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デスクワークに多い背部痛と当院での鍼灸施術

2024.10.28 | Category: 鍼灸

こんにちは!セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院の伊藤です。

現代社会では多くの方が長時間のデスクワークを行うため、背部痛を訴える患者様が増えています。

特に長時間同じ姿勢でパソコンに向かうことで首や肩腰に負担がかかりやすく、背中全体に痛みや張りを感じることが多いです。

今回はデスクワークによる背部痛の原因と、鍼灸を用いた効果的な治療法についてご紹介します。

デスクワークによる背部痛の原因

1.姿勢の悪化

長時間のデスクワークは、自然と猫背や前かがみの姿勢が長くなります。

同じ姿勢が続くということは同じ筋肉が同じ角度で使われ続けるということですので、これにより背中の筋肉が硬直し肩甲骨周辺や腰に負担がかかり痛みが生じます。

また頭が前方に傾くことで首の筋肉も引き伸ばされ、さらに背中に負荷をかけてしまいます。

2.血行不良

同じ姿勢を長時間続けると、筋肉が硬直し血行が悪くなります。

血流が滞ることで酸素や栄養が行き届かず、筋肉が疲労しやすくなりこれが痛みの原因となります。

3.ストレスや疲労

精神的なストレスや疲労も背部痛の要因となります。ストレスがかかると無意識に肩や背中に力が入り筋肉が緊張するため痛みを引き起こしやすくなります。

また睡眠不足や不規則な生活も筋肉の回復を妨げ、慢性的な背部痛につながることがあります。

鍼灸による背部痛のアプローチ

鍼灸は背部痛の施術において非常に効果的なアプローチです。

鍼灸は自律神経の働きを整え、東洋医学的にも体内の気や血液の流れを促進する作用があり、それにより筋肉の緊張を緩和し痛みを軽減する効果が期待できます。

以下に、鍼灸による具体的な施術方法とその効果についてご紹介します。

1.ツボへの鍼施術

背中や肩、腰周辺には多くのツボが存在します。鍼施術ではこれらのツボに鍼を刺すことで滞った血行を促進し、筋肉の緊張を緩めてくれます。

例えば肩甲骨の真ん中にある「天宗(てんそう)」や腰部の「腎兪(じんゆ)」などは、背部痛の緩和に効果的なツボとして知られています。

2.経絡のバランス調整

鍼灸では経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギーの通り道を整えることで、身体全体のバランスを取り戻します。

背部痛の場合、特に「督脈」や「膀胱経」などの経絡に働きかけることで、体内のエネルギーの流れをスムーズにし、痛みの根本原因にアプローチします。

3.筋肉の緊張緩和とリラクゼーション

鍼灸で筋肉を直接刺激することで、緊張を和らげる効果があります。

鍼は自律神経を調整し、リラクゼーション効果をもたらすため、ストレスによる筋肉のこわばりや疲労を解消します。

これにより身体全体の緊張が緩み痛みの軽減に繋がります。

日常生活での予防方法

背部痛を予防するためには日常生活での姿勢改善や適度な休息が大切です。

以下のような簡単な習慣を取り入れることで、背中の負担を減らすことができます。

•デスクワーク中は定期的に立ち上がり背伸びやストレッチを行う。

•仕事中の姿勢を意識し肩を後ろに引くようにして猫背を避ける。

•毎日入浴をして血行を促す

•ウォーキングやストレッチなど筋肉を積極的に動かす運動習慣をつける。

まとめ

デスクワークによる背部痛は多くの方が抱える現代病とも言える症状ですが適切な対処法を実践することで痛みを軽減し、快適な生活を送ることができます。

鍼灸は筋肉の緊張を解消し、体内のエネルギーの流れを整えることで自然治癒力を高める施術方法です。

背部痛やコリにお悩みの方は、ぜひ一度鍼灸施術を試してみてください。ご興味のある方はいつでもご相談ください。

 

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