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坐骨神経痛について②

2018.04.30 | Category: 坐骨神経痛

前回に続いて坐骨神経痛のお話です。

主な原因は

①根性・椎性の坐骨神経痛

②梨状筋症候群

③仙腸関節障害

の3つでしたね。

レントゲンなどでは判断しづらい

残りの2つの症状を説明していきます。

みなさんも痛みや痺れがありレントゲンを撮ったが

骨に異常はありません

と言われた経験はないでしょうか?

そう、骨に異常がなくても神経症状は出ます

 

梨状筋症候群

骨盤の仙骨という骨から大腿骨の大転子に付着していて、

主に股関節を外側に捻る働きのあるのが

梨状筋」です。

多くの方は梨状筋の前側を坐骨神経が走っています。

(稀に筋肉の間を神経が走る方もいます。)

したがって股関節の負担が多い、座り姿勢が長いなどの影響で

この梨状筋が硬くなり、動きが悪くなってしまっていると

坐骨神経を圧迫したりしてしまうことがあります。

実は坐骨神経痛の場合ヘルニアよりも梨状筋症候群の方が多いと言われています。

その中で注意しなくてはならないことはヘルニアと言われたが、それが原因とは限らないということです。

ヘルニアの施術をしたがなかなか変わらない場合や、何年も前のヘルニアが再発したと思っている方は圧迫を受けているのは他の部分かもしれません。

それを鑑別するのは徒手検査でもできますのでご相談ください。

次回は残り1つについて説明していきましょう。

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