- Blog記事一覧 -鍼灸の質問 ~お灸って何からできているのですか?~
こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の金子です。
東洋医学を広めるべく、今回も患者さんからよくいただくご質問に回答していきます♪
今回の質問はこちら!
Q, お灸って何からできているのですか?
A, ヨモギの葉を乾燥させてできています!
厳密に言いますと、ヨモギの葉の表面にあります産毛を精製したものです。この精製したものを艾(もぐさ)と呼んでいます。
海外でもお灸が浸透してきており、艾の読み方を英語でそのままmoxaと呼び、親しまれています。
ちなみに艾の生産量日本一は・・・新潟県です^^
さて、このヨモギの産毛を混じり気なく精製したものは大変高価で、不純物が多いものほど安価になっていきます。
値段の違いは「火のつけやすさ」「燃焼温度」「燃焼速度」として表れ、高価なものほど火がつけやすく、温度も穏やかになり心地よい刺激となります。
当院で使用するお灸はすべて最高品質のもので揃えています。
安価なものが悪いかというとそうではなく、例えば灸頭鍼という鍼の上にお灸を乗せる施術方法を行うときなどに活用します。
温度が上がりやすいため皮膚に直接触れない使い方をするときは使い勝手がよいのです(^^♪
一昔前まではお灸というとお仕置きの代名詞として使われていましたが、最近では「温活」「お灸女子」という言葉も出てきました。
ちなみにお灸女子という言葉の認知率は患者さん10名ほどに聞いてみましたが0%でした(笑)
なんとなく身体がだるい、コリが取れない、顔や足がむくみやすいという場合には冷えなどによる循環の悪さがあるかもしれません。また平熱が36度にいかないという方も増えてきました。
また慢性的な冷えがある方は不妊だったり、逆子になってしまうことが多いようにも感じます。
こういった不調などに対して、お灸をはじめとして身体を温めて代謝を上げて健康を取り戻していく、というのが温活の取り組みなのです!
興味がある方は気軽にご相談くださいね!