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2月, 2023 | セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 公津の杜院の記事一覧

肩こりについて徹底解説

2023.02.14 | Category: 首・肩・腕の悩み

こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の金子です。

今回は当院で最も多いご相談のひとつ「肩こり」について解説をしていきます。

健康の第一歩目は知ることから始まります。肩こりについて知識をつけて、正しいケアをしていきましょう。

肩こりとは?

肩こりとは首や肩の周りの筋肉が緊張して固まることで不快な症状を引き起こしている状態のことを言います。

筋肉は緊張すると力こぶのように膨らみます。膨らんだ筋肉が毛細血管やリンパ管を押しつぶすことで筋肉に栄養や酸素が届かなくなったり、慢性化した肩こりは時に神経を圧迫してしまうこともあります。

お買い物で重い荷物を持っていると腕が疲れたりした経験はありませんか。

あれも腕の筋肉が疲労で血行不良を起こしている状態です。肩こりも同じように筋肉が使われ過ぎて疲れてしまっているイメージです。

 

どんな症状があるの?

血流やリンパの流れが悪くなることで痛みや重だるさ、突っ張り感が出たり、神経を圧迫している場合には強い痛みやシビレなども伴います。

慢性化した肩こりは首や肩甲骨の動きも悪くさせ、首が回らない、上が向きにくい、肩が真っ直ぐ上がらないという症状も付随して出ることも多くあります。

肩こり、ストレス、生活習慣の乱れなど原因が複雑に絡み合った場合に自律神経の乱れとなり、吐き気、頭痛、目のかすみ、顎関節症…など様々な症状に波及することもあります。

長期化するとどんなリスク?

首や肩の筋肉は頚椎、肩甲骨、頭蓋骨、背骨などについていますので、肩こりが長く続けばその周辺の筋肉や神経にストレスを与えます。

首には自律神経へのブロック注射をする際の治療点もあることから、首周辺の緊張は自律神経への働きにも影響を与えることが分かります。(余談ですが血圧をコントロールしているセンサーも首にあります)

肩こりが長期化することで下記の症状のリスクが高まります。

  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 変形性頚椎症
  • 四十肩(五十肩)
  • ストレートネック
  • 胸郭出口症候群
  • 頭痛、めまい、耳鳴りといった自律神経症状

私達が施術させていただく中では頚椎椎間板ヘルニア、四十肩(五十肩)、ストレートネック、頭痛でお悩みの方が特に多いように感じます。

 

肩こりの原因はなに?

肩こりを引き起こす大きな原因は「筋肉の血行不良」です。血液の中には細胞を動かすための栄養や酸素が含まれています。これが届かなくなることで筋肉が固まり、前述の深いな症状を引き起こします。

そこに至るまでの原因に関しては個人差が大きすぎるので細かく解説ができないのですが、大きくパターンに分けるとすれば下記に当てはまる方が多いように感じています。

  • 姿勢不良
  • 運動不足(同じ姿勢が多い)
  • ストレスによる緊張
  • 寝具が合わない

 

姿勢不良

長時間の同じ姿勢、過去のケガ、脚組みなどによって骨盤や背骨がゆがみ、それによって筋肉に負担がかかり緊張しているケースです。姿勢不良の方は関節も固い方が多いです。

いわゆる猫背、ストレートネック、スウェーバック、フラットバックなど姿勢不良には様々な名前がついていますが、それだけ悩んでいる人の数が多いということでもあります。

最近ではスマホを見る時に首が前にお辞儀するように倒れている「スマホ首」という言葉も出てきました。普段からよく使うもの、よくやる行動の時には特に注意したいですね。

 

運動不足

心臓から出た血液が全身をくまなく回ってまた心臓へ戻ってきます。

上半身から下半身に血液が流れる時は重力で落ちるだけですが、下半身から上半身に戻るときには重力に逆らう形になるためエネルギーが必要です。

「足は第二の心臓」という言葉があるように、歩いたり動かしたりする運動をすることで足の筋肉がポンプのように血液を押し出して循環を促進させています。

ですが長く座っていたり、立っていてもその場から動かなかったりすると段々と下半身に血液が溜まってしまいます。すると上半身では血行不良が起こりやすくなり、さらに心臓から上にある首や肩には余計に血液がいきにくくなります。

1日8時間デスクワーク×運動不足×姿勢不良というワードが並んだだけでも恐ろしいですね。

 

肩こりだけでなく運動不足は様々な不調の原因にもなります。

少し話が飛びますが、厚生労働省でも健康のために運動指針を出していて「プラステン」という言葉を打ち出しています。

これは今の生活よりも10分間多く運動することで健康寿命を延ばしましょう、という考え方を広げています。

 

↓↓厚生労働省アクティブガイド資料↓↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpr1.pdf

参考にしてみてください。

 

ストレスによる緊張

こちらは自律神経の交感神経過剰による肩こりです。体はストレスを感じると「戦う」か「逃げる(守る)」ために筋肉を緊張させる反応が起こります。

例えばですが、大きな音が鳴った時に肩の筋肉がピクッと勝手に動いた経験はありませんか。これは大きな音というストレスに対して体が反射的に脳や首を守ろうとして首や肩の筋肉を緊張させて守ろうとする反応です。

一瞬で体に変化を起こすほどの大きなストレスでなかったとしても、日々のストレスや焦りや不安などの蓄積によって交感神経が過剰となり、首や肩の筋肉もジワジワと張ってきます。

もちろん全員ではありませんが、パニック障害やうつ病をお持ちの方は肩こりの方が多いように感じています。

 

寝具が合わない

こちらは枕の高さや材質、敷布団やマットレスの固さが体に合わず、うまく寝返りが打てなくなってしまったことによる肩こりです。

朝から首や肩がバキバキ…という方は寝具が合っていない可能性もあります。最近では高反発系の寝具が出ていますが、あれも寝返りをしやすくするために反発力を高めています。

ひと昔前に流行った低反発系の寝具は沈みすぎてしまうため、普段使いの寝具としてはオススメしていません。骨折中や入院など寝返りができない環境で使用する分には大丈夫です。

中には体が固すぎるせいでどんな寝具も合わないという方もいます。いわゆる寝具難民の方は寝具を変える前にまずは全身のストレッチなど体を変えることから始めましょう。

 

肩こりはどうしたら良くなるの?

繰り返しになりますが、肩こりは血行不良によって起こっています。そのため血流を良くすることが大切です。基本的には「温める」「動かす」「リラックスする」ことを意識しましょう。

血流を良くするためのアイデア

  • 湯船に浸かって温める
  • 冷やさないようにマフラーやストールを使う
  • 肩や肩甲骨をこまめに動かす
  • 有酸素運動の習慣をつくる
  • 寝る前にストレッチする
  • 「力を抜く」と書いた紙を貼っておく
  • 深呼吸する
  • アロマを使う

頭痛や痛みが出るほどに筋肉がこった状態になるとセルフケアでどうにかするのは難しくなります。なのでデスクワークであれば30~60分に1回は肩を回したり深呼吸をしてみたり、朝・昼・夕方の3回に分けて体操をしたりとこまめに動かすことを意識してみましょう。

入浴や寝る前のストレッチは次の日に疲れや緊張を残さないために有効です。特にストレッチをやる時は呼吸も意識してゆったりと15分ほど時間を取って行うことで、自律神経も整いやすくなり睡眠の質も高くなります。

日頃の習慣としてぜひ取り入れてみてください。

 

困った時はプロにお任せください

温める・動かす・リラックスするを実践してもなかなか改善しない場合は、やはり骨格のゆがみや体の使い方やその他に睡眠・食事・運動・ストレスケアの習慣がうまくいっていない可能性があります。そんな時は健康のプロの私達にお任せください。

健康の第一歩目は自分の体を知ることから始まります。

いまのお体の状態や、症状の原因、そしてこれからどうしていけばよいかなどを一人ひとりに合わせて詳しくご説明させていただきます。

慢性的な肩こりでお悩みの方の多くが「筋肉の緊張」「骨格のゆがみ」「関節の固さ」の三拍子が揃っています。特に骨格のゆがみは長年の習慣によるものが大きく、自分では分からないというケースもよくあります。

ゆがみの状態も写真でご説明しますので、肩こりを良くしたいという方はもちろん、今の自分の体がどうなっているのか知りたいという方も是非ご来院ください。

ただいまコロナウイルスの感染対策の一環として完全予約制となっております。ご来院の際にはお電話かお問い合わせフォームより気軽にご相談ください。

 

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