- Blog記事一覧 -季節の食養生
最近は季節の境目がよく分からなくなりつつありますが日本には四季があります。
東洋医学では「人間も自然の一部であり、自然の変化は体調にも大きく影響する」と言われています。
もっとも代表的な季節の養生は「衣替え」です。
夏は熱がこもらないように、冬は逆に体温を逃がさないような服を選びます。これも立派な養生です。
一方で食べ物や飲み物はどうでしょうか。
薬膳の考え方では食べ物には陰性・陽性があり、分かりやすい例で言えば「ショウガは身体を温める」といったものです。
これはショウガに限った話ではなく食材それぞれにも何らかの性質があります。
抑えておきたいポイントは「旬のものを食べる」ということです。旬のものはその季節に最も美味しく、その季節を乗り越えるための栄養素やパワーを私達に補給してくれます。
(これが野菜や果物などの生存戦略でもあります)
言葉にすると陳腐に聞こえてしまうかもしれませんが、新鮮なものというのは生命力が強くパワーがある状態なのです。
最近では生産・運送技術の進化によって1年中安定して同じ食材が並ぶようになりました。また加工品も溢れていますね。
ですがずっとコンビニ弁当では体調を崩してしまいますし、年中同じようなものばかりを食べていると消化器や腸内細菌の働にも影響を及ぼしかねません。
うまく旬の食材を取り入れて食卓の栄養素や彩を豊かにして食事を楽しんでみていかがでしょうか。
これからの季節の養生をいくつかご紹介します。
・冷水をやめて常温水を飲む
・入浴する時間をつくる
・30分早く寝る
・首や手足を冷やさないように守る
・生サラダではなく熱を通す(鍋が手軽ですね)
特定の季節が来ると体調を崩してしまう方は特に養生法について見直してみましょう。
ご予約、お問い合わせはLINEから
セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
院長 金子