- Blog記事一覧 -寝違えの意外な原因と対処法
「朝起きたら首が動かない…」「振り向くだけで激痛が走る…」
そんな経験一度はあるのではないでしょうか?
多くの方が経験する“寝違え”ですが、ただの寝相の問題だと思っていませんか?実は寝違えには意外な原因が潜んでいます。
寝違えは医学的には「急性疼痛性頚部拘縮」と呼ばれ、首周辺の筋肉や靭帯に炎症が起きている状態です。
特に斜角筋や肩甲挙筋など肩や背中とも関係の深い筋肉が関与していることが多いです。
多くは寝ている間の無理な姿勢や冷え筋肉の疲労などが引き金になりますが実はそれだけではありません。
意外な原因① ストレスや疲労の蓄積
東洋医学では首の痛みは「気血(きけつ)」の巡りの悪さが関係すると考えます。
特にストレスが溜まっていたり睡眠不足が続いていたりすると、自律神経が乱れ筋肉が緊張状態になりやすくなります。
その結果就寝中にわずかな姿勢のズレでも筋肉に負担がかかり寝違えを引き起こすのです。
意外な原因② 内臓の不調や冷え
季節の変わり目や冷房の効いた部屋で寝ていると体の深部が冷えて筋肉が硬直しやすくなります。
また東洋医学では「肝」の働きが筋肉や腱と関係しており、肝の疲れ(特にお酒の飲みすぎや目の酷使)が寝違えの一因になると考えられています。
寝違えた直後は無理に動かそうとせず安静にしましょう。痛みが強い場合患部を冷やすと炎症が落ち着きやすくなります。
ただし冷やしすぎには注意が必要です。
また数日経っても痛みが引かない場合や腕にしびれや重だるさを伴う場合は、頸椎や神経に関連した問題が隠れている可能性もあるため専門機関への受診をおすすめします。
寝違えの痛みの緩和はもちろん原因となる筋緊張や姿勢の歪み、自律神経の乱れに対するアプローチも行っています。
鍼灸や整体、電気療法などを用いつらい痛みを和らげながら再発防止にもつなげていきます。
特に鍼灸は深部の筋肉や経絡(けいらく)にアプローチできるため首回りの血流改善や「気」の巡りを良くするのに効果的です。
実際に寝違えで来院された患者様の多くが1〜2回の施術で可動域が広がり、痛みが緩和されたと実感されています。
・枕の高さや寝具の見直し
・寝る前に首や肩の軽いストレッチ
・湯船に浸かって筋肉を温める
・ストレスを溜めない生活習慣
ちょっとした生活習慣の見直しが翌朝の「首が痛い…」を防ぐ大きなカギとなります。
朝の突然の痛みに不安になるかもしれませんが正しいケアと予防を知っておけば大丈夫です。
つらい症状でお困りの方はぜひ一度ご相談くださいね。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
鍼灸師 伊藤