- Blog記事一覧 -春の不調を乗り切る!鍼灸で整える体と心
少しずつ暖かくなり春の訪れを感じる季節になりました。
しかしこの時期は「なんとなく体がだるい」「眠気が取れない」「頭が重い」といった不調を感じる方が増える時期でもあります。
これは気温の変化や花粉の影響、自律神経の乱れが関係していると考えられます。
今回は春に起こりやすい不調と、その対策としての鍼灸の効果についてご紹介します。
1. 寒暖差による自律神経の乱れ
春は朝晩の気温差が大きく体温調節を司る自律神経が乱れやすくなります。その結果、疲れやすさや倦怠感、頭痛などの症状が出やすくなります。
2. 花粉症による不調
花粉が飛び始めるこの時期は、鼻づまりや目のかゆみだけでなく頭痛や倦怠感を引き起こすこともあります。さらに鼻呼吸がしづらくなることで睡眠の質が低下し、疲労が抜けにくくなる方も多いです。
3. 冬の間に溜まった老廃物の影響
冬は寒さで代謝が低下し老廃物が体に溜まりやすくなります。春になると体がデトックスしようと働きますが、うまく排出できないとむくみやだるさが続いてしまいます。
春の不調を軽減するためには体の巡りを良くし、自律神経のバランスを整えることが大切です。鍼灸は以下のような効果が期待できます。
・ 自律神経の調整
鍼やお灸でツボを刺激することで緊張した身体をリラックスした状態へ導きます。これにより疲労感やだるさが軽減され質の良い睡眠をとりやすくなります。
・ 花粉症の症状緩和
「迎香(げいこう)」や「合谷(ごうこく)」といったツボを刺激すると、鼻づまりが軽減されやすくなります。また体質改善を目的とした鍼灸施術を続けることで、花粉症の症状そのものが和らぐことも期待できます。
・ 血流促進とデトックス
「足三里(あしさんり)」や「三陰交(さんいんこう)」などのツボを刺激すると、血流が促進され老廃物の排出を助けます。また当院で取り扱っている陰陽五行オイルを使い脚のオイルトリートメントを行うことでむくみや冷えの改善にもつながり体がすっきりします。
日々の生活で意識すると良いポイントもご紹介します。
・ 朝日を浴びる → 体内時計が整い自律神経のバランスが安定しやすくなります。
・ 軽い運動をする → ウォーキングやストレッチで血流を良くしましょう。
・ 食事に気をつける → 春は東洋医学の「肝」の働きが活発になる時期です。緑黄色野菜や酸味のある食べ物を取り入れると良いでしょう。
この時期の不調を放っておくと、5月病のような長引く不調につながることもあります。春の体の変化を上手に乗り切るためにも鍼灸を活用しながら体を整えていきましょう。気になる症状があればぜひご相談ください。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤