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こんにちは!セドナ整骨院・鍼灸院 公津の杜院の金子です。
今回の記事は毎月当院が連載していますフリーペーパー「ロク」11月号の内容を抜粋したものです!
テーマは東洋医学について。
聞いたことはあるけど一体なに?という方も多いかと思います(^^;)
東洋医学について概要をまとめましたのでご覧ください!
今回のテーマは今年の9 月にNHKでも特集が組まれた「東洋医学」。
東洋医学はWHOでも認められている世界標準の治療手法です。東洋医学には2000 年以上の歴史があり、世界各国で色々な伝統医学がある中でも最も理論が体系化されている医学と言われています。
鍼灸、漢方、気功、按摩(マッサージ)、太極拳など多様な治療方法に派生し、日本でも19 世紀までは医療の中心となっていました。江戸時代には徳川将軍の専属鍼灸師がいたことが文献にも残っています。
東洋医学とよく並べられる西洋医学(現代医学)とはどう違うのでしょうか。
西洋医学では、人体を細分化して検査・観察して病巣のある部分を中心に病気を診ていき診断名をつけ、症状に対して治療していきます。診断名がつかなければ治療を行わないこともあります。
一方東洋医学は、全身のバランスを重視します。
人体を「気・血・水」「五臓六腑と経絡」「陰陽」の観点から診ていき、局所と全身のどこのバランスが崩れているかを四診(視る・聴く・尋ねる・触れる)によってチェックします。
それに合わせて鍼灸や漢方で刺激を入れてバランスを整え、身体が本来もつ自然治癒力を高めていくことが最大の特徴です。仮に症状が出ていなくてもバランスの崩れはいずれ病気のもととなりますので、病気になる前(未病)の治療として施術を行います。
肩こりや腰痛、関節痛だけでなく、眼精疲労、寝つきが悪い、体がスッキリしない、何となく調子が悪いといった症状名がつかないような状態、いわゆる病気になる前「未病」の段階でケアすることで、自分自身の持つ自然治癒力を引き出す事ができ、毎日生き生きと生活できます。生活のサイクルに東洋医学の治療を入れてみませんか?