視しています。東洋医学で特に重要なのは「全体を診て病の原因を探ること」です。レントゲンやMRIといった機器などを使い腰が痛ければ腰に、胃が痛ければ胃に原因を求めるのが西洋(現代)医学の特徴です。細かく探ることで小さな変化も見つけることができるという強みがあります。西洋医学と東洋医学は良い悪いではなくどちらも必要な観点です。

東洋医学は2000年以上前に生まれ、科学が発達していない時代からありますので、「自然と人間の調和」が根底の考えとなっています。大きな視点から見れば人間も自然の一部ですので、自然の移ろいによって体内でも様々な変化が起こっています。夏は汗をかいて体温を調整し、冬は冷えて血流が悪くなるので血圧を上げて血の循環を確保したりと季節ごとに身体は変わっていきます。

東洋医学では五臓六腑が健やかに働き「気」「血」「水分」が過不足なく体内を滞りなく巡っている状態が健康だと言われています。「気」という考え方が入ると少々難しくなりますが、日本語でも気合、気持ち、気の持ちよう、元気、活気など、気という漢字が使われる慣用句がとても多くありますよね。例えば家族や友人を見たときに何となくいつもと様子が違い「大丈夫?」と声をかけたら「実は調子が悪くて…」と、雰囲気で調子が悪いのが分かったという経験はありませんか。それはその人が発する気がいつもと違うのが分かったからですよね。目には見えなくても感じているもの、それが「気」というもので、東洋医学では健康を診るときに欠かせない要素となっています。

この気・血・水分ですが五臓六腑の働きによって作られています。五臓六腑は季節の過ごし方、感情や食べ物、生活習慣などと深い結びつきがあります。季節の変わり目に体調を崩す、悩みすぎて食欲がなくなったり、驚いて失禁してしまったりというのは何となく耳にしたことはあるのではないでしょうか。人間の身体は必要な栄養素だけ取っていれば健康になるのではなく、いかに自然と調和し、自然に合わせた過ごし方をしているのかが大切です。朝起きて夜寝て、旬のものを食べ、し過ぎ・しなさ過ぎは避け中庸(ちゅうよう)を心掛け、感情を整理する方法を身につける。これは2000年以上前から言われてきたことなのです。

自律神経のバランスを整えるには精神的、構造的(肉体的)、化学的、環境的なストレスへの対応が大切です。更に東洋医学的な観点を加え、五臓六腑を健やかに保つために季節の過ごし方、食養生、感情面もなども一緒に診ていきます。

健康の考え方

ここでは健康について別の角度から考えていきます。この先の内容は先天的、遺伝、突発的な難病の方には当てはまらないこともありますので、積み重なってできた体調不良のことを書かせていただきます。

健康は習慣によって作られています。健康の大きな要素として「食事」「睡眠」「運動」「ストレス管理」というものがあります。これらを自信を持って対策している、という方はなかなか少ないかもしれませんね。実はこのことに問題があると考えています。人生において健康は全てではありませんが、健康でなければできないこともたくさん出てきます。どんなにお金があっても、どんなに自由時間があっても身体の調子が悪いとできないことがあります。

こんなにも重要なことなのに私達は健康のことを知る機会がありません。それこそ学校教育の中に「健康」という授業があっても良いと思っています。例え大きな病気がなくても、痛みや疲労は人を消極的にさせてしまいます。痛みがあることでイライラしてしまったり、人に優しくできなかったり、疲れるからやめておこうと何かを諦めてしまったりしたことはありませんか。不調があることで選択肢が減り、もしかしたら結果的に人生の様々な選択肢が減ってきていることもあります。

私自身も自律神経の乱れからめまい、高音難聴、慢性疲労で一時期何もやる気が起きなくなってしまった時期がありました。気持ちがあっても身体が動くことを拒否している状態でした。健康のプロフェッショナルなはずなのにまさか自分が体調を崩すとは…とそれまでの行いを強く反省しました。そこから生活習慣を改め睡眠時間を確保し、食事や運動習慣も見直し、また友人の鍼灸師の力も借りて何とか復活をしました。そこで強く感じたのが「健康はすべてではない、しかし健康を失うとすべて失う。」という言葉だったのです。

では健康になるにはどうすれば良いのでしょうか。もちろん人それぞれ生活習慣も違えばかかっているストレス、性別も体力も全てが違います。これをすればオールOK!というものはありません。ですが健康に近づくための今も昔も変わらない原理原則というものがあります。私達はこの健康の原理原則というものを中心に皆様にお伝えをしています。

どこかで健康について授業があるわけではないので、ほとんどの方が健康に関して自己流になってしまっています。実はこの自己流というのは良いところもありますが、決して近道ではありません。プロスポーツ選手で一流の方ほどトレーナーやコーチという存在がいます。これは自分では気が付けないところを指摘してもらったり、効率的・効果的に良い方向へ導いてもらうためについてもらっています。スポーツ選手は活躍できる期間に制限があるため1日でも早く上手くなり、ケガして戦線離脱している期間も極力短くしなければならないからです。

極端な例ではありますが、私達も皆様に1日でも早く健康に、そしてつらい症状から解放され、ご自身の人生をイキイキと元気に過ごしていただきたいという想いから健康情報の普及に力を入れています。

腰痛の人は腰痛になる生活習慣があり、肩こりの人は肩こりになる生活習慣があります。逆に、健康な人は健康になる生活習慣を持っています。習慣とは怖いもので、意識的に行っていることと無意識に行っていることがあります。例えば、靴を履くときに左右どちらの足から履きますか?荷物を持つときにどちらの手で持ちますか?普段考えずに行っている行動で実は左右差を生む行動というのがたくさんあります。慢性的につらい症状で悩んでいる方は生活の中で無意識で行われている、身体に良くない習慣をひとつずつ良い習慣に変えていかないとなりません。症状は決して天から降ってくるのではなく、ほとんどが習慣の中で作り出されてしまっているのです。

健康の4大要素

睡眠

日本人は慢性的な睡眠不足と言われています。とある研究では14日間6時間睡眠を続けると、2回徹夜したのと同じくらいのダメージが脳にかかると言われています。「6時間って結構寝ている方じゃないの?」と思われるかもしれませんが、世界的に見ても日本の平均時間は短い方なのです。すぐに病気に直結するものではありませんが、疲れが取れにくい、寝起きが悪い、日中眠さやだるさがあるといった病名がつかないような不調の原因となります。

この小さな積み重ねが何年も蓄積すると大きな不調の原因にもなります。睡眠時間は最低でも7時間は確保したいところです。睡眠は時間があれば取ればいいや、と思われがちですがしっかり寝るために夜の時間をデザインするという考え方が非常に重要になります。早く寝るためにはどうするか、また仮に早く寝れなかったとしてもその中で深く寝るためにはどうするかが重要になってきます。良質な睡眠は1日の活力を生み、生涯の健康の土台となります。

食事

現在の生活の中で意図して断食をしなければ1日何にも飲まず食わずの日を作っているという方は少ないのではないでしょうか。つまり胃や腸は365日×年齢分ほぼ休まず働き続けている非常に負担のかかる臓器です。2017年の罹患数の多いがんの順位としては男性では1位前立腺、2位胃、3位大腸で、女性では1位乳房、2位大腸、3位肺、4位に胃と男女ともに上位に消化器系が入ってきます。負担が多いのが分かりますね。

食事面で大切なのはビタミンやたんぱく質などの栄養素ももちろん大切ですし、場合によっては食事指導などもさせていただきますが、食事量の見直しも非常に重要な要素です。「腹八分目は医者いらず」ということわざがあるのですが、食べ過ぎや間食を変えるだけでも消化器にかかる負担は大きく変わります。食べ物の消化を良くする方法、腸活、便からの健康判断の方法なども併せてアドバイスさせていただいています。

運動

厚生労働省のHPでは「身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている」と運動の効果について上げ、同ページにて積極的な運動を推奨しています。

引用 厚生労働省HP  https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html

特にふくらはぎは第二の心臓と言われるように、足の筋肉を使うことで重力によって下半身に溜まったリンパ液や血液をポンプのように押し上げてくれます。心臓に血液が戻れば戻るほど、その分押し出そうとして血液が全身を巡っていきます。1日に1万歩は歩きましょうと言われていますが、なかなか続けるのは難しいものですよね。なので最初は1分間のストレッチから推奨しています。

運動習慣は細く長く続けるのが大切です。長い人生の中で最終的にしっかり運動できるようになれば大丈夫ですので、少しずつ、小さなハードルをクリアしていけば良いのです。運動に興味が出てくれば少し時間を長くしたり、外に歩きに行ったり、何かのついでに運動したいということであればエアロバイクを購入して家でこぐのもオススメです。最近ではYouTubeでトレーニングの動画がたくさん出ていたり、ニンテンドースイッチのリングフィットといったゲーム感覚でできるツールもあります。自分にあった方法を見つけて継続し、どんな方法でも「1日1運動」を習慣にすることが大切です。

ストレス管理

睡眠、食事、運動と続き、残るはストレス管理です。ストレスと自律神経は密接に関係しており、適度なストレスは身体を強くしてくれますが、持続的または強いストレスは自律神経の交感神経を興奮させ、不調の原因となります。その中でストレス管理の技術は楽に生きるためにとても重要な役割を果たします。私達は温度差や天気、食べ過ぎ、飲みすぎなど様々なストレスを受けていますが、やはり人生で大きく問題となるのは精神的ストレスだと思います。構造的・肉体的ストレスは施術で解消をしていきます。

ひとつの事象に対してどのような意味付け(解釈)をするかによってストレスが1にも100にも変化します。つまりほとんどのストレスは自分の意味付けによって自分の中で作ってしまっているのです。コップの半分まで水が入っていたとして「あと半分もある」ととらえるのか「もう半分しかない」ととらえるのか、どう意味付けするかによって受け取り方が変わってきます。例えば上司に怒られた時にも「私はなんてダメなんだろう」と「至らない点を指摘していただきありがとうございます。自分の成長に繋げよう」ととらえるのではやはり大きく変わってきます。そんな風に考えることなんてできない、怒られたらむかつく!という方もいるかもしれません。

でも相手を変えることはできません。変えられるのは常に自分だけなのです。当院では選択理論心理学の考え方に基づき、ストレス管理の方法をお伝えさせていただきます。肩の力を抜いて、いかに気分よく生きるかのトレーニングをしていきます。

最後に

当院では「丁寧な説明」「根本への施術」「健康情報の普及」を大切にしています。これはご自身の身体について知り、更に正しい健康への知識を身につけていただき、施術と併せて自分で自分の健康を守れるようになっていただきたいという想いが込められています。一人ひとりが自分らしくイキイキとした人生を歩むお手伝いをしていきます。

セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

院長 金子竜太

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アクセス情報

所在地

〒286-0048
千葉県成田市公津の杜2-14-1 セキードセキ1F

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休診日

木・祝日

ご予約について

当院は予約優先制となっております