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不眠と快眠のためのツボ ~鍼灸で睡眠の質を高める

2025.03.23 | Category: 不眠症,鍼灸

最近は気温の変化が激しく新生活や環境の変化もこれから迎えストレスが増える時期です。

その影響で「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「眠りが浅い」といった不眠の悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?

東洋医学では春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節とされ、ストレスや自律神経の乱れが睡眠の質に大きく影響します。

今回は不眠の原因と快眠のために役立つツボをご紹介します。

春に不眠が起こりやすい原因

① 自律神経の乱れ

春は寒暖差が大きく体温調節やホルモンバランスを司る自律神経が乱れやすくなります。交感神経(活動モード)が優位になりやすく、夜になってもリラックスできずに寝つきが悪くなることがあります。

② ストレスと「肝」の影響

東洋医学では春は「肝(かん)」のエネルギーが強まる季節とされます。肝は「気(エネルギー)」の流れを調節する働きがあり、ストレスが溜まると気の巡りが滞ってしまいます。その結果イライラや不安感が増し眠りに影響を及ぼすことがあります。

③ 花粉症やアレルギーの影響

春は花粉症の季節でもあり鼻づまりや目のかゆみで夜中に目が覚めたり、熟睡できなかったりすることも。不快な症状が続くと睡眠のリズムが崩れやすくなります。

④ 生活リズムの変化

進学や就職、異動などで生活リズムが変わると体内時計が乱れやすくなります。特に夜遅くまでスマートフォンを見たり不規則な生活が続いたりすると睡眠の質が低下しやすくなります。

○不眠に効果的なツボ

鍼灸ではツボを刺激することで自律神経を整えリラックスしやすい状態に導くことができます。

特に以下のツボは睡眠の質を高めるのに役立ちます。

① 百会(ひゃくえ)

【場所】頭のてっぺん(両耳の先端を結んだ線と、顔の中心線が交わるところ)
【作用】自律神経を整えストレスや不安を和らげる。睡眠の質を向上させる。

② 神門(しんもん)

【場所】手首の小指側、横じわの内側にあるくぼみ
【作用】精神を安定させリラックス効果を高める。ストレス性の不眠におすすめ。

③ 安眠(あんみん)

【場所】耳の後ろの骨の少し下、首のくぼみ付近
【作用】眠りを深くし寝つきをスムーズにする。自律神経のバランスを整える。

④ 太衝(たいしょう)

【場所】足の甲、親指と人差し指の間をたどったくぼみ
【作用】「肝」の働きを整えストレスを軽減する。不安やイライラによる不眠などに。

 

快眠のためにできるセルフケア

鍼灸の施術に加えて日常生活の中でできる工夫も取り入れるとより快適な睡眠につながります。

・寝る1時間前はスマートフォンを控える

→ 顔の近くで光を見続けることで脳が覚醒し眠りに入りにくくなります。

・就寝前に白湯やハーブティーを飲む

→ 体を温めることで副交感神経が優位になりリラックスしやすくなります。

・ストレッチをする

→ 気持ちよく伸ばしながら深呼吸することで全身ゆるみリラックスしやすくなります。

・寝室の環境を整える

→ 照明を暗くにし静かな空間を作ることで自然と眠気が促されます。

・朝日を浴びる

→ 体内時計をリセットし夜に自然と眠気がくるリズムを作るのに効果的。

まとめ

春は自律神経の乱れやストレス、気温の変化などの影響で不眠になりやすい季節です。

鍼灸ではツボを刺激することでリラックスしやすい状態を作り快眠をサポートします。

不眠でお悩みの方はぜひ鍼灸施術を試してみてください。継続的に行うことでより変化を感じやすくなります。

またセルフケアとしてストレッチや生活習慣の見直しを取り入れることでより良い睡眠を目指しましょう。

「最近眠りが浅い」「なかなか寝つけない」と感じている方はお気軽にご相談ください。

 

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