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眠れない夜の対処方法

2020.09.07 | Category: 不眠症,自律神経失調症

こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院院長の金子です。

秋の夜長ということで皆様はよい睡眠はできていますでしょうか。

逆に季節の変わり目ということで自律神経が刺激され、眠りが浅くなってしまっている方もいるかもしれませんね。今回は睡眠の方法で「刺激制御療法」をご紹介しますので眠れない日々が続いている方は参考にしてみてください。

人間は習慣で生きていますので、無意識にしている行動が睡眠を妨げていることがよくあります。

刺激制御療法は簡単に言うと「布団は寝るためだけに使え」ということを脳に覚えさせる、睡眠外来でも取り入れられている認知行動療法です。睡眠において良くない習慣として、布団に入った後でスマホやテレビを観るという行動が挙げられます。

これは布団に入ったのに脳が寝た方がいいのか、起きてスマホやテレビを観た方がいいのか混乱してしまうため結果的に睡眠が妨げられてしまいます。

【刺激制御療法で推奨していること】

1、眠くなったときだけ布団に入って横になること(性行為は別とされています)

2、眠ること以外で布団を使わないこと。寝床では読書、スマホ、考え事、飲食などしない。

3、寝つけない場合は布団から出て別の部屋に行く。時計は見ず起きたいだけ起きて読書や音楽鑑賞などリラックスできることをして眠くなったら布団に戻る。

4、それでも眠れないときは再び「3」を繰り返す。

5、睡眠時間に限らず朝は同じ時間に起きること。リズムを作ることが夜の睡眠に役立つ。

6、日中は極力昼寝をしないこと

以上です。どこかで聞いたことがあるかもしれませんね。

布団の中に入って眠れない、という経験を繰り返すことで布団を見ただけで「また今日も眠れないのでは…」と刷り込まれていきます。ですがこの行動を繰り返していくことで脳が「布団に入る=寝る」ということを記憶しスムーズな睡眠ができるようになってきます。

睡眠とは身体の疲れを取ってリフレッシュし、また元気な状態で次の日を迎える素晴らしい行為です!ぜひ睡眠制御法をお試しいただいて、それでもまだお困りでしたら自律神経調整もとても効果的です。スタッフに気軽にご相談くださいね。

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