- Blog記事一覧 -梅雨前の「心と体のメンテナンス」
5月も後半に入り少しずつ湿度の高まりを感じる季節になってきました。
この時期は「なんとなく体がだるい」「やる気が出ない」「頭が重い」など、はっきりした病気ではないけれど不調を感じる方が増えてきます。
それには気候の変化や気圧の影響が大きく関係しています。
特に梅雨前は体に湿(しつ)が溜まりやすくなる時期です。
東洋医学ではこの「湿」が体に停滞することで消化力の低下、むくみ、頭重感、倦怠感、関節の痛みなどさまざまな症状を引き起こすと考えられています。
また気圧の変動は自律神経にも影響を及ぼしイライラや不安感、気分の落ち込みといった心の不調にもつながることがあります。
そんな時こそ心と体のメンテナンスが大切です。
まず心のケアとしては無理にがんばりすぎず、「少し余白のある生活」を意識してみてください。
予定を詰め込みすぎず意識的に深呼吸をしたり、ゆっくりお風呂に入ったりするだけでも、副交感神経が優位になり気持ちが落ち着きます。
「やらなきゃ」「ねばらない」と肩肘を張っていると疲れてしまいます。
本当に今日、この瞬間にやるべきなのかを考え、時には明日に回して休む時間を確保するという選択肢も持っておけるといいですね。
そして体のケアには鍼灸や整体の施術がおすすめです。
鍼やお灸でツボを刺激することで、体の気・血・水の巡りを整え「湿」の排出を助けたり、自律神経のバランスをとったりする働きがあります。
特に「脾胃(ひい)」と呼ばれる消化器系の働きを助けるツボや、気の巡りを良くするツボを使うことで心と体の両方にアプローチできます。
さらに日々の食事も重要なポイントです。
湿を溜めやすいこの時期は冷たいものや油っこいものは控えめにし、温かくて消化の良い食事を心がけましょう。
とうもろこし、小豆、はとむぎなどは、体の余分な水分を排出してくれる食材としておすすめです。
不安定になりがちな季節の変わり目だからこそ、ご自身の「今の状態」に耳を傾けていたわることが大切です。
当院では体調に合わせた鍼灸やアロマ、オイルトリートメントなど、心身のバランスを整えるメニューをご提案しています。
気になる不調があればぜひお気軽にご相談くださいね。
お問い合わせは気軽にLINEから!
セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤