- Blog記事一覧 -ぎっくり腰の種類
こんにちは、セドナ整骨院の金子です。
突然襲われる腰への激痛・・・
「あ!やってしまった。。」
私もスポーツをしていた時に腰痛経験がありますので、ぎっくり腰のつらさは本当によく分かります(+_+)
ぎっくり腰となったとき腰ではどんなことが起きているのでしょうか。
多いのがこの3つなんです。
1、筋筋膜性腰痛(筋肉)
2、腰椎捻挫(関節)
3、椎間板ヘルニア(神経)
ひとつずつ解説していきます!
■筋筋膜性腰痛
いわゆる筋肉が切れてしまったり、激しくつってしまっている状態です。
柔軟性が低下してたり、普段から使い過ぎ、または運動不足などによって筋肉がストレスにたえられなくなり痛みを引き起こしています。
いわゆる肉離れと呼ばれるものです。かろうじて切れていなくてもこむら返りにように腰の筋肉が激しく収縮しており、動けなくなってしまうことも多い腰痛です。
■腰椎捻挫
腰椎という腰の背骨についている靭帯や線維が切れたり伸びたりしたことで捻挫を起こしている状態です。
足首を捻って腫れてしまうのと同じで、腰の中で強い炎症が起きています。
痛めた場所にもよりますが、腰の前後・左右・ねじり、様々な方向で強い痛みを引き起こします。
■椎間板ヘルニア
背骨は縦に並んでいますが、背骨と背骨の間には「椎間板」という衝撃を和らげるためのクッションがあります。
それが周囲の緊張やゆがみなどによって日常的に圧力がかかっていると、限界を迎えたときに潰れてしまい、潰れた組織が近くの神経を圧迫して痛みやシビレを引き起こします。
軽い違和感から24時間激痛まで様々なレベルがありますが、ひどいものは手術の適応となります。坐骨神経痛という腰から足にかけての点ではなく線、または面での痛みやシビレ、感覚の異常などが起こることが多いです。
他の腰痛と比べて重症度が高く、また治療や病院でのリハビリも長期化することの多い激しい腰痛です。
ただ40代を超えてMRIを取ると多くの方にヘルニアの画像所見が出るため、「本当にヘルニアによる痛みなのか」は見極める必要があります。
ぎっくり腰はたくさん診させていただいてきましたが、突発的に変な姿勢で重いものを持つということ以外では、ぎっくり腰のほとんどが「悪い状態が慢性化した腰の急性症状」であると言えます。
つまり腰を痛める原因はもともと体にあり、たまたま何かのキッカケで痛めてしまうというケースがとても多いのです。
腰痛でお悩みの方の大多数が骨盤や腰にゆがみがあり、腰の機能になんらかの問題を抱えています。
ぎっくり腰になってしまう前にケアするのが理想ですが、なってしまった後はならないためのメンテナンスを推奨します。