- Blog記事一覧 -急に増える“頭痛”や“めまい”の正体は?
「最近、なんとなく頭が重い…」「ふわっとめまいがすることが増えた」
そんなお悩みが増えるのが、梅雨から夏へと移り変わるこの時期です。
実はこの“季節の変わり目”は体にとって見えないストレスがたくさん。
とくに頭痛やめまいは気温や気圧の変化、自律神経の乱れなどが影響しやすい症状です。
東洋医学では季節ごとに気の流れや五臓六腑の働きが変化すると考えられています。
特に梅雨の時期は「湿(しつ)」という余分な水分が体にたまりやすく脾胃(ひい)の働きを弱め、体全体に重だるさや頭のモヤモヤ感を引き起こします。
また天候が安定しない日が続くと自律神経がうまく働かなくなり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて血管の収縮や拡張が乱れやすくなります。
これが頭痛やめまいの引き金になることもあります。
東洋医学では、頭痛やめまいは主に次のようなタイプに分けられます。
• 気虚タイプ(ききょ):エネルギー不足によるふらつき疲労感を伴う
• 瘀血タイプ(おけつ):血の巡りが悪くズキズキと痛む頭痛
• 痰湿タイプ(たんしつ):湿気や老廃物がたまり頭が重くめまいを伴う
患者様一人ひとりの体質や生活習慣により症状の出方もさまざまです。
こうした症状には鍼灸施術がとても有効です。
ツボを刺激することで血流を促し自律神経を整え、体が本来持っている回復力を引き出します。
特におすすめのツボには…
• 風池(ふうち):首の後ろ、頭痛やめまいの緩和に◎
• 百会(ひゃくえ):頭のてっぺんにあり、気の巡りを整える
• 内関(ないかん):手首の内側、めまいや吐き気、自律神経の乱れに
• 足三里(あしさんり):胃腸を元気にし、体の土台を整える
当院では患者様の体質や生活背景を丁寧に伺い最適なツボを選んで施術いたします。
オイルトリートメントや温灸などの補助療法と組み合わせることでより深いリラックス効果も期待できます。
鍼灸施術と並行して日々のセルフケアもとても大切です。
• 寝不足や冷えに気をつける(特に首・お腹・足首の保温)
• 湿度の高い日は温かい飲み物で内臓を冷やさない
• ゆっくり湯船につかって自律神経を整える
• スマホやPCの見すぎに注意し、適度に目を休める
• 呼吸を意識して深く行う(副交感神経のスイッチを入れる)
「なんとなく不調」「理由はわからないけどつらい」そんな症状も体からのサインかもしれません。
季節の変わり目は心と体をメンテナンスするチャンスでもあります。
不調が気になる方はぜひ一度ご相談ください。
鍼灸で自然な巡りを整え季節に負けない体づくりを一緒にしていきましょう。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤