- Blog記事一覧 -五月病の原因とケアの方法
新年度が始まり5月頃になると、環境変化の大きかった4月の疲れがどっと出ることがあります。
「なんとなく元気が出ない」「眠れない」「やる気が起きない」などが代表的な不調です。
これはいわゆる五月病と呼ばれる状態です。
五月病の大きな原因はストレスや生活リズムの乱れによる自律神経の不調です。
入学や就職、異動などによって新しい人間関係や慣れない環境にさらされることで、心身に大きな負担がかかります。その結果心と体のバランスを保つ自律神経が乱
れ、不眠、食欲不振、倦怠感、頭痛など、さまざまな症状として現れます。
鍼灸は身体の巡りを整えることで自律神経のバランスを回復させ、心と体の緊張を和らげる効果があります。
特に「百会(ひゃくえ)」や「神門(しんもん)」といったツボは、精神的な疲れを緩和する働きがあり鍼やお灸で優しく刺激を与えることで、不安やイライラ、眠りの質の改善にもつながります。
また鍼灸施術を受けることでリラックス効果が高まり、自分では気づきにくい体のこわばりや緊張もほぐれ、自然治癒力を引き出す助けになります。
五月病の予防や改善には日々のセルフケアも大切です。
・規則正しい生活:決まった時間に起き、しっかり朝日を浴びることで体内時計が整い、自律神経の安定に繋がります。
・軽い運動:散歩やストレッチなどの軽い運動は気分転換にもなり、心身の緊張をやわらげてくれます。
・緊張を和らげる呼吸法:ダブルインヘールという呼吸法が緊張を和らげ自律神経が乱れている方にもオススメです。
①まず鼻から息を吸った後にさらにもう一度鼻から息を吸います。
②ゆっくりと息を口から吐きます。
この呼吸を習慣化し繰り返していくことで緊張がほぐれやすくなり、心身ともにリラックスする余裕が生まれてきます。
五月病は決して特別なことではなく多くの方が経験する心身の疲れです。
気合いでなんとかするものではなく、無理をせず体と心の声に耳を傾け、必要であれば専門的なケアを受けることも大切です。
当院では一人ひとりの状態に合わせた施術を行っております。心の不調は体からのアプローチでも改善が可能です。
睡眠の質を高め、リラックス作用の高いオーガニックアロマのお取り扱いもありますのでお気軽にご相談ください。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤