- Blog記事一覧 -梅雨の時期の腰痛にご注意を
梅雨の季節になるとなんとなく身体が重だるく感じたり、関節が痛んだりするという声をよく耳にします。
中でも「腰痛が悪化した」「急に腰に違和感が出た」といったご相談が増えるのがこの時期の特徴です。なぜ梅雨の時期に腰痛が起こりやすくなるのでしょうか?
まず大きな要因として挙げられるのが、気圧の変化です。
梅雨時期は低気圧の日が続きます。低気圧になると血流が悪くなったり筋肉がこわばったりすることで、腰まわりの痛みが出やすくなります。
また湿度が高い環境も影響しています。湿度が高くなると体内の水分代謝がうまくいかなくなり、「湿(しつ)」という余分な水分が体内に停滞すると考えられています。
さらに梅雨の時期は運動不足になりがちです。雨の日が続くと外出や運動の機会が減り同じ姿勢で長時間過ごすことが多くなります。
特に長時間のデスクワークやスマートフォンの操作などで腰に負担がかかると、筋肉が硬くなり痛みを感じやすくなります。
こういった環境的ストレスが身体の不調に繋がっています。下記で環境的ストレスについてご説明します。
環境的ストレスとは温度や湿度、気候の変化や職場や学校、家庭の環境などの影響で身体に刺激が入り、心身に不調が出ることをいいます。
この時期は特に気温差が激しいことや、4月から職場や学校のクラスが変わったり変化が多い時期になります。
また本来私達の体はホメオスタシスといって体が熱くなったら汗をかいて体を冷やそうとしたり、血圧が上がれば下げようとする働きがあります。
自律神経が乱れることで調整力が落ち、少しの変化に身体が対応出来ず、血流が悪くなり腰痛の原因になることもあります。
まずは体を冷やさないことが大切です。冷たい飲み物ばかり摂らず、温かいお茶やスープなどを取り入れるようにしましょう。
お風呂ではしっかり湯船に浸かって身体を芯から温め、血流を促進するのも効果的です。
また軽いストレッチや体操を毎日取り入れることもおすすめです。無理のない範囲で腰まわりや下半身を動かすことで、筋肉の柔軟性が保たれ血流も改善されます。
上の写真のようにお尻のストレッチなどを空いた時間に取り入れてみてくださいね。
当院では梅雨時期特有の腰痛に対して鍼灸や整体によるアプローチを行っています。
鍼灸では自律神経のバランスを整えたり、滞った「湿」の排出を助けたりすることで根本的な体質改善を目指します。
慢性的な腰痛にお悩みの方や梅雨時期になると不調を感じやすい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤