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症例報告 | セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 公津の杜院の記事一覧
患者さんの症例をこちらで紹介させていただきます。
病院で自律神経失調症、パニック障害と診断された患者さんです。
仕事が激務のためあまりお休みを取っておらず、約10年前にパニック障害を発症。
飛行機に乗るのができなくなり仕事に支障が出るように。持ち前の体力で何とか休まず持ちこたえていらっしゃいました。
夜中寝ている時に咳や吐き気が出て睡眠が満足にできない生活が続いておりとても消耗していました。
過労や生活習慣の乱れによる自律神経の乱れが顕著でした。
筋肉の緊張、背骨や骨盤のゆがみによる姿勢不良、関節の固さなどが重なり、交感神経の働きが過剰となっており全体的に血流が悪くなっているようでした
鍼灸と整体の施術を組み合わせ骨格のバランスを整え、自律神経にかかるストレスを減らしていきました。
自律神経はストレスによって乱れていきます。その中でコントロールできるストレスとできないストレスがあります。
お忙しい方にとって急に仕事の量は減らせないので、仕事の方は変わらず行っていただき、身体にかかっている肉体的なストレスや生活習慣のストレスを軽減する方針で計画を組み立てました。
施術にいらっしゃる時間をつくっていただくことと、ご自宅での注意点などをお守りいただきました。
自律神経調整体・鍼灸療法を選択しました。
背骨周辺は交感神経の反応点でもありますので、うつ伏せで首~骨盤にかけてのツボに刺鍼と低周波鍼通電療法を20分。
その後仰向けとなり手・脚・頭・腹部の副交感神経の反応点へ10分ほど刺鍼。
体が緩んだところで背骨や骨盤を整える手技と、当院独自の頭蓋骨調整の施術を行いました。
症状が強く出ていたため週1回の施術をしばらく継続。
以下来院時の経過
2回目 久しぶりに横向きになって寝られた、希望を感じた
3回目 中途覚醒が1回になった
4回目 頭痛や吐き気が減った
5回目 頭痛が5%くらいになった
6回目 のどが楽になってきた
7回目 20代の頃のような感覚になってきた(仕事量が増えても体はまだ楽)
8回目 大阪や福岡の出張の際に飛行機に乗ることができた
その後は2週間空けたり、忙しくなりそうな時は1週間にしたりと施術頻度を調整しながら仕事を頑張り続けるためにメンテナンスで通われています。
忙しい時ほど睡眠、入浴が重要になってきますので生活の優先順位の見直しを行っていただきました。
もともとスポーツジムにも通われていた方なので、筋肉を使ってばかりでは交感神経に働きが偏るのため、ゆっくりとストレッチタイムをつくりオンとオフのメリハリを意識するようアドバイスをしました。
過労による自律神経が乱れ、交感神経が過剰状態が長く続いたことで不調に陥っていらっしゃいました。
生活習慣によって乱れたものは究極を言えば生活習慣を改善しないと本当の意味で改善は難しいと感じています。
この方は健康に対しての取り組みは時間がもったいないと感じてしまっていたのですが、健康になってきたことで仕事の効率が上がったことでガラッと優先順位が変わっていました。
施術でお体の回復をサポートしつつも、働く/休むのバランス感覚を身につけていただくことにも注力して良かったと感じた症例でした。
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セドナ整骨院・鍼灸院公津の杜院
千葉県成田市公津の杜2-14-1セキードセキ1F
院長 金子