- Blog記事一覧 -肩こりの3つの根本原因
こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の金子です!
国民病とも言える肩こりですが、つらくなると湿布を貼ったり、頭痛が出たら痛み止めを飲むということを繰り返している方も多いのではないでしょうか?
肩こりは筋肉が慢性的に緊張することで起こる症状ですが、原因がいくつかあるので解説していきます!
肩こりの原因は大きく分けて3つあります。
1、筋肉
2、骨格
3、自律神経
1、筋肉
これは単純に肩の筋肉を使いすぎなどによって血流が悪くなることで肩こりが出てくるケースです。
高いところに手を伸ばしての作業、重たいリュックやカバンを持ったなど、こってしまうのに明確な理由があります。
筋肉の疲労がもとですので、マッサージやお風呂で血行を良くしたり、少し休めば治ってしまう軽度な肩こりです。
この時点でお悩みの方はまだ少ないと思います。
2、骨格
筋肉は骨にくっ付いていますので、骨の位置や関節の使い方によって筋肉に余計な負担がかかることがあります。
特に肩の筋肉に影響を与えるのが猫背です。通常背骨というのは腰で反って、背中は丸くなって、首はまた反って、というウェーブ(波)のような形状をしています。
それが猫背になると腰は丸くなり、背中も丸くなり、それによって首まで丸くそして頭が前に出てしまいます。
頭と言うのは大体体重の10%ほどありますので、重さで言えば5,6キロあります。
頭が背骨の上に乗っかっていれば首も楽なのですが、前に出てきてしまうと筋肉によって頭を支えなくてはなりません。
その時間が長くなると首から肩にかけての筋肉が緊張し肩こりとなってしまうのです。5,6キロの荷物をずっと持っているのはつらいですよね(^^;)
さらに猫背になると肩甲骨が外側に引っ張られ、いわゆる「巻き肩」の状態になります。
首、肩の大きな筋肉は全て肩甲骨についていますので、巻き肩によって肩甲骨の動きが低下することで筋肉が使われにくくなり、やはり肩こりの原因となってしまいます。
その他にもストレートネックという頚椎の異常であったり、鎖骨骨折、肩関節脱臼といったケガも肩こりの原因になります。
骨格が原因となる肩こりはマッサージやお風呂では一時的な改善はしますが、根本的な問題解決にはなりません。
セドナでは猫背などの「ゆがみ」がある場合にはカイロプラクティックという骨格矯正の施術をご提案しております!
3、自律神経
これは目に見えないものですのでピンと来ないかもしれませんが、現代人の肩こりでひそかに増えています。
自律神経というのは生命活動を自動で行うための神経で、心臓が止まらず動いているのも、食べ物が消化され便や尿になるのも、暑かったら汗をかくのもすべて自律神経のおかげです。毎日休まず動き続ける働き者の神経です!
自律神経には種類があります。朝や昼に活動するための交感神経と、夜寝たり内臓を動かしたりする副交感神経です。このバランスが乱れると不調を感じるようになります。
交感神経は活動する神経ですので、筋肉を緊張させたり血圧を上げたり血糖値を上昇させたりします。この交感神経が過剰に働いてしまうと筋肉が緊張しやすくなり、筋肉のこりを作ります。
交感神経は「ストレス」にもよく反応します。ストレスの多い生活をしていると交感神経が過剰に働き、何をしてもこりが取れない、慢性的な疲れ、手足の冷えなどを引き起こしてしまいます。これにゆがみが加わるとセルフケアで何とかするのは難しいため、専門的な施術が必要となります(^^;)
自律神経が乱れた状態が続くと筋肉だけでなく、めまい、耳鳴り、頭痛といった脳に近い部分での症状も出てくることがあります。
精神的なストレスもそうですが、不規則な生活習慣、運動不足、暴飲暴食、ゆがみなどもストレスとなります。
セドナでは自律神経調整も行っていますので乱れた自律神経への施術が可能です。
身体だけでなく生活習慣にも問題がある場合は自律神経が乱れやすいために体調を崩しやすくなります。
生活に合わせて無理なく通える施術計画も作成できますので気になる方はご相談ください。
筋肉、骨格、自律神経の観点から解説させていただきました!
少し難しい内容もあったかもしれませんが、自己判断せず迷ったら聞いてください(^^)
セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
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