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首・肩・腕の悩み | セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 公津の杜院の記事一覧

【おすすめセルフケア②】巻き肩リセット

2025.04.26 | Category: 首・肩・腕の悩み

デスクワークが続くとだんだんと背中が丸まり肩が前に出やすくなります。

これは「巻き肩」と呼ばれる姿勢で、胸の筋肉が縮こまり背中の筋肉が引っ張られている状態です。

見た目の印象が悪くなるだけでなく、肩こりや首のこり、呼吸の浅さにもつながるのでできるだけ早めにケアすることをオススメします。

今回は胸まわりをゆるめて巻き肩を改善するストレッチをご紹介します。

■ 巻き肩を引き起こす筋肉とは?

巻き肩の主な原因は胸の筋肉である大胸筋(だいきょうきん)小胸筋(しょうきょうきん)の緊張です。

この2つの筋肉は肩を内側に引っ張る働きがあり、腕が体より前にある状態(長時間のパソコンやスマホ、運転など)が続くと自然と縮こまってしまいます。

筋肉は表が縮めば裏が伸びるという拮抗関係があり、胸側が縮こまると背中側が伸ばされ、肩甲骨の位置が外側に引っ張られることで猫背や巻き肩となります。

■ おすすめケア①  胸を開くシンプルストレッチ

1. 両手を後ろで組み肩甲骨を寄せるようにして胸をぐっと開きます。

2. あごを少し上げ、目線を斜め上に向けるとさらに胸が広がります。

3. 深呼吸をしながら20秒キープ。

【ポイント】

・腕の力で無理に引っ張るのではなく、胸の前が心地よく伸びる程度に留めること。

・真ん中にシワを作るイメージで左右の肩甲骨を寄せることで筋トレ効果も

・ヘルニア、首を痛めている、肩甲骨がうまく動かないという方は↓のやり方もオススメです

 

■おすすめケア② カンタン小胸筋ほぐし

1. まずは椅子に座り背中が丸くならないよう注意し肩の力を抜きます。

2. 右腕を45°にし伸ばし軽く後ろに引き、もう一方の手は鎖骨の下に当てます。

3. 指のお腹で円を描くように気持ちのいい強さで鎖骨の下の筋肉をほぐします。筋肉が緩んでいくのを感じながら左右行いましょう。

(腕がより後ろに引きやすくなったら緩んだサインです)

【ポイント】

・深呼吸をしながら行うことでより効果的です

・胸がゆるむことで自然と姿勢も整いやすくなります。

■ 正しい姿勢を思い出す「セットポジション」

ストレッチとあわせて覚えておきたいのが、正しい姿勢の意識づけです。

1. 両肩をすくめてストンと下ろす。

2. 肩甲骨を軽く寄せて胸を開く。

3. あごを引いて頭を背骨の上に乗せるイメージで。

この“セットポジション”をこまめに意識することで、体は少しずつ正しい姿勢を思い出してくれます。

さいごに

巻き肩を放置してしまうと肩こりや猫背が慢性化しやすくなります。また呼吸が浅くなると自律神経が乱れ交感神経が優位になりやすくなります。

体が緊張が続くと脳がストレスを感じ、頭痛や耳鳴り、めまいや不眠などさまざまな症状を引き起こします。

そういった症状の予防としてはもちろん、自分の体や心と向き合うための時間としてストレッチがオススメです。

最初はこのページを見ながら始めて、慣れてきたらスマホを置いて自分に意識を向けてケアをしてみてください。

今回のストレッチを毎日の習慣に取り入れて胸を開き、呼吸も気持ちもスッと整えていきましょう。

おすすめセルフケアシリーズ

【おすすめセルフケア①】首・肩こりストレッチ

【おすすめセルフケア③】腰・背中ストレッチ

【おすすめセルフケア④】足のむくみリセット体操

お悩みに合わせてお読みくださいね!

 

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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F

鍼灸師 伊藤

 

【おすすめセルフケア①】首・肩こりストレッチ

2025.04.15 | Category: 首・肩・腕の悩み

長時間のデスクワークで夕方になると首や肩がガチガチという経験はありませんか?

実はその不調は姿勢のクセや筋肉の使い方に原因があります。

今回はデスクワークで特に疲れやすい「首・肩まわり」に着目して簡単にできるストレッチをご紹介します。

張りやすい筋肉とは?

デスクワーク中に首や肩が緊張しやすい大きな原因の一つが同じ姿勢が続くことです。

パソコン作業やスマホ操作によって無意識に肩がすくみ、頭が前に出る姿勢がクセになってしまいます。

このときに硬くなりやすいのが僧帽筋(そうぼうきん)肩甲挙筋(けんこうきょきん)といった首と肩をつなぐ筋肉です。

これらがこわばることで血流が悪くなり、肩こりや頭痛の原因になることもあります。

おすすめケア① 首の側面伸ばし

1. 椅子に座った状態で片方の手を鎖骨の上に置き、少し下に押し下げるようにします。

2. 首を後ろに傾けて斜め上を見るようにしてゆっくり伸ばします。

3. 呼吸を止めずに痛くならないよう15秒キープします。

4. 反対側も同様に行います。

【ポイント】

・無理に引っ張らず重力に任せて自然に伸ばすこと。ゆったりと呼吸しながら行いましょう。

おすすめケア② 肩の回旋ストレッチ

1. 両肩に手を置き肘でなるべく大きく円を描くように回します。

2. 前から後ろへ10回、後ろから前へ10回。

3. 肩甲骨が動いているのを意識しながら行うと効果アップ!

デスクワークでは肩甲骨が動かなくなることで筋肉が硬直しやすくなります。意識的に「動かす」ことが大切です。

ストレッチとあわせて鍼灸ケアも

慢性的な肩こりや首こりにお悩みの方には、ストレッチと併せて鍼灸施術を取り入れるのもおすすめです。

鍼灸では表層からでは届かない深層部の緊張を和らげるとともに、循環を促進し自律神経を整えることでコリの根本へアプローチします。

ツボを刺激することで眠りが深くなったり精神のリラックス効果も期待できます。「こりやすい」「長く悩んでいる」という方は、ぜひ一度試してみてください。

ちょっとした意識が疲労を防ぐ

ストレッチをする時間がない方でもこまめに「姿勢を正す」「脱力する」など、日常の中で少しだけ意識するだけでも違いが出ます。

30分に一度は立ち上がる、目線を遠くに向けるなど簡単なリセットを習慣にするのもおすすめです。

続編の記事では「巻き肩」に役立つストレッチをご紹介します。

首や肩のこりを感じたときは、ぜひ今回のストレッチを取り入れてみてくださいね。

おすすめセルフケアシリーズ

【おすすめセルフケア②】巻き肩リセット

【おすすめセルフケア③】腰・背中ストレッチ

【おすすめセルフケア④】足のむくみリセット体操

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鍼灸師 伊藤

肩こりが起こる原因と鍼灸施術

2024.10.08 | Category: 鍼灸,首・肩・腕の悩み

こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の伊藤です。

肩こりは現代社会において非常に多くの方が抱える悩みの一つです。

デスクワークやスマートフォンの長時間使用、ストレスや運動不足などさまざまな要因が肩こりを引き起こすものとなります。

今回は「肩こりが起こる原因と鍼灸施術」についてご紹介します!

肩こりになる原因とは?

1.姿勢の悪さ

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって前かがみの姿勢が習慣化すると、首や肩の筋肉に負担がかかり肩こりを引き起こします。

「猫背」や「ストレートネック」などの姿勢不良が肩の筋肉を緊張させることで血流の悪化に繋がります。

2.運動不足

肩や首周りの筋肉をあまり動かさないことで、筋肉が硬直しやすくなります。

運動不足は筋肉の柔軟性を低下させるだけでなく、全身の血行不良を引き起こし肩こりを悪化させる原因ともなります。

3.ストレス

精神的なストレスも肩こりの大きな原因です。ストレスが溜まると自律神経が乱れ、筋肉が緊張しやすくなります。

特に肩や首の周辺の筋肉はストレスによって硬くなりやすく、これが慢性的な肩こりへと繋がることが多いです。

4.冷えや血行不良

冷房の効いたオフィスや寒い環境に長時間いることで、体が冷え血流が悪くなります。

これにより肩の筋肉がこわばり痛みを感じるようになります。血行不良は筋肉の酸素や栄養供給を妨げ、こりや痛みを悪化させる要因となります。

上記の原因に当てはまっている方が多くいらっしゃったと思います。肩こりは頭痛や眼精疲労などにも繋がってきますのでしっかりケアしてあげることが大切です。

「鍼灸って肩こりに効くの?」

と疑問に思っている方、ご安心ください!

当院に肩こりで通われている患者様の多くは「スッキリした」と仰っていただけています。

ここからはなぜ鍼灸が肩こりにオススメなのか解説していきます。

鍼灸施術による肩こり緩和のメカニズム

鍼灸施術は肩こりに対して非常に効果的な治療法の一つです。鍼や灸を使って気の流れや血流を改善し体全体のバランスを整えることで、肩こりの根本的な原因にアプローチします。

1.血行促進効果

鍼を肩や首周りのツボや筋肉に刺すことで、筋肉の緊張をほぐし血流を促進させます。

酸素や栄養が筋肉に十分に供給され、老廃物の排出もスムーズに行われるようになります。血流が促進されることで痛みやこりが緩和されるだけでなく、肩の柔軟性も向上します。

2.自律神経の調整

鍼灸は自律神経にも作用します。ストレスや疲労が蓄積すると自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になり筋肉が緊張しやすくなります。

鍼灸施術で副交感神経優位に働きかけることで心身がリラックスし筋肉の緊張を緩和することができます。

3.ツボへの直接的なアプローチ

東洋医学では肩こりに対するツボがいくつかあります。

例えば「肩井(けんせい)」や「天柱(てんちゅう)」といったツボに鍼を打つことで肩や首の筋肉を直接緩め痛みの軽減が期待できます。

また灸によって温めることで冷えによる血行不良の改善も期待できます。

4.リラックス作用

鍼灸にはリラックス作用があります。鍼灸による刺激は「セロトニン」、「オキシトシン」「ドパミン」、「β-エンドルフィン」など幸せホルモンと呼ばれる物質の分泌を促します。

施術後には全身の筋肉がリラックスした状態になり、肩や首だけでなく全身の疲労回復やストレス解消にも繋がります。

肩こりの予防としても定期的な鍼灸施術がオススメです。

まとめ

肩こりは多くの方が抱える悩みですが、原因を知り生活習慣を少し改善するだけでも軽減することができます。

また鍼灸施術で肩こりの原因の根本からアプローチすることができるので気になった方はいつでもご相談ください。

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自律神経を整えて肩こりスッキリ!肩こりの症例紹介

 

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鍼灸師 伊藤

自律神経を整えて肩こりスッキリ!肩こりの症例紹介

2024.06.16 | Category: 自律神経失調症,首・肩・腕の悩み

1.はじめに

肩こりに悩んでいる方は多いですが、その原因や解決策を十分に理解している人は少ないのではないでしょうか?

本記事では、肩こりの一般的な原因、自律神経と肩こりの関係、整体によるアプローチや症例についてご紹介します。

特に整体を受けて肩こりが大きく変化した症例を取り上げ、具体的な施術法とその効果を解説します。

 

2. 自律神経と肩こりの関係

自律神経の役割

自律神経は体内の様々な機能を自動でコントロールする神経システムです。

体を活動に適した状態にする交感神経と、体を回復させたり内臓の働きを活発にさせる副交感神経からなります。

食べた物を消化・吸収したり、気温に合わせて汗をかいたり体温をつくったり、走ったらドキドキしたりするのは自律神経が自動で調整しているからです。

これらのバランスが崩れると体調を崩す原因となります。

 

肩こりに対する自律神経の影響

多くの場合、交感神経の働きが過剰となることで筋肉が緊張しやすくなったり、血管が収縮しやすくなります。

そこにストレス、睡眠不足、運動不足、デスクワーク、姿勢不良、冷え症・・・といった固まる要因が重なることで肩こりを引き起こします。

筋肉が固くなることで血流が悪くなり、痛みや不快感を引き起こします。その不快な刺激がまた自律神経を刺激し固くさせていくというのが慢性的な肩こりの正体です。

 

3. 整体施術の効果

整体施術の基本

整体は一般的に手技を用いて骨格や筋肉のバランスを整える施術法です。当院では骨盤調整の専用のベッドを用いて骨格のバランスを整えます。

整体の流れは、まず初診で患者さんの症状や体の状態、生活習慣を詳しく評価し、個別にカスタマイズされた施術プランを提案します。

整体以外にも鍼灸、筋膜リリース、ストレッチ(運動療法)なども行うこともあります。

整体が自律神経に与える影響

自律神経は脳の視床下部というところから発生し、背骨や骨盤、お腹周りに神経のまとまりがあります。

そのため骨格のゆがみや姿勢不良は自律神経の通り道を邪魔する(神経伝達の阻害)ことになり、結果的に不調へと繋がります。

そういった負の刺激の蓄積は自律神経や脳にとってのストレスとなります。

整体には筋肉や関節を緩めることで正しい姿勢を取りやすくなるだけでなく、心地よい刺激によって副交感神経を優位にさせ、過剰になった交感神経を抑制する働きが起こります。

加えてセドナ独自の頭蓋骨調整、鍼灸、呼吸指導によって自律神経のバランスを整えていきます。

 

4.症例紹介

患者さんの背景

40代の女性、デスクワークが中心の生活を送っており、慢性的な肩こりやめまい、頭痛になやんでいました。特に仕事が忙しくなったり、育児でイライラすると肩こりが悪化し、不眠症が伴うようになりました。

薬を飲めば症状が治まるものの、このまま飲み続けていいのか迷い、すでに通院中の友人からセドナの話を聞きご来院されました。

 

施術の経過

初診で肩周りの強い筋緊張、常に力が入っていて脱力できない、ドライアイやノドの乾きといった所見から自律神経の乱れ(交感神経優位)が確認されました。

施術は週に1回、3ヶ月間で12回のプランで実施されました。

施術内容は、全身の筋肉をゆるめる手技と、骨盤と背骨の調整、股関節や肩甲骨のストレッチ、自律神経を整えるための頭蓋骨の手技を組み合わせました。

天気やストレスなどで症状が強い日には鍼灸も行いました。

 

施術後の経過と結果

施術開始から3回目で肩の緊張が緩和され、頭痛も減少しました。

波はあるものの概ね回数を重ねるごとに軽快し、8回目の施術終了後には、肩こりの症状は大きく緩和しました。

睡眠の質が改善し、朝のスッキリ感が続くようになり、仕事や家庭で負荷がかかっても調子を崩すことがほとんどなくなりました。

9回目以降は少し間隔を空けて再発予防のメンテナンスに移行しました。

 

患者の声

※症例の方ではありませんが、実際にいただいた口コミをご紹介します。

「肩が痛く来院しました。問診も丁寧に聞いてくださり、施術前の説明もわかりやすかかったです。姿勢が悪くて、改善したのかだったので、姿勢を正すストレッチを教えてもらいました。それは毎日欠かさず続けています。またよろしくお願いします。」

「肩こりで来院しましたが生活習慣から見てくださりとてもよかったです!」

「気になっていた不調の原因がすぐに明確にわかったのでこれからやっていくべきこともわかり、気持ちもすっきりです。ありがとうございます!これから改善していくことが楽しみです。」

 

5. 整骨院の紹介

当院の特徴

当院では、患者一人ひとりの状態に合わせたカスタマイズされた施術メニューをご提案しています。

「丁寧な説明」「根本へのアプローチ」「健康情報の普及」この3つに特に力を入れています。

施術者は国家資格を持ち、セドナグループ全体でも30万件以上の豊富な経験と専門知識を共有し、常に新しい情報も取り入れています。

施術は自律神経と東洋医学の視点から、目の前の症状だけでなく体質や生活習慣の改善を重視しています。

整体・鍼灸・自律神経調整療法・筋肉マニュピレーション・ストレッチ・筋膜リリース・アロマテラピー・腸活セラピーなどを組み合わせて施術を行います。

 

6. おわりに

肩こりや自律神経の乱れに悩む方は当院にいらしてください。

自律神経を整えることで、肩こりだけでなく、全身の健康状態も向上します。

当院では、初回のヒアリングや検査を重視していますので、しっかりとお話を伺ったうえで最適な施術メニューをご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

ご予約はLINEから

 

7.よくある質問(FAQ)

肩こりと自律神経についてのよくある質問

Q:整体治療の頻度や期間は?

A: 初めは週1回の施術をおすすめしています。マイナスをゼロに戻すためには一度に大量刺激だけではなかなか根本解決にはなりません。

筋肉を鍛えたり、スポーツのフォームを獲得するには時間や回数を要するように施術も頻度が重要です。

症状が改善しましたら月1回のメンテナンスで良い状態を維持することで再発予防にもなります。

メンテナンスを続けている方は「集中力が続くようになった」「イライラが減った」「疲れにくくなった」「痩せやすくなった」など様々な変化を実感されています。

Q:費用や保険適用について教えてください。

A:HPの料金表をご覧ください。

症状や痛みのきっかけによって保険や自費の判断が分かれますので、詳しくはお電話かご来院された際に気軽にお聞きください。

 

Q:自分でもケアをした方がいいですか?

A:セルフケアは強くおすすめしています。行動や生活習慣が変わることで長い目で見て再発予防にも繋がります。

ご自宅でもできる簡単なケアもお教えしますので、担当の先生に気軽にお聞きください。

この記事が少しでもあなたの肩こり改善に役立てば幸いです。

整体で自律神経を整え、自分らしくイキイキとした健康な毎日を送りましょう!

 

セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院

〒286-0048

千葉県成田市公津の杜2丁目14−1 セキードセキ 1F

0476-27-3949

院長 金子竜太

肩こりについて徹底解説

2023.02.14 | Category: 首・肩・腕の悩み

こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の金子です。

今回は当院で最も多いご相談のひとつ「肩こり」について解説をしていきます。

健康の第一歩目は知ることから始まります。肩こりについて知識をつけて、正しいケアをしていきましょう。

肩こりとは?

肩こりとは首や肩の周りの筋肉が緊張して固まることで不快な症状を引き起こしている状態のことを言います。

筋肉は緊張すると力こぶのように膨らみます。膨らんだ筋肉が毛細血管やリンパ管を押しつぶすことで筋肉に栄養や酸素が届かなくなったり、慢性化した肩こりは時に神経を圧迫してしまうこともあります。

お買い物で重い荷物を持っていると腕が疲れたりした経験はありませんか。

あれも腕の筋肉が疲労で血行不良を起こしている状態です。肩こりも同じように筋肉が使われ過ぎて疲れてしまっているイメージです。

 

どんな症状があるの?

血流やリンパの流れが悪くなることで痛みや重だるさ、突っ張り感が出たり、神経を圧迫している場合には強い痛みやシビレなども伴います。

慢性化した肩こりは首や肩甲骨の動きも悪くさせ、首が回らない、上が向きにくい、肩が真っ直ぐ上がらないという症状も付随して出ることも多くあります。

肩こり、ストレス、生活習慣の乱れなど原因が複雑に絡み合った場合に自律神経の乱れとなり、吐き気、頭痛、目のかすみ、顎関節症…など様々な症状に波及することもあります。

長期化するとどんなリスク?

首や肩の筋肉は頚椎、肩甲骨、頭蓋骨、背骨などについていますので、肩こりが長く続けばその周辺の筋肉や神経にストレスを与えます。

首には自律神経へのブロック注射をする際の治療点もあることから、首周辺の緊張は自律神経への働きにも影響を与えることが分かります。(余談ですが血圧をコントロールしているセンサーも首にあります)

肩こりが長期化することで下記の症状のリスクが高まります。

  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 変形性頚椎症
  • 四十肩(五十肩)
  • ストレートネック
  • 胸郭出口症候群
  • 頭痛、めまい、耳鳴りといった自律神経症状

私達が施術させていただく中では頚椎椎間板ヘルニア、四十肩(五十肩)、ストレートネック、頭痛でお悩みの方が特に多いように感じます。

 

肩こりの原因はなに?

肩こりを引き起こす大きな原因は「筋肉の血行不良」です。血液の中には細胞を動かすための栄養や酸素が含まれています。これが届かなくなることで筋肉が固まり、前述の深いな症状を引き起こします。

そこに至るまでの原因に関しては個人差が大きすぎるので細かく解説ができないのですが、大きくパターンに分けるとすれば下記に当てはまる方が多いように感じています。

  • 姿勢不良
  • 運動不足(同じ姿勢が多い)
  • ストレスによる緊張
  • 寝具が合わない

 

姿勢不良

長時間の同じ姿勢、過去のケガ、脚組みなどによって骨盤や背骨がゆがみ、それによって筋肉に負担がかかり緊張しているケースです。姿勢不良の方は関節も固い方が多いです。

いわゆる猫背、ストレートネック、スウェーバック、フラットバックなど姿勢不良には様々な名前がついていますが、それだけ悩んでいる人の数が多いということでもあります。

最近ではスマホを見る時に首が前にお辞儀するように倒れている「スマホ首」という言葉も出てきました。普段からよく使うもの、よくやる行動の時には特に注意したいですね。

 

運動不足

心臓から出た血液が全身をくまなく回ってまた心臓へ戻ってきます。

上半身から下半身に血液が流れる時は重力で落ちるだけですが、下半身から上半身に戻るときには重力に逆らう形になるためエネルギーが必要です。

「足は第二の心臓」という言葉があるように、歩いたり動かしたりする運動をすることで足の筋肉がポンプのように血液を押し出して循環を促進させています。

ですが長く座っていたり、立っていてもその場から動かなかったりすると段々と下半身に血液が溜まってしまいます。すると上半身では血行不良が起こりやすくなり、さらに心臓から上にある首や肩には余計に血液がいきにくくなります。

1日8時間デスクワーク×運動不足×姿勢不良というワードが並んだだけでも恐ろしいですね。

 

肩こりだけでなく運動不足は様々な不調の原因にもなります。

少し話が飛びますが、厚生労働省でも健康のために運動指針を出していて「プラステン」という言葉を打ち出しています。

これは今の生活よりも10分間多く運動することで健康寿命を延ばしましょう、という考え方を広げています。

 

↓↓厚生労働省アクティブガイド資料↓↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpr1.pdf

参考にしてみてください。

 

ストレスによる緊張

こちらは自律神経の交感神経過剰による肩こりです。体はストレスを感じると「戦う」か「逃げる(守る)」ために筋肉を緊張させる反応が起こります。

例えばですが、大きな音が鳴った時に肩の筋肉がピクッと勝手に動いた経験はありませんか。これは大きな音というストレスに対して体が反射的に脳や首を守ろうとして首や肩の筋肉を緊張させて守ろうとする反応です。

一瞬で体に変化を起こすほどの大きなストレスでなかったとしても、日々のストレスや焦りや不安などの蓄積によって交感神経が過剰となり、首や肩の筋肉もジワジワと張ってきます。

もちろん全員ではありませんが、パニック障害やうつ病をお持ちの方は肩こりの方が多いように感じています。

 

寝具が合わない

こちらは枕の高さや材質、敷布団やマットレスの固さが体に合わず、うまく寝返りが打てなくなってしまったことによる肩こりです。

朝から首や肩がバキバキ…という方は寝具が合っていない可能性もあります。最近では高反発系の寝具が出ていますが、あれも寝返りをしやすくするために反発力を高めています。

ひと昔前に流行った低反発系の寝具は沈みすぎてしまうため、普段使いの寝具としてはオススメしていません。骨折中や入院など寝返りができない環境で使用する分には大丈夫です。

中には体が固すぎるせいでどんな寝具も合わないという方もいます。いわゆる寝具難民の方は寝具を変える前にまずは全身のストレッチなど体を変えることから始めましょう。

 

肩こりはどうしたら良くなるの?

繰り返しになりますが、肩こりは血行不良によって起こっています。そのため血流を良くすることが大切です。基本的には「温める」「動かす」「リラックスする」ことを意識しましょう。

血流を良くするためのアイデア

  • 湯船に浸かって温める
  • 冷やさないようにマフラーやストールを使う
  • 肩や肩甲骨をこまめに動かす
  • 有酸素運動の習慣をつくる
  • 寝る前にストレッチする
  • 「力を抜く」と書いた紙を貼っておく
  • 深呼吸する
  • アロマを使う

頭痛や痛みが出るほどに筋肉がこった状態になるとセルフケアでどうにかするのは難しくなります。なのでデスクワークであれば30~60分に1回は肩を回したり深呼吸をしてみたり、朝・昼・夕方の3回に分けて体操をしたりとこまめに動かすことを意識してみましょう。

入浴や寝る前のストレッチは次の日に疲れや緊張を残さないために有効です。特にストレッチをやる時は呼吸も意識してゆったりと15分ほど時間を取って行うことで、自律神経も整いやすくなり睡眠の質も高くなります。

日頃の習慣としてぜひ取り入れてみてください。

 

困った時はプロにお任せください

温める・動かす・リラックスするを実践してもなかなか改善しない場合は、やはり骨格のゆがみや体の使い方やその他に睡眠・食事・運動・ストレスケアの習慣がうまくいっていない可能性があります。そんな時は健康のプロの私達にお任せください。

健康の第一歩目は自分の体を知ることから始まります。

いまのお体の状態や、症状の原因、そしてこれからどうしていけばよいかなどを一人ひとりに合わせて詳しくご説明させていただきます。

慢性的な肩こりでお悩みの方の多くが「筋肉の緊張」「骨格のゆがみ」「関節の固さ」の三拍子が揃っています。特に骨格のゆがみは長年の習慣によるものが大きく、自分では分からないというケースもよくあります。

ゆがみの状態も写真でご説明しますので、肩こりを良くしたいという方はもちろん、今の自分の体がどうなっているのか知りたいという方も是非ご来院ください。

ただいまコロナウイルスの感染対策の一環として完全予約制となっております。ご来院の際にはお電話かお問い合わせフォームより気軽にご相談ください。

 

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院長 金子竜太

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