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東洋医学 | セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 公津の杜院の記事一覧
春は気温が上がり冬に溜め込んだ老廃物が排出されやすい時期です。
しかし春は寒暖差が大きく自律神経の乱れや血流・リンパの滞りが原因で「むくみ」が起こりやすい季節でもあります。
今回は春のむくみの原因とアプローチ方法についてご紹介します。
① 気温差による自律神経の乱れ
春は朝晩と日中の寒暖差が大きく自律神経のバランスが乱れがちです。自律神経が乱れると血管の収縮・拡張がうまく働かず、血流やリンパの流れが滞りむくみやすくなります。
② 冬に溜め込んだ老廃物の排出
冬は運動不足や代謝の低下により老廃物が体内に溜まりやすくなっています。春になり代謝が活発になると体が排出しようとしますが、巡りが悪いとむくみとして現れることがあります。
③ 花粉症やアレルギー反応
春は花粉症などのアレルギー症状が出やすい時期です。アレルギー反応による炎症で血流が悪化し、水分代謝が低下することでむくみが起こることがあります。特に目の周りや顔がむくみやすくなります。
④ 春の食生活の変化
春は新生活が始まり食生活が乱れやすい時期でもあります。外食が増えたり塩分の多い食事が続いたりすると、水分を過剰に溜め込みむくみの原因となります。
① 水分代謝を促すツボ刺激
鍼灸では体の巡りを整え余分な水分の排出を促すことでむくみを改善します。特に以下のツボが効果的です。
•三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの上、指4本分の場所)
→ 血流を促し、むくみや冷えの改善に効果的。
•陰陵泉(いんりょうせん)(すねの内側、膝下のくぼみ)
→ 余分な水分の排出を助け、むくみを軽減。
•太谿(たいけい)(内くるぶしとアキレス腱の間)
→ 腎の働きを整え、水分代謝を高める。
•耳のツボ(耳介腎・耳介膀胱)
→ デトックス効果を高めるツボで、むくみ解消に効果的。
② お腹・足元の温め
むくみは「冷え」が関係していることも多いためお腹や足元を温めることが大切です。
鍼灸施術ではお灸を使って胃腸や腎の働きを高め、内側から巡りを良くする施術を行います。
③ 自律神経を整える施術
春は自律神経が乱れやすい季節のためリラックスを促す施術も重要です。頭や首、背中のツボに鍼をすることで副交感神経を優位にし、血流改善をサポートします。
④脚のオイルトリートメント
当院で取り扱っているDr.エバーハルト社の陰陽五行オイルを使用して、血流やリンパの流れを促し老廃物の排出を助ける効果が期待できます。
症状や体質、性格などに合わせて患者様に合ったオイルを選んで行います。
① 白湯を飲む
朝に白湯を飲むことで体内の巡りを良くしデトックスを促します。
冷たい飲み物は体を冷やしむくみを悪化させることがあるので、できるだけ温かいものを摂るのがいいです。
② 軽い運動やストレッチ
春は運動を始めるのに最適な時期です。ウォーキングやストレッチを取り入れることで、血流やリンパの流れを改善しむくみを予防できます。
③ 塩分や添加物の多い食事を控える
加工食品や外食が続くと体内の水分バランスが崩れむくみの原因になります。春野菜(菜の花、アスパラガス、タケノコなど)を積極的に摂ると、デトックス効果が期待できます。
④ ふくらはぎのマッサージ
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ血液を心臓へ戻すポンプの役割をしています。足がむくみやすい方は軽くマッサージをすることでスッキリ感が得られます。
春はむくみやすい季節ですが適切なケアをすることでスムーズにデトックスできます。
鍼灸では水分代謝を促し体の巡りを整える施術を行うためむくみが気になる方にもおすすめです。ぜひ春の体調管理に鍼灸を取り入れてみてください!
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤
春は東洋医学において「肝」の季節とされています。
肝は血の巡りを調整し気(エネルギー)の流れをスムーズにする重要な働きを担っています。
しかしストレスや生活習慣の乱れによって肝の働きが低下すると、さまざまな不調が現れることがあります。
今回は肝の役割や不調のサイン、そして鍼灸によるケアについてご紹介します。
東洋医学における肝の主な役割は以下の3つです。
1. 気の流れ(気機)を調整する
肝は気の流れをスムーズにする働きがあり全身の機能を調整します。この働きが滞るとイライラや不安感、ため息が増えるなどの精神的な不調が現れます。
2. 血を貯蔵し必要な場所へ供給する
肝は血液を貯蔵し必要に応じて全身に送り出します。特に目や筋肉に深く関わっており肝の血が不足すると目の疲れやかすみ目、筋肉のこわばりやこむら返りが起こりやすくなります。
3. 自律神経のバランスを整える
肝はストレスと密接に関係しておりストレスが過剰になると自律神経のバランスが乱れ、不眠や胃腸の不調が引き起こされます。
肝の働きが低下すると以下のような症状が現れることがあります。
精神的な不調:イライラしやすい、怒りっぽい、不安感、憂鬱感
目の不調:目の疲れ、乾燥、かすみ目、充血
筋肉や関節の不調:こむら返り、肩こり、関節の痛み
消化器系の不調:食欲不振、胃のもたれ、下痢や便秘の繰り返し
自律神経の乱れ:寝つきが悪い、眠りが浅い、寝ても疲れが取れない
特に春は気温の変化が激しく自律神経が乱れやすいため、肝の不調を感じる人が増えやすい時期です。
鍼灸では肝の働きを整え気や血の巡りを改善することで、上記の症状を緩和することができます。主に以下のような施術を行います。
1. 「太衝(たいしょう)」への鍼刺激
太衝は足の甲にあるツボで肝の気の流れをスムーズにする効果があります。ストレスによるイライラや自律神経の乱れを整えるのに有効です。
2. 「肝兪(かんゆ)」への施術
肝兪は背中にあるツボで肝の働きを強化し血の巡りを改善します。眼精疲労や筋肉のこわばりがある方におすすめです。
3. お灸で温める「三陰交(さんいんこう)」
三陰交は内くるぶしの上にあるツボで血の巡りを良くし肝・脾・腎を調整する働きがあります。女性の月経トラブルや冷え性の方にも効果的です。
また生活習慣の改善も大切です。適度な運動や深呼吸を心がけリラックスできる時間を作ることが、肝の負担を減らすポイントとなります。
肝は身体と心のバランスを整える重要な臓器です。
ストレスや生活習慣の影響を受けやすく、不調が続くとさまざまな症状を引き起こします。
鍼灸施術では、肝の機能を高め、気や血の巡りを改善することで、不調を和らげることができます。
春は肝の不調が出やすい時期ですが鍼灸によるケアと日々のセルフケアを取り入れることで、心身ともに健やかに過ごせるようになります。
ぜひ鍼灸を活用して肝を整え元気な毎日を送りましょう。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤
春になると多くの人が悩まされる花粉症。
くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状がつらいですよね。花粉症の症状を軽減するためには薬だけでなく、体のケアを取り入れることも大切です。
今回は花粉症の症状を和らげるための体のケア方法についてご紹介します。
花粉症の症状が出る大きな原因の一つに、「免疫バランスの乱れ」があります。特に血流やリンパの流れが悪くなると、体が過剰に反応しやすくなります。
そのため血流を改善するケアが有効です。
・首や肩のコリをほぐす
首や肩がこっていると鼻の粘膜の血流が悪くなり、症状が悪化しやすくなります。軽いストレッチやマッサージを取り入れ筋肉の緊張を和らげましょう。
・入浴で血行促進
ぬるめのお湯(38~40℃)にゆっくり浸かることで血流が改善し、副交感神経が優位になります。これにより自律神経のバランスが整い、花粉症の症状が和らぎやすくなります。
腸内環境の乱れは免疫機能に影響を与え、花粉症の症状を悪化させる原因になります。発酵食品や食物繊維を積極的に摂ることで腸内環境を整えましょう。
■おすすめの食品
・発酵食品(納豆、ヨーグルト、味噌、ぬか漬け など)
・食物繊維を多く含む食品(ゴボウ、海藻、キノコ類 など)
・抗酸化作用のある食品(緑黄色野菜、ナッツ類 など)
また白砂糖や加工食品の摂りすぎは腸内環境を乱す原因となるため、できるだけ控えるのがおすすめです。
東洋医学では花粉症は「肺」や「脾」の働きの低下、気の巡りの滞りが関係していると考えられています。鍼灸施術では体のバランスを整えながら、鼻詰まりや目のかゆみなどの症状を和らげることが可能です。
〇鍼灸で期待できる効果
・鼻粘膜の炎症を抑え鼻詰まりや鼻水を改善
・自律神経を整え免疫の過剰反応を抑える
・血流を促進し体質を改善
〇花粉症に効果的な施術部位
・迎香(げいこう)(小鼻の横)…鼻の通りを良くする
・合谷(ごうこく)(手の甲の親指と人差し指の間)…免疫調整に作用
・風池(ふうち)(首の後ろ)…目のかゆみや鼻詰まりを軽減
・足三里(あしさんり)(すねの外側)…消化機能を整え、免疫バランスをサポート
花粉症シーズンの前から鍼灸を受けることで症状が軽減しやすくなるため、早めのケアがおすすめです。
不規則な生活や睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こし、花粉症の症状を悪化させる原因になります。
・質の良い睡眠をとる
睡眠不足は免疫機能を低下させるため十分な睡眠を確保しましょう。特に、22時~翌2時の間は成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムなので、この時間帯にしっかり眠ることが理想的です。
・適度な運動を取り入れる
ウォーキングや軽いストレッチなどの適度な運動は血流を良くし、免疫機能を正常に保つのに役立ちます。屋外での運動が難しい場合は室内でできるヨガやストレッチを取り入れてみましょう。
花粉症は薬だけでなく日常のケアや鍼灸施術によって症状を軽減することができます。血流を良くすること、腸内環境を整えること、鍼灸で体のバランスを整えること、そして規則正しい生活を送ることが大切です。今年の春はぜひ鍼灸を取り入れながら体のケアを行い、少しでも快適に過ごしましょう!
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤
こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の伊藤です。
今の時期は年末年始の食べすぎ・呑みすぎやストレスなどから胃腸の不調を訴える患者様が増える傾向にあります。
特に東洋医学で「胃熱」と呼ばれる症状は日常生活の中で意外と多く見られます。
今回は胃熱の原因や症状そして鍼灸治療がどのように効果的かをご紹介します。
東洋医学では、体の各臓腑に「気・血・水」の流れを重視します。
胃は消化吸収を担う大切な臓器ですが暴飲暴食やストレス、油っぽいものや辛いもの、アルコールなどで負担がかかると胃に熱がこもりやすくなります。
この状態を「胃熱」と呼びます。
胃熱の主な症状には、以下のようなものがあります
・食欲が過剰に湧く
・口内炎やニキビが出やすい
・口が渇く、喉がイガイガする
・便秘や便が固い
・胃もたれや胸やけ
胃熱が長引くと体全体のバランスが崩れやすくなるため、早めのケアが大切です。
鍼灸は東洋医学の理論に基づいて体の気・血・水の流れを整える施術です。胃熱の改善には、以下のようなアプローチがあります
1. 胃熱を冷ます経穴(ツボ)
中脘(ちゅうかん)、足三里(あしさんり)、内関(ないかん)などのツボは、胃の働きを調整し余分な熱を取り除く効果が期待できます。これらのツボに鍼やお灸をすることで、胃腸の負担を和らげ症状を改善します。
2. 気の巡りを整える
胃熱の背景にはストレスや気の滞りが関与している場合があります。鍼灸では全身の気の流れを整えることでストレスを軽減し、胃腸にかかる負担を取り除きます。
3. 体質に合わせた施術
一人ひとりの体質や症状に合わせた鍼灸施術を行います。同じ胃熱でも冷えが強い方や疲れが溜まっている方ではアプローチが異なるため、患者様に合ったケアを提供します。
鍼灸と併せて日常生活でのセルフケアも重要です。胃熱を防ぐために以下のポイントを意識しましょう:
・食事:胃熱を和らげる食材(豆腐、大根、りんご、蕎麦など)を取り入れる。油っぽいものや辛いものは控えめに。
・生活習慣:ストレッチや深呼吸、ゆったりとした入浴でリラックスを心がける。
・適度な運動:気血の流れを整えるため軽い運動や散歩を取り入れる。
鍼灸は胃熱の改善だけでなく体全体のバランスを整えることで冬を元気に過ごすサポートができます。
胃熱の症状にお悩みの方は、ぜひ一度鍼灸施術をお試しください。
当院では一人ひとりの症状に合わせた丁寧な施術を行い、患者様の健康を全力でサポートいたします。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください!
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤
こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の伊藤です。
冬が近づき、乾燥が気になる季節になりました。この時期は肌荒れや喉の痛み、さらには体調不良を感じる方が増えてきます。
乾燥は肌だけでなく、私たちの体全体に大きな影響を及ぼすため早めの対策が重要です。
今回は冬の乾燥が体に与える影響と鍼灸施術によるアプローチについてご紹介します。
乾燥した環境は次のような不調を引き起こす可能性があります。
・肌荒れ:乾燥により皮膚のバリア機能が低下しかゆみや赤みが発生しやすくなります。
・喉や鼻の乾燥:粘膜が乾燥すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
・冷え性の悪化:乾燥と寒さが相まって血流が悪化し冷えや肩こりが強くなることがあります。
東洋医学では、乾燥を「燥邪(そうじゃ)」と呼び、体内の水分バランスを崩す要因と考えています。
「燥邪」が影響を及ぼすと肌の乾燥だけでなく、喉の痛みや便秘、疲れやすさなどさまざまな症状が現れることがあります。
鍼灸施術は乾燥が原因で起こる不調に効果的です。以下は、鍼灸で期待できる主な効果です。
1.水分バランスの調整
東洋医学では「肺」が乾燥に深く関わる臓器とされています。鍼灸施術では肺の働きを整えるツボを刺激することで、体内の水分循環を促進し乾燥による不調を和らげます。
2.血流の改善
乾燥した環境では血行が悪くなりがちですが、鍼やお灸による刺激で血流が改善され、冷え性や肩こりの緩和につながります。
3.免疫力の向上
鍼灸施術は自律神経を整え体の免疫力を高める働きがあります。乾燥による粘膜の弱体化や感染症予防にも役立ちます。
セルフケアもとても大切になりますので、日常生活での乾燥対策を以下の方法で取り入れてみてください。
・加湿器の活用:室内の湿度を50~60%に保つことで乾燥を防ぎます。
・水分補給:冷たい飲み物よりも温かいお茶やスープがおすすめです。
・保湿ケア:肌の乾燥を防ぐために、保湿効果の高いクリームやオイルを使いましょう。
また今回、セドナ治療院グループの20周年記念にオリジナルフェイスパックを作らせていただきました。
抗酸化作用のある鹿児島の温泉水をベースに「フランキンセンス」や「スイートオレンジ」などの爽やかな香りの精油がブレンドされています。
自律神経が整い癒しの効果があります。乾燥する今の時期にも大変おすすめの商品になりますので、ご興味がある方はお気軽に仰ってくださいね。
冬の乾燥による不調は適切なケアと鍼灸施術で軽減できます。
当院では患者様の症状や体質に合わせた施術を行い、乾燥対策や体調管理をサポートしています。
乾燥による肌荒れや血行不良が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤