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「自律神経の乱れ」について解説!

2024.01.12 | Category: 自律神経失調症

こんにちは、セドナ整骨院の金子です。

今回は自律神経の乱れについて解説していきます。現在不調でお悩みの方や不安を抱えていらっしゃる方のお力になれたら幸いです。

 

自律神経の乱れとは交感神経と副交感神経のバランスが崩れている状態をいいます。

主にはストレス、不規則な生活、過度な疲労、積み重なった筋緊張などが原因となります。

自律神経は人類がマンモスなどを追いかけていた時代からある古い神経系統で、その時の名残がいまでも多くあります。

 

例えば交感神経は「戦闘(活動)モード」の神経で、心拍数や血圧が上昇し戦いに適した状態となります。

わかりやすい例で言えば、人前で発表するなど緊張する場面が交感神経が活発に働いている状態です。

胸がドキドキし、呼吸が早くなり、手が冷えたり汗をかいたりします。体内ではすぐに筋肉を動かせるよう血糖値が上がり、何か食べている場合でないので内臓の働きが低下したりします。

 

一方で副交感神経は「お休みモード」の神経で、消化・吸収やリラックス、体の修復や休息が優先されます。

家やカフェでまったりしている時、夜寝る時、食後などは副交感神経が活発に働いています。

風邪を引くとだるくなったり、たくさん寝れたりするのは副交感神経が体を休ませようとしているからです。

 

これらの自律神経はスイッチのように0か100かで切り替わるのではなく、例えば交感神経過剰の時は70:30、集中時は60:60、うつ病の時は30:30のように増えたり減ったりしてバランスを取っています。

「ゾーンに入っている」という超集中モードでは交感神経も副交感神経も高いレベルで働いており、イメージ的には100:100という感じでしょうか。

野球選手がボールが止まって見えると言っていたり、ボクサーが相手が動く前から次の攻撃が見えた…といったりするのはこのゾーン状態の力です。

うつ病の時は交感神経も副交感神経も働きが低下するため、やる気が起きなかったり、面白くても笑えなかったりします。

 

自律神経が偏った状態が継続すると、体内の機能が乱れてしまい様々な症状が現れます。

交感神経と副交感神経は反対の役割なので、ひとくくりにすることは難しいですが、自律神経が乱れていると代謝低下や血行不良によって頭痛、不眠、消化不良、疲れやすい、コリが取れにくいといった症状が起こりやすくなります。

 

自律神経の乱れ(自律神経失調症も)は病院で検査しても異常がないことが特徴ですが、自律神経の乱れによって他の病気に発展することもあります。

「健康⇒病気」ではなく、「健康⇒自律神経の乱れ⇒病気」という流れがしっくりくると思います。

東洋医学では「未病」とも言われていますね。

 

自律神経のバランスを整えるには、まず規則正しい生活を心掛けることが重要です。

大げさではなく、睡眠が6時間以下の方はたっぷり寝る生活を続けることで改善することも多々あります。逆に睡眠不足状態で自律神経のバランスを改善することは難しいでしょう。

気にせず食べながらダイエットをする、紫外線対策せず美白を目指す…これらが難しいのと同じです。

自律神経が乱れてしまい自分ではどうしようもできないと感じたらまずは生活習慣を振り返ってみてください。

 

その他にもストレスの上手な発散方法や付き合い方を身に付けたり、意図的にリラックスする方法を取り入れることも回復に役立ちます。

自律神経は姿勢や筋肉とも密接に関係しており、整体や鍼灸によってゆがみや緊張を取ることも有効な手段です。

 

体がおかしくなってからでは回復するのにも時間がかかります。

なので心身に異常を感じたら早めに対処をしていきましょう。早期発見・早期ケアが重要です。

お困りの方は気軽にご相談ください。

 

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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

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