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五月病の原因とケアの方法

2025.05.11 | Category: 鍼灸

新年度が始まり5月頃になると、環境変化の大きかった4月の疲れがどっと出ることがあります。

「なんとなく元気が出ない」「眠れない」「やる気が起きない」などが代表的な不調です。

これはいわゆる五月病と呼ばれる状態です。

五月病の原因とは?

五月病の大きな原因はストレスや生活リズムの乱れによる自律神経の不調です。

入学や就職、異動などによって新しい人間関係や慣れない環境にさらされることで、心身に大きな負担がかかります。その結果心と体のバランスを保つ自律神経が乱

れ、不眠、食欲不振、倦怠感、頭痛など、さまざまな症状として現れます。

鍼灸によるケア

鍼灸は身体の巡りを整えることで自律神経のバランスを回復させ、心と体の緊張を和らげる効果があります。

特に「百会(ひゃくえ)」「神門(しんもん)」といったツボは、精神的な疲れを緩和する働きがあり鍼やお灸で優しく刺激を与えることで、不安やイライラ、眠りの質の改善にもつながります。

また鍼灸施術を受けることでリラックス効果が高まり、自分では気づきにくい体のこわばりや緊張もほぐれ、自然治癒力を引き出す助けになります。

自宅でできるセルフケア

五月病の予防や改善には日々のセルフケアも大切です。

・規則正しい生活:決まった時間に起き、しっかり朝日を浴びることで体内時計が整い、自律神経の安定に繋がります。

・軽い運動:散歩やストレッチなどの軽い運動は気分転換にもなり、心身の緊張をやわらげてくれます。

・緊張を和らげる呼吸法:ダブルインヘールという呼吸法が緊張を和らげ自律神経が乱れている方にもオススメです。

ダブルインヘール呼吸法

①まず鼻から息を吸った後にさらにもう一度鼻から息を吸います。

②ゆっくりと息を口から吐きます。

この呼吸を習慣化し繰り返していくことで緊張がほぐれやすくなり、心身ともにリラックスする余裕が生まれてきます。

 

五月病は決して特別なことではなく多くの方が経験する心身の疲れです。

気合いでなんとかするものではなく、無理をせず体と心の声に耳を傾け、必要であれば専門的なケアを受けることも大切です。

当院では一人ひとりの状態に合わせた施術を行っております。心の不調は体からのアプローチでも改善が可能です。

睡眠の質を高め、リラックス作用の高いオーガニックアロマのお取り扱いもありますのでお気軽にご相談ください。

 

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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F

鍼灸師 伊藤

5月から”鍼灸トライキャンペーン”実施中!

2025.05.04 | Category: 鍼灸

こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の伊藤です。

5月より多くの方に鍼灸の良さを知っていただきたく「鍼灸トライキャンペーン」を実施しています!

通常の施術を初回限定で1,000円引きにてご体験いただけるキャンペーンとなっております。

例)一般鍼灸 6,600円⇒5,600円(税込)

◎期間は梅雨で不調になった方も来れるように2025年7月末日まで設定しています。

◎施術者の指名はできません

 

「鍼灸に興味はあるけれど少し不安」「どんな感じなのか試してみたい」という方もぜひこの機会に気軽にご相談ください。

初めて受ける方の中には「鍼灸ってちょっと怖い」「どうして体にいいの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

そこでここからは鍼灸の歴史や効果についてご紹介します。

鍼灸は約2000年以上の歴史を持つ伝統医学のひとつです。

経絡やツボの考え方は古代の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』に記され、長い歴史の中で多くの人々の健康を支えてきました。

日本には6世紀ごろに伝わり江戸時代には庶民の間でも広く親しまれました。現代では世界的にも注目され海外でも多くの鍼灸師が活躍しています。

WHO(世界保健機関)でもその効果について研究されており、肩こりや腰痛、頭痛といった身体の痛みだけでなく心身のバランスを整える方法としても高く評価されています。自然治癒力を引き出し副作用が少ないという点でも幅広い世代に受け入れられています。

東洋医学では私たちの体の中には気(き)、 血(けつ)、津液(しんえき)と呼ばれるエネルギーや栄養、体液が流れているとされています。それらのバランスが崩れることで不調が起こると考えられています。

鍼灸ではツボや経絡を刺激することでこのバランスを整え、体が本来持つ回復力を高めることで体の内側から元気を引き出していきます。

実は鍼灸は予防を得意とし、症状がはっきり出ていない段階で鍼灸を受けることで病気になりにくい体をつくることができます。

当院には自律神経失調症やパニック障害、うつなどの症状でお悩みの方が多く来院されています。

こうした不調は身体のどこかに原因があるわけではないため、検査をしても「異常なし」と言われることも多くあります。しかしつらさは確かに存在しており日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

鍼灸はまだ科学的にすべてが解明されているわけではありませんが、施術をすることで幸せホルモンとも呼ばれている「セロトニン、オキシトシン、βエンドルフィン」などが放出されることが分かっています。

自律神経のバランスを整え、体調の改善だけでなく気持ちを落ち着ける効果も期待されています。長い歴史の中で育まれてきた鍼灸はまさに心と体に寄り添う施術です。

「何となく調子が悪い」「疲れやすい」「眠りが浅い」「イライラしやすい」など、病名がつかない不調も鍼灸を受けることで体が軽くなったり、気持ちが前向きになったりすることもあります。

日常的にメンテナンスをすることで心も体も元気な状態を維持することができます。

これからも皆さまの健康を支えるパートナーとして丁寧な施術を心がけてまいります。体調の変化や不安なことがあればいつでも気軽にご相談ください。

 

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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F

鍼灸師 伊藤

【おすすめセルフケア④】足のむくみリセット体操

2025.04.29 | Category: 未分類

長時間のデスクワークで夕方になると足がパンパンに張ったり、だるさを感じることはありませんか?

これは同じ姿勢を続けることで血流やリンパの流れが滞り、余分な水分や老廃物が足にたまりやすくなるためです。

放っておくとむくみだけでなく冷えや疲労感にもつながるため早めのケアがとても大切です。

今回はオフィスでも簡単にできる「足のむくみ・疲れ対策ストレッチ」をご紹介します。

足がむくむ原因とは?

体の水分は心臓の拍動だけでなく筋肉のポンプ作用によっても運ばれています。

下半身は全身の筋肉の約60%あり、更に全身の血液の70%が集まっていると言われています。「ふくらはぎは第二の心臓」とも言われていますね。

座りっぱなしになると脚の大きな筋肉が動かず、血液やリンパ液をうまく上に戻せなくなります。

また姿勢の悪さから骨盤の血流が滞ると下半身全体がむくみやすくなります。

この状態が続くと夕方以降の足の重だるさや冷え、さらに静脈瘤などのリスクも高まるため日常的なケアが重要です。

おすすめ体操① カカト上げ下げ

1. 椅子に座った状態、もしくは立ち上がって足を軽く開きます。

2. ゆっくりとかかとを持ち上げつま先立ちになります。

3. かかとをゆっくり下ろしこれを15〜20回繰り返します。

【ポイント】

・立って行うと体重が乗るため筋トレにもなります

・ふくらはぎの筋肉がきついと感じる方は座ってカカトの上げ下げを行いましょう

・ふくらはぎの筋肉をしっかり使うことで血液循環が促進され、足のむくみやだるさの予防に効果的です。仕事や通勤、信号待ちなど合間にぜひ取り入れてみましょう。

おすすめ体操② 足首回し

1. 椅子に浅く腰掛けて片脚を反対側の膝の上に乗せます。

2. 足首をゆっくり大きく回します(右回り・左回りそれぞれ10回ずつ)。

3. 反対の足も同様に行います。

【ポイント】

・足首の柔軟性が高まると下半身全体の血流もスムーズになり、足のだるさ軽減に役立ちます。

・捻挫経験があり足首が緩い人は大きく回さないように気を付けてください。

・手を足指の間に入れて足指を開くようにするとより効果的です。

おすすめストレッチ③ 太もも裏ストレッチ

1. 椅子に座ったまま片脚を前に伸ばしかかとを床につけ爪先を立てます。

2. 背筋を伸ばし骨盤から前に倒すイメージで上半身を傾けます。

3. 太ももの裏が伸びるのを感じながら20秒キープ。左右交互に行いましょう。

【ポイント】

・太もも裏(ハムストリングス)をほぐすことで、骨盤の血流が改善しむくみ予防に繋がります。

・反動をつけずにゆっくりと呼吸をし、気持ちいいと感じる程度に伸ばします。

※腰にヘルニアがある場合、伸ばすと腰や脚にシビレを感じることがあります。その際はストレッチは控えましょう。

こまめに動かすのがカギ!

どんなに忙しくても1時間に1回は立ち上がり、軽く足踏みしたりストレッチすることを意識しましょう。

「座りっぱなし」を避けるだけでもむくみや疲れのたまり方が大きく変わります。

睡眠不足、運動不足、暴飲暴食、ストレスなどによってもむくむことがあります。ストレッチや体操をしても改善しない場合は生活習慣の見直しも視野に入れてください。

まずは簡単なストレッチをこまめに取り入れて、足元からすっきりと軽やかな体を目指しましょう!

おすすめセルフケアシリーズ

【おすすめセルフケア①】首・肩こりストレッチ

【おすすめセルフケア②】巻き肩リセット

【おすすめセルフケア③】腰・背中ストレッチ

お悩みに合わせてお読みくださいね!

 

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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

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鍼灸師 伊藤

【おすすめセルフケア③】腰・背中ストレッチ

2025.04.28 | Category: 腰痛

長時間座りっぱなしで作業を続けていると腰や背中がどんより重くなってきますよね。

これは同じ姿勢を続けることで背骨を支える筋肉が緊張し、血流が悪くなり疲労してしまうためです。

腰痛や背中のハリを感じやすい方は早めのケアや予防がとても大切です。

今回は腰・背中まわりをスッキリほぐすためのストレッチを紹介します。

 座り疲れが起こる原因とは?

 

デスクワーク中姿勢が崩れると背中が丸まり、腰に負担が集中しやすくなります。

特に硬くなりやすいのが、「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」という背骨沿いの筋肉です。

似たような働きをもつ複数の筋肉たちをひとまとめに「脊柱起立筋」と呼ばれています。

また座っている間、お尻は常にイスの座面に圧迫されるため、骨盤や腰の角度に影響を与える「大臀筋(だいでんきん)」も縮こまり、腰回りの違和感を引き起こします。

こうした筋肉の緊張を放置すると慢性的な腰痛や猫背に繋がるリスクもあるため、早めのストレッチでリセットしましょう。

 おすすめストレッチ① 背骨伸ばしストレッチ

1. 椅子に浅く座り背筋を伸ばします。

2. 両手を前で組み手のひらを返しながら上に上げます。ゆっくり呼吸をし肩甲骨周りが伸びていることを感じながら上げるのがポイントです。

3. 上に上げた状態から右にゆっくり倒していきます。脇の下の筋肉が伸びている状態がいいです。左も同様に行います。

4. この動きを5回ほど繰り返しましょう。

背中の緊張をやわらげると同時に背骨まわりの柔軟性も高めることができます。しっかり行うと少し汗をかくくらい体が温まります。

おすすめストレッチ② お尻ストレッチ

1. 椅子に座ったまま片足の足首を反対の太ももの上に乗せます(いわゆる「4の字」ポーズ)。

2. 背筋を伸ばしたまま息を吐きながら上半身を前に倒します。

3. お尻の奥や腰のあたりが伸びるのを感じながら20秒キープ。左右交互に行います。

このストレッチは座りすぎによる骨盤の硬さや、腰まわりのだるさをスッキリさせる効果があります。

■ こまめな動きが疲れ防止のカギ

ストレッチをする時間がない日でも、1時間に1回は立ち上がり背伸びをするだけでも効果があります。oと1の差はとてつもなく大きいです。

座りっぱなしを避けこまめに動くことで、筋肉と血流のコンディションを良好に保ちやすくなります。

腰や背中の疲れは放っておくと慢性化し集中力低下や体のだるさにつながります。

デスクワークの合間に今回のストレッチでこまめにリセットして快適な一日を過ごしましょう!

おすすめセルフケアシリーズ

【おすすめセルフケア①】首・肩こりストレッチ

【おすすめセルフケア②】巻き肩リセット

【おすすめセルフケア④】足のむくみリセット体操

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【おすすめセルフケア②】巻き肩リセット

2025.04.26 | Category: 首・肩・腕の悩み

デスクワークが続くとだんだんと背中が丸まり肩が前に出やすくなります。

これは「巻き肩」と呼ばれる姿勢で、胸の筋肉が縮こまり背中の筋肉が引っ張られている状態です。

見た目の印象が悪くなるだけでなく、肩こりや首のこり、呼吸の浅さにもつながるのでできるだけ早めにケアすることをオススメします。

今回は胸まわりをゆるめて巻き肩を改善するストレッチをご紹介します。

■ 巻き肩を引き起こす筋肉とは?

巻き肩の主な原因は胸の筋肉である大胸筋(だいきょうきん)小胸筋(しょうきょうきん)の緊張です。

この2つの筋肉は肩を内側に引っ張る働きがあり、腕が体より前にある状態(長時間のパソコンやスマホ、運転など)が続くと自然と縮こまってしまいます。

筋肉は表が縮めば裏が伸びるという拮抗関係があり、胸側が縮こまると背中側が伸ばされ、肩甲骨の位置が外側に引っ張られることで猫背や巻き肩となります。

■ おすすめケア①  胸を開くシンプルストレッチ

1. 両手を後ろで組み肩甲骨を寄せるようにして胸をぐっと開きます。

2. あごを少し上げ、目線を斜め上に向けるとさらに胸が広がります。

3. 深呼吸をしながら20秒キープ。

【ポイント】

・腕の力で無理に引っ張るのではなく、胸の前が心地よく伸びる程度に留めること。

・真ん中にシワを作るイメージで左右の肩甲骨を寄せることで筋トレ効果も

・ヘルニア、首を痛めている、肩甲骨がうまく動かないという方は↓のやり方もオススメです

 

■おすすめケア② カンタン小胸筋ほぐし

1. まずは椅子に座り背中が丸くならないよう注意し肩の力を抜きます。

2. 右腕を45°にし伸ばし軽く後ろに引き、もう一方の手は鎖骨の下に当てます。

3. 指のお腹で円を描くように気持ちのいい強さで鎖骨の下の筋肉をほぐします。筋肉が緩んでいくのを感じながら左右行いましょう。

(腕がより後ろに引きやすくなったら緩んだサインです)

【ポイント】

・深呼吸をしながら行うことでより効果的です

・胸がゆるむことで自然と姿勢も整いやすくなります。

■ 正しい姿勢を思い出す「セットポジション」

ストレッチとあわせて覚えておきたいのが、正しい姿勢の意識づけです。

1. 両肩をすくめてストンと下ろす。

2. 肩甲骨を軽く寄せて胸を開く。

3. あごを引いて頭を背骨の上に乗せるイメージで。

この“セットポジション”をこまめに意識することで、体は少しずつ正しい姿勢を思い出してくれます。

さいごに

巻き肩を放置してしまうと肩こりや猫背が慢性化しやすくなります。また呼吸が浅くなると自律神経が乱れ交感神経が優位になりやすくなります。

体が緊張が続くと脳がストレスを感じ、頭痛や耳鳴り、めまいや不眠などさまざまな症状を引き起こします。

そういった症状の予防としてはもちろん、自分の体や心と向き合うための時間としてストレッチがオススメです。

最初はこのページを見ながら始めて、慣れてきたらスマホを置いて自分に意識を向けてケアをしてみてください。

今回のストレッチを毎日の習慣に取り入れて胸を開き、呼吸も気持ちもスッと整えていきましょう。

おすすめセルフケアシリーズ

【おすすめセルフケア①】首・肩こりストレッチ

【おすすめセルフケア③】腰・背中ストレッチ

【おすすめセルフケア④】足のむくみリセット体操

お悩みに合わせてお読みくださいね!

 

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