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3月, 2025 | セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 公津の杜院の記事一覧
暖かくなり体を動かしたくなる春。新年度のスタートとともに運動習慣を始める方も多いのではないでしょうか?
ですが久しぶりに運動をすると筋肉や関節に負担がかかりケガのリスクが高まります。
そこで今回は運動を始める際に意識したいポイントやケガを防ぐストレッチ、さらに鍼灸を活用した体のメンテナンスについてご紹介します。
寒い冬の間に運動量が減ると筋肉の柔軟性が低下し関節の動きも鈍くなります。
その状態で急に運動を始めると筋肉を傷めたり、関節に炎症を起こしたりすることがあります。特にジョギングやテニス、ゴルフなどのスポーツは急な動作が多いため注意が必要です。
また春は寒暖差が大きく自律神経が乱れやすい時期でもあります。
運動をすることで血行が促進され代謝が上がるメリットはありますが、無理をすると疲労がたまりやすくなるのでまずは軽めの運動から始めましょう。
ケガを防ぐためには運動前のウォーミングアップと運動後のクールダウンが重要です。
特に以下のストレッチを取り入れることで体をスムーズに動かしやすくなります。
①股関節をほぐすストレッチ
股関節周りの筋肉が硬くなると膝や腰に負担がかかりやすくなります。
1. 床に座り足の裏を合わせる。
2. 両手で足を持ち背筋を伸ばしながら膝をゆっくり上下に動かす。
3. 30秒ほど繰り返す。
②ふくらはぎを伸ばすストレッチ
ふくらはぎが硬いと足がつりやすくなったり膝に負担がかかることがあります。
1. 壁に手をつき片足を一歩後ろに引く。
2. かかとを床につけたまま前の膝をゆっくり曲げてふくらはぎを伸ばす。
3. 片足30秒ずつ行う。
運動習慣を長く続けるためには体のメンテナンスも欠かせません。鍼灸は筋肉の緊張を和らげ血流を促進することで、運動のパフォーマンス向上やケガの予防に役立ちます。
◎運動前の鍼灸ケア
・筋肉の柔軟性を高め関節の動きをスムーズにする
・血流を改善しウォーミングアップをサポート
運動前に「陽陵泉(ようりょうせん)」や「足三里(あしさんり)」などのツボを刺激すると足腰の負担を軽減し、スムーズな動きをサポートしてくれます。
◎運動後の鍼灸ケア
・疲労回復を促進し筋肉痛を軽減
・炎症を抑え回復を早める
特に「委中(いちゅう)」や「承山(しょうざん)」のツボは、ふくらはぎの張りや腰の疲れを和らげる効果が期待できます。
運動後のクールダウンと合わせて鍼灸でしっかりケアすると回復がスムーズになります。
運動は健康維持にとても大切ですが無理をするとケガにつながります。
しっかりと準備運動を行いストレッチや鍼灸を活用しながら、自分のペースで運動習慣を続けていきましょう!
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤
最近は気温の変化が激しく新生活や環境の変化もこれから迎えストレスが増える時期です。
その影響で「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「眠りが浅い」といった不眠の悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
東洋医学では春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節とされ、ストレスや自律神経の乱れが睡眠の質に大きく影響します。
今回は不眠の原因と快眠のために役立つツボをご紹介します。
① 自律神経の乱れ
春は寒暖差が大きく体温調節やホルモンバランスを司る自律神経が乱れやすくなります。交感神経(活動モード)が優位になりやすく、夜になってもリラックスできずに寝つきが悪くなることがあります。
② ストレスと「肝」の影響
東洋医学では春は「肝(かん)」のエネルギーが強まる季節とされます。肝は「気(エネルギー)」の流れを調節する働きがあり、ストレスが溜まると気の巡りが滞ってしまいます。その結果イライラや不安感が増し眠りに影響を及ぼすことがあります。
③ 花粉症やアレルギーの影響
春は花粉症の季節でもあり鼻づまりや目のかゆみで夜中に目が覚めたり、熟睡できなかったりすることも。不快な症状が続くと睡眠のリズムが崩れやすくなります。
④ 生活リズムの変化
進学や就職、異動などで生活リズムが変わると体内時計が乱れやすくなります。特に夜遅くまでスマートフォンを見たり不規則な生活が続いたりすると睡眠の質が低下しやすくなります。
鍼灸ではツボを刺激することで自律神経を整えリラックスしやすい状態に導くことができます。
特に以下のツボは睡眠の質を高めるのに役立ちます。
① 百会(ひゃくえ)
【場所】頭のてっぺん(両耳の先端を結んだ線と、顔の中心線が交わるところ)
【作用】自律神経を整えストレスや不安を和らげる。睡眠の質を向上させる。
② 神門(しんもん)
【場所】手首の小指側、横じわの内側にあるくぼみ
【作用】精神を安定させリラックス効果を高める。ストレス性の不眠におすすめ。
③ 安眠(あんみん)
【場所】耳の後ろの骨の少し下、首のくぼみ付近
【作用】眠りを深くし寝つきをスムーズにする。自律神経のバランスを整える。
④ 太衝(たいしょう)
【場所】足の甲、親指と人差し指の間をたどったくぼみ
【作用】「肝」の働きを整えストレスを軽減する。不安やイライラによる不眠などに。
鍼灸の施術に加えて日常生活の中でできる工夫も取り入れるとより快適な睡眠につながります。
・寝る1時間前はスマートフォンを控える
→ 顔の近くで光を見続けることで脳が覚醒し眠りに入りにくくなります。
・就寝前に白湯やハーブティーを飲む
→ 体を温めることで副交感神経が優位になりリラックスしやすくなります。
・ストレッチをする
→ 気持ちよく伸ばしながら深呼吸することで全身ゆるみリラックスしやすくなります。
・寝室の環境を整える
→ 照明を暗くにし静かな空間を作ることで自然と眠気が促されます。
・朝日を浴びる
→ 体内時計をリセットし夜に自然と眠気がくるリズムを作るのに効果的。
春は自律神経の乱れやストレス、気温の変化などの影響で不眠になりやすい季節です。
鍼灸ではツボを刺激することでリラックスしやすい状態を作り快眠をサポートします。
不眠でお悩みの方はぜひ鍼灸施術を試してみてください。継続的に行うことでより変化を感じやすくなります。
またセルフケアとしてストレッチや生活習慣の見直しを取り入れることでより良い睡眠を目指しましょう。
「最近眠りが浅い」「なかなか寝つけない」と感じている方はお気軽にご相談ください。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
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鍼灸師 伊藤
春は気温が上がり冬に溜め込んだ老廃物が排出されやすい時期です。
しかし春は寒暖差が大きく自律神経の乱れや血流・リンパの滞りが原因で「むくみ」が起こりやすい季節でもあります。
今回は春のむくみの原因とアプローチ方法についてご紹介します。
① 気温差による自律神経の乱れ
春は朝晩と日中の寒暖差が大きく自律神経のバランスが乱れがちです。自律神経が乱れると血管の収縮・拡張がうまく働かず、血流やリンパの流れが滞りむくみやすくなります。
② 冬に溜め込んだ老廃物の排出
冬は運動不足や代謝の低下により老廃物が体内に溜まりやすくなっています。春になり代謝が活発になると体が排出しようとしますが、巡りが悪いとむくみとして現れることがあります。
③ 花粉症やアレルギー反応
春は花粉症などのアレルギー症状が出やすい時期です。アレルギー反応による炎症で血流が悪化し、水分代謝が低下することでむくみが起こることがあります。特に目の周りや顔がむくみやすくなります。
④ 春の食生活の変化
春は新生活が始まり食生活が乱れやすい時期でもあります。外食が増えたり塩分の多い食事が続いたりすると、水分を過剰に溜め込みむくみの原因となります。
① 水分代謝を促すツボ刺激
鍼灸では体の巡りを整え余分な水分の排出を促すことでむくみを改善します。特に以下のツボが効果的です。
•三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの上、指4本分の場所)
→ 血流を促し、むくみや冷えの改善に効果的。
•陰陵泉(いんりょうせん)(すねの内側、膝下のくぼみ)
→ 余分な水分の排出を助け、むくみを軽減。
•太谿(たいけい)(内くるぶしとアキレス腱の間)
→ 腎の働きを整え、水分代謝を高める。
•耳のツボ(耳介腎・耳介膀胱)
→ デトックス効果を高めるツボで、むくみ解消に効果的。
② お腹・足元の温め
むくみは「冷え」が関係していることも多いためお腹や足元を温めることが大切です。
鍼灸施術ではお灸を使って胃腸や腎の働きを高め、内側から巡りを良くする施術を行います。
③ 自律神経を整える施術
春は自律神経が乱れやすい季節のためリラックスを促す施術も重要です。頭や首、背中のツボに鍼をすることで副交感神経を優位にし、血流改善をサポートします。
④脚のオイルトリートメント
当院で取り扱っているDr.エバーハルト社の陰陽五行オイルを使用して、血流やリンパの流れを促し老廃物の排出を助ける効果が期待できます。
症状や体質、性格などに合わせて患者様に合ったオイルを選んで行います。
① 白湯を飲む
朝に白湯を飲むことで体内の巡りを良くしデトックスを促します。
冷たい飲み物は体を冷やしむくみを悪化させることがあるので、できるだけ温かいものを摂るのがいいです。
② 軽い運動やストレッチ
春は運動を始めるのに最適な時期です。ウォーキングやストレッチを取り入れることで、血流やリンパの流れを改善しむくみを予防できます。
③ 塩分や添加物の多い食事を控える
加工食品や外食が続くと体内の水分バランスが崩れむくみの原因になります。春野菜(菜の花、アスパラガス、タケノコなど)を積極的に摂ると、デトックス効果が期待できます。
④ ふくらはぎのマッサージ
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ血液を心臓へ戻すポンプの役割をしています。足がむくみやすい方は軽くマッサージをすることでスッキリ感が得られます。
春はむくみやすい季節ですが適切なケアをすることでスムーズにデトックスできます。
鍼灸では水分代謝を促し体の巡りを整える施術を行うためむくみが気になる方にもおすすめです。ぜひ春の体調管理に鍼灸を取り入れてみてください!
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
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鍼灸師 伊藤
春は東洋医学において「肝」の季節とされています。
肝は血の巡りを調整し気(エネルギー)の流れをスムーズにする重要な働きを担っています。
しかしストレスや生活習慣の乱れによって肝の働きが低下すると、さまざまな不調が現れることがあります。
今回は肝の役割や不調のサイン、そして鍼灸によるケアについてご紹介します。
東洋医学における肝の主な役割は以下の3つです。
1. 気の流れ(気機)を調整する
肝は気の流れをスムーズにする働きがあり全身の機能を調整します。この働きが滞るとイライラや不安感、ため息が増えるなどの精神的な不調が現れます。
2. 血を貯蔵し必要な場所へ供給する
肝は血液を貯蔵し必要に応じて全身に送り出します。特に目や筋肉に深く関わっており肝の血が不足すると目の疲れやかすみ目、筋肉のこわばりやこむら返りが起こりやすくなります。
3. 自律神経のバランスを整える
肝はストレスと密接に関係しておりストレスが過剰になると自律神経のバランスが乱れ、不眠や胃腸の不調が引き起こされます。
肝の働きが低下すると以下のような症状が現れることがあります。
精神的な不調:イライラしやすい、怒りっぽい、不安感、憂鬱感
目の不調:目の疲れ、乾燥、かすみ目、充血
筋肉や関節の不調:こむら返り、肩こり、関節の痛み
消化器系の不調:食欲不振、胃のもたれ、下痢や便秘の繰り返し
自律神経の乱れ:寝つきが悪い、眠りが浅い、寝ても疲れが取れない
特に春は気温の変化が激しく自律神経が乱れやすいため、肝の不調を感じる人が増えやすい時期です。
鍼灸では肝の働きを整え気や血の巡りを改善することで、上記の症状を緩和することができます。主に以下のような施術を行います。
1. 「太衝(たいしょう)」への鍼刺激
太衝は足の甲にあるツボで肝の気の流れをスムーズにする効果があります。ストレスによるイライラや自律神経の乱れを整えるのに有効です。
2. 「肝兪(かんゆ)」への施術
肝兪は背中にあるツボで肝の働きを強化し血の巡りを改善します。眼精疲労や筋肉のこわばりがある方におすすめです。
3. お灸で温める「三陰交(さんいんこう)」
三陰交は内くるぶしの上にあるツボで血の巡りを良くし肝・脾・腎を調整する働きがあります。女性の月経トラブルや冷え性の方にも効果的です。
また生活習慣の改善も大切です。適度な運動や深呼吸を心がけリラックスできる時間を作ることが、肝の負担を減らすポイントとなります。
肝は身体と心のバランスを整える重要な臓器です。
ストレスや生活習慣の影響を受けやすく、不調が続くとさまざまな症状を引き起こします。
鍼灸施術では、肝の機能を高め、気や血の巡りを改善することで、不調を和らげることができます。
春は肝の不調が出やすい時期ですが鍼灸によるケアと日々のセルフケアを取り入れることで、心身ともに健やかに過ごせるようになります。
ぜひ鍼灸を活用して肝を整え元気な毎日を送りましょう。
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