- Blog記事一覧 -痛みと天気
こんにちは
セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の金子です。
最近は気温が上がったり下がったり、天気も晴れたと思ったらまた雨が降ったり・・・とまさに季節の変わり目を迎えています。
季節=天気が変わるときは気温・湿度・気圧が変わります。
人間も自然の一部ですので天気が変わるとそれに対応しようと様々な変化が起こります。
その中で「雨が降ると体が痛くなる」という方が多くいらっしゃいます。
雨が降ると古傷がうずく、首が痛い、膝が痛いなどなど人によって症状も様々です。
ではどうして雨が降ると身体が痛くなるのか解説していきます!
まず天気が悪くなるということは低気圧が近づいてくるということです。
人間には気圧を感じるセンサーがあります。
どこにあるか想像つきますか?
ヒントは「飛行機」です!
・・・そう!
飛行機に乗ると耳がキーンとなり、場合によっては耳抜きというのが必要になります。
このように耳の中には気圧をセンサーのように感じる部分があります。
気圧センサーである耳に気圧の刺激が入ると脳の視床下部(ししょうかぶ)というところに連絡が入ります。
実はこの視床下部は自律神経の最高中枢と言われ、全身の自律神経のバランスをコントロールしているのです。
気圧の刺激は言い換えると「ストレス」となります。
ストレスが加わるとそれに対抗して視床下部は自律神経の中の「交感神経」を興奮させるように働きかけます。
今度は交感神経が働くと神経の端っこから「ノルアドレナリン」という物質が血液の中に放出されます。
このノルアドレナリンという物質は血管を収縮させたり、血液中の炎症に関わる細胞を刺激したり、痛みに関わる神経を刺激していきます。
すると普段例えば100の刺激が入らないと痛みを感じないのに、痛みに関わる神経を刺激されることで50の刺激でも痛みを感じるようになってしまいます。
これを痛みの閾値(いきち)が下がると言います。
〇ゆがみがあることで知らぬ間に関節に負担がかかっている
〇血流が悪く筋肉がこっている
〇交通事故やケガなどで痛めたことがある
〇自律神経が乱れ元々交感神経が過剰に働きやすくなっている
こういった方は天気が悪くなっただけで痛みを感じやすくなってしまうのです。
天気はコントロールできませんので、いかに痛みが出る部位へのストレスを減らすか、いかに自律神経の交感神経の働きを減らすかが大切になってきます。
当院で行う整体・鍼灸・アロマによる自律神経調整はつらい痛みの施術ももちろん可能です。
長年のつらさでお悩みの方は気軽にご相談くださいね。
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