- Blog記事一覧 -冷え性の原因とおすすめの入浴法
こんにちは、セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の伊藤です。
今回はこの冬を快適に過ごすため冷え性対策と鍼灸施術についてご紹介していきます!
冬の寒さが本格的になると、多くの方が「冷え」で悩まれるようになります。
手足が冷たくなったり、体の芯から寒さを感じたりする冷え性は放置すると肩こりや腰痛、免疫力の低下などさまざまな不調を引き起こすことがあります。
冷え性の原因は様々で、何かひとつの要素によって引き起こしていることは稀です。ほとんどが複数の要素が絡み合って結果的に冷えが起こっています。
代表的な原因をご紹介します。
冷え性の最も大きな原因は血流の滞りです。血液は全身に酸素や栄養を運びながら体温を調節する役割を持っていますが、血流が悪くなると手足まで十分な血液が届かずに冷えを感じやすくなります。
主な要素
・筋肉量の低下
・長時間同じ姿勢を続ける(デスクワークなど)
・血管を収縮させるストレス
・筋肉量の少なさ
自律神経は体温調節を司る重要な役割を果たしていますが、現代人はストレスや不規則な生活によって自律神経が乱れやすくなっています。
特に交感神経が優位な状態が続くと血管が収縮し冷えが悪化します。
主な要素
・ストレス過多、過労
・生活リズムの乱れ
・睡眠不足
・飲食の不摂生
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、皮下脂肪が多い傾向があります。
筋肉は熱を生産する重要な器官であるため、筋肉量が少ないと熱が十分に作られず冷え性になりやすくなります。
また月経周期やホルモンバランスの変化も冷えに影響を与えます。
影響する要素
・エストロゲンの低下(更年期など)
・貧血
・月経による血液循環の変化
・妊娠、出産による体質の変化
日常生活の習慣が冷え性を引き起こす要因になる場合もあります。
・食生活の問題
冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、内臓が冷え全身の体温調節が乱れます。
特に甘いものや脂肪分の多い食事は血流を悪化させることがあります。
・運動不足
運動不足によって筋肉量が低下し、基礎代謝が下がると体が熱を作る力が弱まります。また心肺機能の低下も血行不良を招きます。
・衣服の選択
薄着や締め付けの強い衣服は血流を妨げ冷えを助長します。
外部環境の影響も冷えに関わってきます。特に以下のような状況が冷え性を悪化させます。
・寒冷な気候
冬場の気温低下は、体温を保持するために末端の血流が減少します。
・空調の影響
冷暖房の効きすぎた環境は体温調節機能を弱める原因となります。
冷え性はこれらの要因が複雑に絡み合っています。鍼灸や整体はこれらの根本原因にアプローチできる効果的な方法です。
特に血流改善や自律神経の調整を目的とした施術は冷え性に適しています。
鍼灸では体のエネルギーの通り道である経絡(けいらく)を整えることで、血流を改善し内臓機能を高めることが期待できます。
また鍼やお灸でツボを刺激することで自律神経のバランスを整え、体を内側から温める効果も得ることができます。
「三陰交(さんいんこう)」や「足三里(あしさんり)」といった冷え性改善に効果的なツボへの施術は、手足の冷えやむくみに対して即効性を感じられる患者様も多いです。
三陰交:内くるぶしの頂点から指の幅4本分上がった、骨と筋肉の境目
足三里:膝のお皿の下にある外側のくぼみから指4本分下にあるツボです
さらに日常生活での冷え対策として温かい飲み物を飲む、足元を温める、軽い運動を取り入れることもおすすめです。
ぬるめの「全身浴」でじっくり温まることが非常に効果的です。
熱いお湯は一時的に温まりますが、交感神経が刺激され血管が収縮し、逆に冷えを招くことがあります。
冷え性の方には38℃~40℃のぬるめのお湯に15~20分程度ゆっくり浸かる「全身浴」がおすすめです。
・ポイント:みぞおちのあたりまでしっかりお湯に浸かることで、全身の血行が促されます。
またお風呂にしっかり浸かった後のケアも大切です。
当院では、お風呂後のケアにピッタリの「陰陽五行オイル」を取り扱っております。
体質に合わせて選ぶことができ冷えが気になる脚に塗布していただくだけで、血行が良くなり溜まっていた老廃物が排出されます。
冬になると冷えて不調を起こしてしまう方には漢方泥パック療法もオススメです。
生薬成分を肌から浸透させて血行を促進し内側から温めていきます。
参考画像
気になる方はお気軽にご相談ください!
当院では、患者様一人ひとりの体質や症状に合わせた鍼灸施術を行っています。
冷え性でお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。今年の冬は鍼灸とセルフケアも行い温かく快適に過ごしましょう!
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
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鍼灸師 伊藤
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