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自律神経と呼吸

2018.07.16 | Category: 自律神経失調症

こんにちは

自律神経失調症の専門施術を行うセドナ整骨院・鍼灸院の金子です。

 

普段何気なくしている呼吸ですが

自律神経によってコントロールされているものの中で、唯一呼吸だけが「意識的」に動かせるものであるということをご存知でしたか!?

 

心臓や胃、肝臓、腎臓など内臓はすべて自律神経によってコントロールされています。

心臓や胃を意識的に動かしたり止めたりはできませんが、呼吸だけは深く吸ったり吐いたり、止めたりをコントロールすることができます。

 

逆に言えば呼吸が乱れることで自律神経も乱れやすくなり、呼吸が正常化することで自律神経も安定しやすいと言えます。

 

 

呼吸は2種類に分けられます。

1、胸式呼吸

2、腹式呼吸

 

これらはご存知の方も多いのではないでしょうか。

息を吸ったときに胸が膨らむのが胸式呼吸、お腹が膨らむのが腹式呼吸ですね。

 

実は呼吸法の違いが自律神経の働きにも作用するんです。

 

胸式呼吸は交感神経支配であり、腹式呼吸は副交感神経支配です。

また息を吸う(吸気)は交感神経支配で、息を吐く(呼気)は副交感神経支配です。

 

ここで試しに感じてみましょう!

 

呼吸をする際に脈を取るとその変化が分かります。

 

頸動脈や手首の脈を触ってみてください。

 

 

どちらかで脈は感じられますか?

 

そこからゆっくり大きく息を吸ってみてください。

脈を取りながら大きく吸って・・・

 

ちょっと脈が早くなるのは分かりますか?

 

吸気で働く交感神経が心臓の鼓動を速めているんです。

 

つまり日ごろから呼吸が浅くなっている方は自然と息を吸おう吸おうとして吸気が強くなります。

それが交感神経を興奮させ、それが長く続くことで自律神経失調症へとつながってしまうのです。

 

呼吸を意識した健康方法としてヨガや太極拳などが有名ですね。

 

体を休める副交感神経を優位にする呼吸法として「1:2呼吸法」がよいとされています。

 

これは例えば5秒かけて息を吸ったとしたら10秒かけて細く長く息を吐く呼吸法です。

呼気時間が長くなることで副交感神経が働く時間を増やし、体のリラックスを促す効果があります。

 

普段デスクワーク等で背中が丸まっている方、運動不足の方、日ごろから深呼吸などを行わないという方。

 

1:2呼吸法を1日1分間やるだけでも体に酸素が巡りますよ(^^♪

 

ぜひお試しください!

 

 

成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F

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