- Blog記事一覧 -【健康のプロが教える】疲れが取れない原因とその解消法
現代人は便利さが増す一方で仕事の時間が長くなったり、様々な選択肢が増えたことで頭を働かせすぎたりすることで「疲れ」が溜まっている方が増えています。
多くの人が慢性疲労を抱え、その疲労が回復する間もなく日々の生活をこなしています。
この「疲れ」が続くことで、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
当院では身体の歪みや筋肉の緊張を緩めることで自律神経のバランスを整え、疲れや疲労を根本から解消するお手伝いができます。
この記事では、なぜ疲れが取れないのか、その原因を探り当院でのケアがどのように疲労回復に繋がるかを解説します。
「疲れ」は体の自然な防御反応であり、休息を促すサインです。疲労には大きく分けて肉体的疲労と精神的疲労があります。
肉体的な疲れは身体の使い過ぎによるエネルギーの消耗や血行不良によって引き起こされます。
例えば、重い荷物をたくさん運んだり、激しい運動後に感じる疲労がこれに該当します。
このような場合、筋肉に負荷がかかり、エネルギーが不足することで疲労物質が蓄積され筋肉が緊張します。
この状態を放置すると筋肉のこりや張りが慢性化し、肩こりや腰痛、関節痛といった体の不調に繋がることがあります。
デスクワークなどの長時間同じ姿勢を維持することは「姿勢を支える筋肉が同じ角度、張力で働き続ける」という一種の過労と同じような状態になります。
パソコンやスマホなどの電子機器の長時間の使用も目から脳の疲労へと繋がることもあります。
最終的には血流が悪くなることで代謝が低下し重さ、だるさといった疲労を引き起こす原因となります。
精神的な疲労は、仕事や人間関係、家庭の問題など、日常的な「ストレス」によって引き起こされます。
不安や焦り、イライラなど心が緊張状態にあると自律神経のバランスが崩れ交感神経が優位になります。これにより脳は活動モードに入りやすくなり休息が取れない状態が続きます。
寝つきが悪い、すぐに目が覚める、起きた時のスッキリ感が無い睡眠障害も、精神的な疲労の一つのサインです。
ストレスが蓄積すると、心身ともにリラックスすることが難しくなり、結果として体の疲労感も増していきます。
身体と心の疲れが相互に影響し合うことで、慢性的な疲労が生じるのです。
疲れが取れない原因は病気の場合はまた別ですが、そうでない場合は日常の習慣にあります。
長時間の座り仕事、睡眠不足、運動不足、不適切な姿勢など、現代人が抱える問題は自律神経を乱し、心身に負担をかけ疲労を引き起こします。
姿勢の悪さは筋肉の血行不良や、肋骨の可動性を低下させ呼吸が浅くなり、疲れが取れにくくなる大きな原因となります。
当院でこれらの根本的な原因を探り、施術によるケアだけでなく生活習慣のアドバイスもしております。
筋肉・姿勢・関節・自律神経の観点からお身体の状態に合わせて施術をします。
整体、鍼灸、筋膜リリースといった筋骨格系へのアプローチだけでなく、アロマオイルトリートメントによる循環促進、頭蓋骨や呼吸調整による自律神経バランス調整なども行います。
筋肉や関節の負担が減り、血流が促進しされれるため、体が本来持つ回復力を引き出すことができます。
マッサージやエステでの施術だけでは緩和しきれない「自律神経のバランスを整える」ことができることが大きな特徴です。
疲労が溜まった時にすぐに施術を受けられたらベストですが、忙しい日々を送っているとなかなか施術に来れないこともあるかと思います。
日々の生活の中で実践できるセルフケアを取り入れることで疲れにくい体づくりをすることも大切です。
ここでは自宅でもできる具体的な疲労解消法をご紹介します。
肩甲骨の体操
・両肘を曲げて肩の先端を触る。
・そのまま肘で円を描くように回す。
・肩の関節がゴリゴリとこすれる感じがする場合は肩の先端に触れずに回しても大丈夫です。
・前後に10~20回ほど回すことで肩甲骨周りがほぐれてポカポカしてきます。
腰と背中のストレッチ
・背すじを伸ばし両手を万歳し左手で右手首をつかむ。
・そのまま体を左に倒して右わき腹、腰のストレッチ(反対側は逆の動き)
・真横に倒したり、斜め前に倒したりすることで伸びる角度を変えられるので気持ちの良い角度を見つけてみましょう。
・1回20秒×3セットやるとほぐれて柔らかくなってきます。
下半身の体操(動けば基本はなんでもOKです)
・立ち上がって屈伸を10回行う
・スクワット10回
・両足を広げて四股のポーズ10秒など
日頃から階段を使ったり、近くの買い物なら車ではなく歩いたりして歩数を稼ぐことが重要です。
環境を整える
パソコンを普段からよく使う方はパソコンの位置やイス、机の場所を工夫してみましょう。
イスに座る際にはピンと背すじを張るのではなく深く腰掛けて自然に背もたれを使うことで余計な緊張を防げます。
座り姿勢は足裏が地面にしっかりと着き、膝、股関節が90度になる高さに設定し、画面は目線がやや下になるよう設置することが理想です。
画面の明るさなども疲労に直結するため心地よく使えるよう設定しましょう。
休息を意識する
仕事の能率は適度な休憩を挟むことでUPします。
30分に1度は目や身体を休めるために小休憩を挟み、可能であれば体操をしたり立ち上がって血流を促進させることで疲労が溜まりにくくなります。
キリの良いところで深呼吸をして脱力をしたり、水を飲んで循環を促したりすることも有効です。
帰宅後も疲れを自覚しているようであれば入浴をして早く寝ることで翌日に疲れが残りにくくなります。
当たりまえにように聞こえますが、疲れているのにスマホをいじって夜更かししていたり、仕事のことを考えて頭を働かせてしまっているケースもよくあります。
入浴の習慣があるだけで随分と変わりますので、シャワーだけで済ませている方は自己投資だと思って入浴もしてみてください。
「疲れが取れない」「朝から疲労感がある」と感じたら当院へご相談ください。
休んでも取れない疲れは自律神経のバランスが乱れていたり、身体のゆがみや筋肉の緊張によって起こっている場合があります。
長く疲労が蓄積される前にプロのケアを受けることで、疲れが解消され健康的な生活を取り戻すことができます。
疲れが出にくい身体づくりのために施術だけでなく睡眠や食事などのポイントも一緒にお伝えします。気軽にお問い合わせください。
自律神経の乱れには特に鍼灸施術をオススメしています。
当院での鍼灸は筋肉を緩めるだけでなく血流やホルモン分泌に作用し、体質改善や疲れにくい身体づくりのサポートが可能です。
鍼灸についてはこちらのページをご覧ください。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1
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院長 金子